イケメン王子系キャラのトップアイドルたちと地味ガールのヒロインがくり広げる、まさかの同居&禁断ラブストーリー。三つ子アイドルの義理の妹になってしまったヒロインは、それだけでも大変なのに、幼なじみや従兄など総勢6人のイケメンアイドルたちからドッキドキのラブ攻撃を受けることになります。ドキドキの萌えシチュエーションと決めゼリフで、乙女な読者のハートは根こそぎ奪われること間違いなし!
母親が再婚をしたため、超人気アイドル3兄弟の妹になった主人公。禁断のラブストーリーがくり広げられます。
登場人物たちはみな輝くイケメンアイドルばかり。そしてなぜか主人公にベタ惚れで、彼女以外の女子キャラはモブ扱いという夢のような状態です。
誰を選べばいいのか迷ってしまうのも無理はない、イケメンアイドルたちの魅力と最新8巻までのラブ展開をご紹介します。
- 著者
- 青月まどか
- 出版日
- 2015-06-01
高校2年生の天宮まつりは、母親が再婚をして大好きな三つ子アイドルグループ「テルツェット」が義理の兄になると知り、びっくり。
嬉し恥ずかし恐れ多し……とドキドキが止まらないのですが、いざ一緒に暮らしてみると彼らの仲は最悪。喧嘩ばかりしていました。
そこで彼女は、理想の兄弟になってもらおうと家事などを完璧にこなし、なんとか仲を取り持ちます。その優しさに、3兄弟はあっという間にメロメロになってしまうのでした。
熱いラブラブ攻勢をしかけてくる彼らにまつりはたじたじ。そこに「テルツェット」のライバルグループ「プリズム」や、世界的アイドルのLUCAなども参戦し……誰にも言えないイケメンたちとのラブ展開がくり広げられます。
- 著者
- 青月まどか
- 出版日
- 2015-10-01
ヒロインのまつりは元気が取り柄の高校2年生。誰にでも優しく、人生は楽しんだもの勝ちというポジティブ志向な頑張り屋さんです。
「テルツェット」をはじめ、出会ったトップアイドルたちをみんな骨抜きにしてしまう天真爛漫さを持ち合わせていて、おまけにスキだらけで押しに弱いため次々とトラブルに巻き込まれるはめに。
「アイドルに言い寄ってもらえる身分ではない」と思ってはいますが、しだいにツンデレ次男の梓に対するトキメキを抑えられなくなり……。
女子も男子も憧れるサラサラのロングヘア―で、ポニーテールやツインテールも似合っています。作中では平凡、地味、と言われていますが文句なしの美少女。容姿や雰囲気は離婚をして離れて暮らしている最初の父親に似ているようなのですが、どうやらその人には大きな秘密があるみたいです。
三つ子の長男の遥は、「テルツェット」のキュート担当。元気と明るさを武器にしています。プライベートではサバサバした性格で、三男の理人とはつまらないことで喧嘩をしてしまう大人気ない一面があります。
まつりに対しては、ナチュラルに話をしたり、後ろから抱きしめて頭の上に顎を乗せたりと、ボディタッチも得意。ただいざ本格的にアプローチをしようとすると、押し倒したものの肝心の「好き」を言うことができない不器用っぷりを見せていました。
コミュニケーション能力は兄弟のなかでもっとも高いので、他の業界人や芸能人とも対等にわたり合うことができます。そのスキルでまつりがピンチになった時はスマートに救ってくれる活躍もみせ、なんだかんだいっても頼れる長男だといえるでしょう。
次男の梓は「テルツェット」のクール担当。大人カッコいいキャラクターをウリにしています。
切れ長の目にピンとはねた茶髪のショートヘアがチャームポイントで、ジャケットにストールをサラッと巻き、変装メガネスタイルも決まっているモデルばりのおしゃれさん。
オフでもアイドルの時と同じようにクールを装っていますが、実際は兄弟で仲良くしたいと思っているのに言い出せない悶々キャラ。プライドが高いのです。その一方プロ意識も高く、仕事には真剣に向き合う努力家。
まつりの前でもカッコつけていたいですが、好きすぎるあまり余裕がなくなり、反則レベルの照れ顔や困り顔を見せてくれることがあります。
クールキャラなためドS系の強気モードを発動することもできますが、純情すぎるまつりをを尊重するあまりなかなか先に進めずにいる模様。
特技は、おでこ・髪・目元などあえて口ではない場所へのキス。照れ隠しと焦らすようなイタズラ心を持つ次男です。
三男の理人は「テルツェット」の癒し系担当。いつもニコニコしている、落ち着いた黒髪の和風美人です。
しかしその実態は長男の遥とギャーギャー子供のような喧嘩ばかり。しかも陰湿な一面を持っています。
その闇要素はまつりに迫ってくる男性たちに対しても発揮され、彼女を守るために兄たちがドン引きするほどの暗躍をみせました。優しくて儚そうな雰囲気をしているだけにギャップが激しく、また「まつりがオレのものだっていうしるし、つけとこうか?」とセクシーに迫ることもできる小悪魔系です。
昴流(すばる)はアイドルグループ界の王者「プリズム」の絶対的エース。大財閥「西園寺グループ」の御曹司で、メガネが似合うパーフェクト王子様な大学1年生です。
まつりとは幼馴染で、「すばる兄ぃ」と呼ばれて慕われていました。家庭の事情で幼い頃に離れ離れになり、芸能人になってから再会します。昔はヘタレなお坊ちゃんキャラでしたが、現在は強気にアプローチを仕掛けるようになりました。
当初は、後輩グループである「テルツェット」を可愛がっていましたが、まつりを巡って急速に関係が悪化しています。
一時は争奪戦から離脱したかのように見えましたが、ある事情からまつりを守るために再び参戦。彼女のために、普段は使わない家の力も利用しました。仕事でもまつりへの愛を爆発させて、目を見張るような進化を遂げています。
- 著者
- 青月 まどか
- 出版日
- 2016-02-01
「プリズム」のムードメーカーで、コミュニケーション能力が高いチャラ男キャラ。オンとオフの差はほとんどなく、恋愛で本気モードになった時のみ男らしい表情を見せます。
はじめは、アイドル界の王子様である昴流が気にしているから、という理由でまつりに興味をもち、からかっているだけでしたが、いつの間にがベタ惚れしてしまっていました。
まつりとは同じ高校に通っていて、女子生徒から嫌われている彼女のピンチをたびたび救っています。1度告白をして、玉砕する前にまつりの言葉を遮り友達の道を選びましたが、その後かなり強引なアプローチを再開させて、困惑させることになりました。
- 著者
- 青月 まどか
- 出版日
- 2016-06-01
世界的に人気なソロアイドル歌手のLUCA。まつりの従兄で、女の子と見間違われるほどの大きな目をした美少年です。
見た目どおりの弟系キャラで、オバケが怖い、遊園地で大はしゃぎ、そしてまつりのベッドに潜り込んで添い寝と、読者の母性本能を刺激してきます。
しかしいざスイッチを入れれば、超イケメンモードに。さらに「僕すっごくワガママで、欲しいものは手に入れなきゃ気が済まない」という暴君っぷりも発揮してまつりを振り回すのです。
プロとしての実力の高さは圧倒的。ただ「テルツェット」「プリズム」とのライブ対決では、プライドゆえにとんでもない選択をしてしまい、周囲を驚かせていました。
イケメンたちが入れ替わり立ち替わりで迫ってくる毎日に、あたふたするばかりのまつり。しかしいつしか、誰よりも近くで守ってくれる次男の梓に本気で恋をしてしまいました。
2人は、積極的になったかと思えば照れて引いてのくり返し。それでもこっそりと秘密の関係を築いていきます。
まつりと梓が両想いなことを知ってもなお、遥・理人・昴流・大和・LUCAのラブラブ攻撃は止まりません。というよりむしろ、以前より遠慮がなくなり激しくなっていって……⁉
- 著者
- 青月まどか
- 出版日
- 2018-01-04
8巻では、まつりがLUCAのライブ会場で、父親でありカリスマ俳優の佐倉宗佑とばったり遭遇。好感度バツグンの実力派で通っている佐倉ですが、実は女にだらしのないゲスな男で、まつりは自分を隠し子にした彼のことを憎んでいました。
この事情を知っているのは幼馴染の昴流だけ。この時も守ってくれてなんとか気を取り直すことができましたが、その一方で梓には隠しごとをすることになってしまい、おまけに昴流との仲を疑われてしまいます。
また林間学校に行った際は、肝試しの最中に「もうオレでいいじゃん」と大和がキス攻撃……まつりは突き飛ばして逃げたものの、足を痛めて遭難してしまいました。
そこに助けに来てくれたのは……やっぱり梓です。怒りながらも優しく手当をしてくれる彼に、まつりは泣きながら自分が佐倉宗祐の隠し子であることを打ち明けました。
事情を知った梓は、もっと俺を頼ってと励ますのですが、ここでまつりが本作史上最大の大胆すぎる行動に……!想いがあふれるあまり暴走してしまうこのシーンが、8巻最大の見どころでしょう。いつもはクールを装っている梓も、これにはたじたじです。
さらに、これまでキス止まりだった2人の関係が前進するセクシー展開も⁉まだまだドキドキが止まりません。
今をときめくアイドルと家族や恋人になってしまうという、乙女なら誰もが憧れるシチュエーションが楽しめる本作。イケメンたちがヒロインを巡って争い、ぐいぐい迫ってくる愛されすぎな逆ハーレム状態が続きます。いろんなタイプのイケメンを堪能してくださいね。