小説『百錬の覇王と聖約の戦乙女』16巻までの見所ネタバレ紹介!登場人物も

更新:2018.6.15 作成:2018.6.15

2018年夏にアニメ放送も決まり、コミカライズもされている人気ライトノベルシリーズ『百錬の覇王と聖約の戦乙女』。2013年に第1巻が刊行されて以来、2015年には漫画連載が始まり、今なお高い人気を誇っています。 今回は、そんな人気シリーズを既刊分16巻ご紹介します。ネタバレを含みますので、ご注意ください。

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小説『百錬の覇王と聖約の戦乙女』あらすじ【アニメ化決定!】

 

異世界ユグドラシルへと飛ばされてしまった現代の少年・周防勇斗。特別な力など持たない彼の唯一の武器は、スマホで得た現代の知識でした。本作は、未来で知り得た様々な戦略を武器に、異世界で出会い、盃の契りを結び絶対的な関係となった少女達とともに、様々な戦いを経て「覇王」へと続く道を進む痛快無双ファンタジー戦記です。

 

著者
鷹山 誠一
出版日
2013-07-31

登場人物1:武器は未来の戦術戦法!!【周防勇斗(すおうゆうと)】

14歳の時にユグドラシルへ召喚されてしまった現代日本の少年。1巻ではすでに16歳となっており、氏族「狼」の宗主へとなっています。

異世界へ飛ばされたからといって特別な異能を持つわけではありませんが、現代人だからこそ知っている、アレクサンドロス大王や織田信長といった英傑達の戦術を駆使し、盃の契りを交わした少女達とともに戦乱の世を生き抜いていくことになります。

登場人物2:勇斗を支える癒し系の副官【フェリシア】

勇斗と盃の契りを交わした1人で、勇斗の副官という立場の少女です。エインヘリアルという特別な異能を持つ1人で、相手に安らぎを与えることができる呪歌(ガルドル)の使い手。勇斗のことを「お兄様」と呼んでおり、ふわふわとした癒し系の美少女です。

登場人物3:誰よりも強い武人の少女【ジークルーネ】

フェリシアと同様、勇斗と盃の契を交わした1人で、勇斗のことは「父上」と呼んでいます。「狼」の氏族のなかでもトップクラスの力を持つ武人で、勇斗の指示の下、多くの戦いで活躍することになります。ボーイッシュ系の美少女です。

登場人物4:勇斗を最初から知る少女【イングリット】

フェリシアやジークルーネと同様、勇斗と盃の誓いを交わした少女。勇斗のことは「父上」と呼んでいます。フェリシアと同じエインヘリアルで、「剣戟を生む者(イーヴァルディ〉」というルーンを持っています。勇斗が異世界へ召喚された直後からの付き合いで、勇斗にとっても気ごころの知れた間柄です。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』1巻の見所をネタバレ紹介!

ある日突然、神社のご神体である鏡を通して異世界・ユグドラシルへ召喚されてしまった少年・周防勇斗。異世界に暮らす氏族「狼」に救われた彼は、その恩を返すため、現代から一緒に持ってきていたスマホで得た未来の戦法を活かして戦いに挑みます!

著者
鷹山 誠一
出版日
2013-07-31

現代日本に生きる普通の少年が、ある日いきなり異世界へ召喚されてしまう王道の異世界転生ものである本作。ですが、本作の特徴は、第1巻ではすでに主人公の勇斗が異世界で活躍しているところから始まっている点です。

勇斗は異世界へやってきた時に、異世界の住人である氏族「狼」に救われており、その恩を返すため戦いに挑むことになります。

ユグドラシルには「誓盃」という儀式があり、「宗主」と「氏族」がこの儀式をすることで「子弟」という疑似家族のような関係になるという習わしがありました。その関係は実の家族よりも絶対的とされており、とても繋がりの強い関係になります。紆余曲折を経て「狼」の「宗主」となった勇斗は、この儀式を通して、「狼」の氏族であるフェリシア、ジークネール、イングリッドという少女3人と「子弟」の関係になっていました。

本作では、勇斗はスマホで未来の知識を武器とする以外には特別な力は持っていません。その代わり、フェリシアやイングリッドが「エインヘリアル」と呼ばれる特別な能力の持主であったり、ジークルーネのように強い武人だったりして、勇斗をサポートしていくことになります。主人公だけで最強キャラというわけではなく、主人公と少女達を合わせて最強キャラというわけですね。

痛快無双ファンタジーとして楽しい強さも、美少女達と戦うラブコメも、両方同時に楽しむことができるシリーズの第1弾です。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』2巻の見所をネタバレ紹介!

恩義のある「狼」の氏族を守るため、宗主として立ち上がった勇斗が、「蹄」の宗主・ユングヴィを倒したことで大陸は驚きに包まれていました。勇斗の評判はあっと言う間に大陸に広がり、彼の妻にしてほしいという各国の姫君達が次々と現れ……!?

著者
鷹山 誠一
出版日
2013-10-31

スマホから得た未来の戦法を駆使し、異世界であるユグドラシルの覇権争いの戦いに勝利した勇斗の存在は、大陸に驚きをもたらすと同時にその評判も知らしめることになりました。結果、勇斗の周りは、戦い的な意味でもハーレム的な意味でも騒がしくなってきました。

実は、勇斗は現代日本に美月という本命の少女がいます。彼女とは、制限はあるものの連絡も取り合えるという関係なので、勇斗自身は周りにどんなに美少女が現れても、さらに求婚されても、美月一筋のようです。とはいえ、そこはまだ普通の高校生のようで、ひょんな流れから美少女と一緒にお風呂に入ってしまい動揺してしまうなど、不憫なような羨ましいような様子も描かれています。

戦いの面でも、「雷」の宗主・ステインソールという強敵の登場にハラハラドキドキさせられる展開があります。ステインソールは、反則的な強さを持っている存在で、いかに未来の戦略を駆使したからといってそう簡単に勝てる相手ではありませんでした。そこを、勇斗の知恵と少女達の力で乗り越えていく様子には、戦記ものの醍醐味を感じることもできるでしょう。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』3巻の見所をネタバレ紹介!

「狼」の宗主として、大陸のその名をとどろかせるようになった勇斗が、異世界であるユグドラシルへ飛ばされてきたのは2年前、彼が14歳の時でした。今でこそ異世界の生活にも順応し、それどころか「狼」にとっては欠かすことのできない存在となっている勇斗ですが、ユグドラシルへやってきた頃は生きることさえままならない状態でした……。

著者
鷹山 誠一
出版日
2014-01-31

本巻の特徴として、主人公の勇斗がすでに異世界に順応し、「狼」とも信頼関係を築いていたところから始まるという点が上げられます。第1巻の時点ですでに勇斗はそれなりの立ち位置や力を手にしているので、だからこそ最初からワクワクする戦記物語を楽しむことができたわけなのですが、やはりそこに至るまでの物語が気になると思っていた方も多いでしょう。

本巻ではいよいよ勇斗が異世界へやってきてから「狼」と信頼関係を築くまでの過程が描かれていきます。現代で肝試しをしていたところ異世界へと飛ばされてしまった勇斗は、知り合ったイングリッドやジークルーネとはうまくいかず、食べ物さえも体が受け付けず、心身ともに疲弊していました。

14歳の少年がたった1人、何も分からない環境に放り込まれたと思えば当然なのですが、その辺りの心情がとてもリアルで、読んでいて辛くなってきてしまうこともあるかもしれません。しかし、様々な道のりを経て、いつか元の世界へ戻る、それまでは自分を助けてくれた仲間達を守ると勇斗が気持ちを固めていく様は、とても面白く読むことができます。

他にも、勇斗を敵視する「狼」の氏族の男・ロプトとの確執なども描かれるなど、見逃せないシーンの多いが多い第3巻です。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』4巻の見所をネタバレ紹介!

異世界へたった1人やってきて、生きることさえもままならなかった勇斗を助けてくれたのは「狼」達でした。そんな「狼」の未来のため、未来の知識を活用して様々な改革に取り組む勇斗でしたが、一方でもう1つの目的である元の世界へ戻る方法も探し始めていました。

そんなある日、勇斗達は慰安目的でとある温泉地を訪れるのですが……!?

著者
鷹山誠一
出版日
2014-04-28

フェリシアやイングリッド、ジークルーネを始め、数々のヒロインに囲まれている勇斗ですが、本命はあくまでも現代日本にいる美月。そんな美月のいる現代へ戻るため、その方法を模索しているのですが、なかなかうまくいきません。

そんな中、部下達の厚意によって日々の戦いや改革の疲れを癒す目的で、勇斗達は温泉地を訪れることになりました。温泉地を舞台に、自身の想いとは裏腹にハーレム状態であることは間違いない勇斗がどういう展開に巻き込まれていくのか……何となく想像できる方も多いかもしれませんね。いくら美月が本命といっても彼女は遠い存在なので、勇斗もいろいろ大変だなあ、なんて思ってしまいます。

しかし、勇斗達がそんなワチャワチャをしている間にも、「狼」の妹国である「角」には不穏な影が忍び寄っていました。それは、遊牧氏族「豹」。この「豹」を率いるのが、謎の仮面男・フヴェズルングです。実はこの男の正体は、かつて勇斗を敵視し「狼」を去っていった男・ロプト。

過去の因縁もあって勇斗達もなかなかいつも通りにいかない様子もありますが、それでも本来の力を発揮して活路を見出す勇斗達の戦いには、相変わらずワクワクさせてくれます。とはいえ、フヴェズルングとの戦いが本巻で清算されたわけではないので、今後のフヴェズルング――ロプトの動向からも目が離せません。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』5巻の見所をネタバレ紹介!

ユグドラシルはそろそろ冬、―族都に帰ってきた勇斗は、来る冬に備えてコタツを用意しすっかりぬくぬくモード。一方、現代で勇斗のいるユグドラシルについて調べている美月が、ある考古学者と会っていて……。

著者
鷹山 誠一
出版日
2014-08-29

前巻では「豹」の頭目・フヴェズルングことロプトとの戦いを何とか制したものの、制圧するには至らずロプトの今後の動向が気になるところで終わっていましたが、本巻は少し箸休め。ジークルーネや美月などのサブキャラクターを主人公にした短編集です。

勇斗がコタツでぬくぬくしていたり、ジークルーネや山賊退治に向かったり、また現代にいる美月がユグドラシルの秘密について探っていたりする話が収録されています。

なかでも、美月の話「fly me to the moon」は注目です。勇斗の本命である美月ですが、現代にいるためにこれまでどうしてもスポットライトが当たりづらい存在でしたが、今回は現代を舞台に彼女の動きを読むことができます。

美月は、ユグドラシルについてある考古学者に助言を求めていました。そこで、仮説ではあるもののユグドラシルの秘密について少しずつ分かってきたこともあるようです。美月の話を読めるだけではなく、物語そのものに関わる大きな何かがありそうな話になっているので、ぜひ注目してみてください。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』6巻の見所をネタバレ紹介!

ユグドラシル全土に君臨する女帝――それが神帝シグルドリーファです。突如、勇斗の前にお忍び姿で現れた美月そっくりの謎の美女は、まさにそのシグルドリーファでした。意外にも自由奔放な彼女に、勇斗は振り回されてしまうのですが……!?

著者
鷹山 誠一
出版日
2014-10-31

勇斗の前に現れた神帝シグルドリーファ。ユグドラシルの頂点に君臨する存在の彼女は、お忍び姿でいきなり「狼」の元を訪れてきたのです。お忍びということで彼女の正体を知っているのは勇斗とフェリシアだけなのですが、それもあって勇斗は彼女の奔放な言動にすっかり振り回されてしまいます。しかし彼女は、勇斗が元の世界へ戻るためのヒントを持っているようで、勇斗は期待を膨らませます。

しかもシグルドリーファは、美月にそっくりな容姿をしていました。この辺りが今後どのようにストーリーに絡んでくるのかはまだわかりませんが、何かありそうだなと思う読者は多いのではないでしょうか。

一方、そんなシグルドリーファをもてなす勇斗達に、再び「雷」の宗主・虎心王ステインソールが襲来してきたという知らせが入ります。相変わらず反則級の強さを持つステインソールに、勇斗は再び新たな戦術を持って立ち向かうことに。しかし、今回の「雷」軍にはある援軍がいました。

援軍の正体が誰なのか……予想通りという方も多いかもしれませんが、そこはぜひ本編を手に取って確認してみてください。また、本巻はラストで予想外の展開も用意されています。続編への期待が大きくなる終わり方なので、一気に読みたいという方はぜひ次巻も用意してから読み始めてみてくださいね。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』7巻の見所をネタバレ紹介!

遂に現代へ戻り、勇斗は美月との再会を果たしました。3年ぶりの再会に感極まる2人。しかし、帰還できたのは「狼」の力を削ぐための陰謀であったこともあり、勇斗はただ喜んでばかりもいられませんでした。一方、勇斗を失った「狼」はピンチに陥っていて……!?

著者
鷹山誠一
出版日
2015-02-27

当初から勇斗の目的は、「元の世界へ戻ること」でした。その目的が割と唐突に叶ったわけですが、そうなったのも「狼」の力を削ぐためという敵の陰謀があったからこそで、勇斗としては現代へ戻ってきたこと、美月と再会できたことに喜びつつも、ユグドラシルに残してきた仲間のことが心配でなりませんでした。

実際、ユグドラシルでは勇斗を失った「狼」達がピンチに陥っていました。勇斗を失った混乱に「豹」が付けこんできて、一気に攻撃を仕掛けてきたのです。フェリシアやジークルーネ達は必死に抵抗しますが、勇斗の抜けた穴は大きく、「狼」のピンチはなかなか覆りません。

一方、現代に戻ってきた勇斗は、美月とデートをしたり家族と喧嘩したりと普通の男子高校生らしい生活を送りながらも、ユグドラシルについて調べるなど、どうしても残してきた仲間のことが気になっています。

勇斗を失いつつも必死で戦うジークルーネや狼の氏族達の奮闘にハラハラしたり、目的を達したのにやっぱり仲間のことが心配で不安だったりと、戦いやラブコメだけではない面白さはこれまでにはないもの。新しい魅力を感じることのできる第7巻です。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』8巻の見所をネタバレ紹介!

敵の策略によって現代日本へ戻ってきた勇斗でしたが、残してきた仲間のため、生涯のパートナーとなった美月と2人、ユグドラシルに戻ることを決めます。しかし、いよいよユグドラシルへ戻るための儀式に挑もうとした時、またしても敵の策略により思いもかけない事が起こってしまい……!?

著者
鷹山誠一
出版日
2015-06-29

美月を生涯のパートナーとして選んだ勇斗は、美月とともにユグドラシルへ戻ることを決意します。もっとも、勇斗がその決意を固めることは、ここまで読んでいた読者なら予想できた方も多いかもしれません。なのでそれほど意外ではなかったかもしれませんが、その先には意外な展開が待っていました。

いざユグドラシルへ戻ろうとした勇斗達でしたが、敵の策略によって、美月だけがユグドラシルへと飛ばされてしまうのです。やっと再会した2人でしたが、今度は美月が異世界、勇斗が現代日本と別れてしまったわけですね。1人でユグドラシルへ来ることになった美月がどうなるのかと心配でしたが、「狼」の面々は勇斗から美月のことを聞いていたため、案外すんなりと馴染んでいました。

また、美月自身もどうやらユグドラシルで活躍できる力を手に入れつつあるようで、今後、彼女がどういう役割を担っていくのかとても楽しみな展開になっていきます。美月と離ればなれになってしまった勇斗ではありますが、彼の活躍もきちんとあるので、そちらもぜひチェックしてみてください。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』9巻の見所をネタバレ紹介!

ユグドラシルへ帰還し美月や「狼」の仲間達との再会を果たした勇斗。一度、現代に戻ったことにより、現代の知識に加え道具も手に入れた勇斗は、これまでよりもさらにすごい戦いぶりを見せて……!!

著者
鷹山誠一
出版日
2015-11-28

いろいろと試練があったものの何とかユグドラシルへと戻ってきた勇斗。無事に美月や「狼」の仲間と再会も果たし、さらに一度現代へと戻ったことで現代の知識だけではなく現代の道具も手に入れるなど、物語も新たなステージに移ったというところでしょうか。

道具というのも、現代の便利なものというだけではなく、ユグドラシルだからこそ強力な武器になりうるものだとも言えて、つい、なるほどと思ってしまう方も多いかもしれません。また、そんな道具の登場だけではなく、勇斗自身が成長を遂げている様子が描かれており、これまでよりもさらにパワーアップした快進撃を読むことができます。

これまで因縁深い敵として描かれていたロプトとの関係性にも変化があるなど、目を離せない展開が続きます。また、戦いだけではなくラブコメパートも、美月が加わったことによりますます面白さを増しているので、今後がとても楽しみです。「疾風怒涛」というキャッチコピーがぴったりな、疾走感溢れる第9弾です。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』10巻の見所をネタバレ紹介!

季節は夏。族都へと戻ってきた勇斗は、彼の戦いを称える歓声に迎えられていました。「豹」との戦いを決着させて、勇斗達も戦いの合間の休息を楽しんでいたのですが、族都では深刻な食糧問題が起こっていて……。

著者
鷹山誠一
出版日
2016-02-27

ユグドラシルへと帰還した勇斗の戦いや、「豹」の撃退など、戦いに関して常にハラハラドキドキさせてくれる作品ですが、本巻では、そんな外政的な戦いだけではなく、内政的な戦いに関しても描かれていくことになります。

それが、族都の直面している食料問題。戦記というと派手な戦いや、力対力のものがメインになりがちですが、こういった内政的な問題もしっかりと描かれることによって、ファンタジーだけではない、どこかリアリティのある物語として読むことができるのではないでしょうか。

また、何より本巻で注目したいのは、「炎」の宗主の正体です。この宗主、実は勇斗と同じ現代から飛ばされてきた人間なのですが、その正体が誰もが知っているあの歴史上の偉人だったのです。それが誰なのかは、ぜひ手に取って確認してみてください。

また、ラブコメパートでは、美月が加わったことによってフェリシア達の気持ちにも変化があるようで、その辺りにも注目しておきたいところです。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』11巻の見所をネタバレ紹介!

遂に美月と勇斗の結婚式! しかし、その最中に届けられたのは、神帝リーファにより「鋼」の討伐命令が出されたという知らせでした。「狼」を始め多くの氏族達の中に不安が広がる中、「炎」の宗主であるあの男に対して勇斗が取った行動とは……?

著者
鷹山 誠一
出版日
2016-06-30

遂に美月と結婚式を挙げることになった勇斗。そんな幸せの絶頂の中に届けられたものは、神帝シグルドリーファの出した「鋼」の討伐命令でした。「鋼」は、勇斗を筆頭に「狼」と同盟を組んだ氏族達のことです。

討伐命令を受けたのは「鋼」の周辺氏族、すなわち「剣」、「雲」、「牙」、「豹」、「蹄」の連合軍は着々と「鋼」を包囲していき、勇斗達はまさに絶体絶命の危機に陥ってしまいます。そんな中、勇斗が取った行動は、「炎」の宗主であるあの男に接触することでした。

ユグドラシルへ戻ってきた頃から一皮むけたように成長した勇斗ですが、本巻でもそんな姿をしっかりと見せてくれます。特に「炎」の宗主との会談は、まさに言葉の戦いともいっていいハラハラ感があるのでぜひチェックしてみてください。

また、ラブコメパートでは、また新たに勇斗と結ばれる女の子が登場しています。美月を始め、着々と形成されていく勇斗のハーレムも見逃せません。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』12巻の見所をネタバレ紹介!

いよいよ討伐隊との全面対決が始まってしまった勇斗率いる「鋼」達。「鋼」の兵力を超える3万人もの兵数を有する討伐隊が迫る中、勇斗は西の地から帰ってきている途中で……!?

著者
["鷹山誠一", "ゆきさん"]
出版日

遂に始まってしまった討伐隊との全面戦争。本巻ではまだ戦争も始まったばかりという感じではあるのですが、それでも全編を通して戦いの描写が多く、終始ハラハラドキドキ、そしてモヤモヤもさせられる1冊になっています。

討伐隊の戦力は圧倒的ですが、そんな相手に対して冴えわたる戦略を見せる勇斗の姿には、読んでいてかなり満足感があります。もちろん「鋼」の仲間達にも注目したいところがたくさん。なかでも、ロプトの活躍は過去のドラマがあるぶん面白く読むことができるので、ぜひチェックしてみてください。

また、勇斗の使う現代の道具もどんどんパワーアップしています。それもアリなのか、と思うような道具もありますが、それも本シリーズの醍醐味。ただ、戦いが多いぶんラブコメパートは少し減ってしまっているので、その辺りはぜひ次巻に期待してみてください。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』13巻の見所をネタバレ紹介!

強大な勢力で侵攻してきていた「鋼」討伐隊ですが、その一画の敵将ファグラヴェール率いる「戦を告げる角笛」を破ることに成功した勇人達。しかし、勝利に酔いしれることもなく、勇斗はさらなる追撃を指示し……!?

著者
["鷹山誠一", "ゆきさん"]
出版日

「鋼」討伐命令により、ユグドラシル全土を巻き込む全面戦争へと突入した勇斗達ですが、自軍の勢力を遥かに上回る敵に対しても勇斗の持つ現代の戦略と道具で立ち向かっていました。

前巻では敵将ファグラヴェールを破り、まずは討伐軍の一画を崩すことに成功した勇斗でしたが、勝利を喜ぶ暇もなくさらなる追撃をジークルーネ達に指示します。ジークルーネを始めとした「鋼」の精鋭達が戦場を駆け巡る様は疾走感があってとてもカッコイイです。ストーリーのテンポも早いので、最初から最後まであっと言う間に読み終わることができるでしょう。

また、ラブコメパートでは勇斗のハーレムがまた大きくなる展開になっていきます。全面戦争というストーリーが展開されているので、戦いのシーンが多くなるのは当然ですが、そんな中でのラブコメはどこかホッとするシーンでもあるかもしれません。どのヒロインも魅力的だからこそ報われてほしいと思ってしまうのも本作の魅力の1つです。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』14巻の見所をネタバレ紹介!

運命に翻弄され、心を囚われてしまっていた神帝シグルドリーファ。そんな彼女の元へと辿り着いた勇斗はシグルドリーファを助けることに成功しますが、そんな勇斗達の前に現れた敵とは……!?

著者
["鷹山誠一", "ゆきさん"]
出版日

勇斗率いる「鋼」を討伐せよ、と命令を下した神帝シグルドリーファでしたが、彼女はその運命に翻弄され、心を囚われてしまっていました。本巻は、そんな神帝として生まれた故に悲劇を背負うことになってしまったリーファの魅力がギュッと詰まった1冊です。

勇斗によって助けられたリーファは、勇斗と婚姻を結ぶことになります。それは、ユグドラシルの未来を見据えた勇斗にとって必要なことでもありましたが、リーファにとってもやっと手にした幸せでした。ですが、そんな幸せも束の間、リーファにはさらに過酷な運命が待ち受けています。リーファの可愛さや切なさ、そして衝撃の展開に思わず感動してしまう読者も多いのではないでしょうか。

また、全面戦争の局面やユグドラシルの運命の行方など、物語もどんどんクライマックスへと向かっているような盛り上がりを見せてきます。ますます先が気になる展開に、目が離せない気持ちも高まってくること間違いなしです。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』15巻の見所をネタバレ紹介

リーファとの婚姻を経て遂に神帝の地位を手に入れた勇斗は、全宗主に向かって神帝への恭順を求めました。しかし、それに従わないのは「炎」の宗主。現代の歴史の偉人であるその人は勇斗の前に強大な壁となって……!?

著者
["鷹山誠一", "ゆきさん"]
出版日

遂に本シリーズも最終局面に突入しました。ラスボスはもちろんあの人、「炎」の宗主です。

神帝への恭順を拒否し北進を始める「炎」の宗主に対抗する勇斗ですが、やはりこれまでの敵とは一味もふた味も違うようで、かなりの苦戦を強いられています。これまでピンチがありつつも現代の知識や道具がかなり有効に働いていましたが、「炎」の宗主にはなかなか通じないようで、ピンチを脱したと思ったらまたピンチとハラハラする展開が続きます。

また、戦いの他にも注目すべきイベントがいくつかあり、なかでも特に注目したのは美月の出産です。本来であれば手放しで喜ぶ幸福なエピソードなのですが、時が時だけにそうはいかないのが切ないところですが、こういったシーンがあることで余計にピンチのハラハラ感が増してくるようにも感じられます。

ラブコメパートでもいつもとは少し違う雰囲気があり、ますます続きが気になるところですが、今回はここまで。最新刊が出るまで、ぜひここまでの巻を読破してみてください。

『百錬の覇王と聖約の戦乙女』16巻の見所をネタバレ紹介

信長率いる〈炎〉を撤退させた勇斗達。しかし、その代償は大きく、勇斗が信頼を置いていた仲間の1人・スカーヴィズを失ってしまいました。そんな過酷な戦いのなか、彼は戦いへの意志をさらに強くしていき……。

著者
["鷹山誠一", "ゆきさん"]
出版日

勇斗たちは、信頼を置いていた仲間の1人で〈狼〉の若頭補佐を務めていたスカーヴィズを失う代わりに、信長達を退けることに成功しました。痛み分けとはいえ、ひとまず大きな戦いを終えた彼らですが、休む間もなく、今度は東へと軍を勧めることになります。

しかし、その先で待っているのは、女帝ウートガルドが率いる〈絹〉。彼らは、この〈絹〉を制圧することにします。

前巻の信長との戦いが大きすぎて戦い自体はやや地味に見えてしまう感もありますが、それ以上に注目なのは、勇斗の成長でしょうか。特にウートガルドはなかなかの悪役キャラなので、覚醒した勇斗を前にすることになる展開は、スカッとした気持ちになる方も多いかもしれません。

信長との戦いを終え、次なる再戦へと向かうための準備を進めているような本巻。次の巻がますます楽しみになること間違いなしです。

いかがでしたか? 異能を持っているわけではなく、現代の知識と道具を駆使した本作は、戦略や知略を駆使した戦記ものが好きな方にピッタリです。登場するヒロインもみんな可愛く、現代を舞台にしたハーレムにはちょっと飽きたかな……なんて方にもオススメですよ。