さっちゃんは『銀魂』最強のドMであり、メガネがよく似合う美人です。忍者として職務をこなす一方、銀さんのことが好きすぎるあまりストーカーしてしまう危ない一面も。 今回は普段はギャグ要因として読者に笑いを届けているさっちゃんの、かわいくてかっこいい魅力を紹介していきます!
彼女は薄紫色のロングヘアーを持つ、ナイスバディな美女です。みんなからは「さっちゃん」という愛称で親しまれており、会話の際はツンデレ口調で喋るのが特徴です。
かつては忍者として活躍していましたが、もろもろの事情により今は始末屋として働いています。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2006-02-03
さっちゃんのチャームポイントはなんといっても、メガネです。メガネをかけていないと日常生活に支障をきたしてしまうほど目が悪く、あの大好きな銀さんでさえ認識できなくなってしまうほど。
一見するとかなりの美女ですが、その性格はまさにドM。銀さんからは何をされても嬉しいと感じる、危険な性癖を持っていることが特徴です。
性転換の回では男性になった姿である「あやお」として登場しています。髪の毛も短く、完全に男になっていて、外見だけはかっこいい姿を見ることができますよ。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2009-04-03
読者の方はご存知のとおり、さっちゃんは銀さんのことが非常に大好きです。勝手に銀さんの家に侵入して、寝ている銀さんに添い寝するほど。完全にアウトです。
28巻ではさっちゃん含め、万事屋一行がインフルエンザにかかってしまいます。
寒くて眠れないという彼女に銀さんが近づいていき、なんと彼女の上に覆いかぶさります。普段は銀さんから雑な扱いを受けているので、これには完全に戸惑ってしまったさっちゃん。誰が見ても照れている様子は、とてもかわいいですよ。
ただ銀さんは理由なく、こんなことをする人ではありません。この話にはしっかりオチがあるので、ぜひ確認してみてくださいね。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2005-10-04
さっちゃんは常に納豆を常備しています。もちろん食べるためですが、時には立派な武器へと変身するのです。
9巻ではひょんなことから、かつてともに忍者修行をしていた服部全蔵らと戦うことになってしまいます。同じ忍者学校で学んでいた女忍者・脇と戦った際に納豆を使用しており、その匂いと納豆特有の粘り気によって見事敵を倒しました。
その納豆の使い方は、もはやプロ。彼女にしか出来ない技なのではないでしょうか。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2013-07-04
普段はあまり絡みのない2人ですが、15巻ではセクシー衣装に身を包んださっちゃんに向かって、作中ナンバーワン・ドSで真選組の沖田が「いいメス豚がいるじゃねーか」と煽っています。ドMな彼女ですが「ケツの青いクソガキが」と返しており、どうやら銀さん以外の人にはあまりなびかないようです。
そんなさっちゃんですが、見事沖田の虜になったこともありました。
50巻ではある事件により、登場人物の性別が転換してしまいます。冒頭でも少し述べましたが、彼女は「あやお」としてかっこいい男に変身します。しかし、女の時と変わらずドMっぷりは健在です。
一方女になってもドSな沖田は、誰かを踏みつけながらムチでお仕置きをしています。この踏みつけられている人物こそ、さっちゃん(あやお)だったのです。さすが生粋のドM。踏みつけられている表情は快感に満ち溢れています。彼女のファンなら必見ですよ。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2005-05-02
猿飛あやめなのにどうして「さっちゃん」と呼ばれているかご存知ですか?その理由があの有名な歌の替え歌として、7巻のエピソードの合間に書かれています。
昔、彼女のことを「猿」と呼んでいた男子達。かわいそうに思った女子達が、「私達がカワイイあだ名考えてあげるから」と気を遣ってくれてさっちゃんという呼び名が誕生したのです。
それにしても、寂しそうな背中の彼女を見ると切なくなってしまいますね。
『銀魂』の登場人物のほとんどは、歴史上の人物がモデルになっています。
さっちゃんのモデルは、猿飛佐助です。真田幸村に仕えていたことで有名な人物ですね。
御本家である猿飛佐助にひけをとらないほどの強さを持っている彼女。モデルとなった人物のことを思い浮かべながら読んでいくのも、『銀魂』の楽しみ方の1つですね。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2014-10-03
さっちゃんは普段ギャグ要因として活躍しており、その戦闘力は謎めいていました。しかし56巻の「将軍暗殺篇」で、今まで明かされていなかった戦闘力の強さを発揮しています。
序盤から将軍暗殺を阻止しただけでなく、京へ向かう途中で味方に隠れていた敵を一瞬で見破り、そのうえ見事に倒しています。その後も奇兵隊の軍勢にひるむことなく立ち向かっていき、忍者の技を最大限に使って敵を蹴散らしていくなど、今までの彼女からは想像もつかないほどの強さを見せました。
忍びとして将軍を護る役目をまっとうする、かっこいいさっちゃんは必見です。
- 著者
- 空知 英秋
- 出版日
- 2015-01-05
同じく忍者である服部全蔵とは、幼少期ともに忍者学校で学んだ幼馴染です。その後は同僚として幕府に仕えていた時期もありましたが、今は別々に仕事をしています。
57巻の「将軍暗殺篇」では、重症を負った全蔵を必死に護るさっちゃんが描かれています。
しかし高杉から襲撃されてしまい、彼女も瀕死の状態に。高杉からの攻撃を受けた際、全蔵が彼女に向けて言った「もう俺の前では泣かせねェ」というセリフは多くのファンへ衝撃を与えました。互いが互いを護り合い、信頼している様子がとても伝わってくるエピソードとなっています。
ちなみに作中でさっちゃんのことを「猿飛」と呼んでいるのは全蔵だけです。幼少期からともに成長してきた2人の謎めいた関係に、これからも目が離せません。
最後に、さっちゃんの名言をご紹介させていただきます。
3位:
「外道畜生必殺の理をあらはす
こんばんは 始末屋さっちゃん見参」
(『銀魂』5巻より引用)
初めて彼女が登場した際のセリフです。始末屋の仕事であるターゲットの前にかっこよく現れましたが、メガネを無くしてしまった少しドジなさっちゃんが見られます。
2位:
「触るな そいつに・・・
御庭番衆(わたしたち)の頭に 触るな」
(『銀魂』57巻より引用)
服部全蔵が敵に囲まれてしまい、もうダメだと諦めかけた時に、さっちゃんがこのセリフとともに登場します。彼女にとって全蔵は特別な存在なのかもしれません。
1位:
「柳生篇だかなんだか知らないけど
散々長いこと放置プレイして久し振りに会えたと思ったらキャバ嬢になれ!?
そんな・・・・・・そんなのって・・・
興奮するじゃないのォォォ!!
どれだけ私のツボを心得ているのよォ!!」
(『銀魂』15巻より引用)
銀さんからキャバ嬢になれと言われ、セクシー衣装に身を包んでノリノリなさっちゃんです。銀さんからは何を言われても嬉しいと感じてしまうのでしょうね。
いかがでしたでしょうか。ギャグ要因としてだけではない、さっちゃんの知られざる一面をたくさん知れたかと思います。もしこの記事を読んで『銀魂』に興味を持っていただいた方は、ぜひ手に取ってみてくださいね。