『S-君と、彼女と、運命と』の魅力を全巻ネタバレ紹介!登場人物が可愛すぎ

更新:2018.11.29

仮想世界と現実の双方から描かれる学生たちの恋模様が面白い作品『S-君と、彼女と、運命と』。本作は主人公がS(仮想)とR(現実)の世界を行き来しながら、ヒロイン達とちょっとHなラブコメ展開をくり広げていきます。 さらに、仮想世界ならではのSF展開なども盛り込まれており、先を推察して楽しむ事が出来る作品でもあるのです。今回はそんな本作の魅力を全巻ネタバレ紹介していきます。

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『S-君と、彼女と、運命と』が面白い!【あらすじ】

著者
南部ゼロイチ
出版日
2017-05-01

世界初のインプラント情報端末「エポック」を利用した仮想空間「S」が流行している世界。そんな世界で、高校2年生の宙生駆(そらおかける)は、Sで同級生や後輩達に恋愛講座を行っている程の自称モテ男です。

しかし、実際はSでも現実世界「R」でも、女性経験などない「W童貞」である彼は、幼馴染の紬汐里(つむぎしおり)と2年交際していながら、何ら性的な進展がありません。

そんな中、謎のウィルス「NOIR」から、運命の相手を知らせる旨のメールが、生徒会長の榊英恵(さかきはなえ)に届いたことから、徐々に駆の生活に変化が生じていくことになるのでした。


見所1:登場人物が可愛すぎ!

本作は登場人物達によるラブコメ展開を中心とした掛け合いが魅力の作品です。そしてキャラクター達も個性的で、目を引く人物達ばかりです。

特にヒロイン達が実に魅力的で、可愛らしい子達が多く、誰とどのような恋愛展開が描かれるのか楽しみになってしまいます。そんな主要な登場人物について、ご紹介していきます。

宙生駆

主人公の宙生駆はあらすじでもご説明した通り、女性経験がないにも関わらず、周囲には背伸びして恋愛のイロハを語ったりする、見栄っ張りでちょっと困った性格。

そのため、作中ではW童貞であることを必死に隠そうとしたり、見抜かれている相手には汗を流しながらタジタジになってしまったりと、少し情けない場面が多い印象です。

妄想がすぐにHな方向に向かう割には、実践的で有効な女性との接し方が出来ず、恋愛については実は奥手だったりします。

ですが、生徒会長である榊と関わったことをきっかけに、彼の平穏で刺激のない女性関係は少しずつ変化していくことになるのです。

基本的に、ヒロイン達の誰に対しても好意を抱きやすいタイプなので、彼が誰と関係を進展させるかという点については、まだまだわからない状況です。

紬汐里

実に王道の幼馴染キャラといった紬汐里は、スケベでどうしようもない駆にとってのよき理解者でもあります。

駆と交際関係にはありますが、汐里も恋愛経験がないためか男女としての関係がいまいちわからないらしく、進展らしい進展はまったくありません。

しかし、ここぞという時に自分の身を呈して駆を助けようとしたり、駆の心の支えになるような発言をしたりするなど、とても好感の持てるキャラクターです。

一方で他のヒロインの出現などにより駆との関係が少しずつ変化していくことについて、自分でも自覚していないモヤモヤに戸惑うこともあるようです。

とある事情により、現在駆との関係が少し不穏になっています。

榊英恵

生徒会長の榊英恵は実に品行方正な淑女といった見た目で、中身も真面目な優等生。

そんな彼女に届いた謎のウィルス「NOIR」が送付したメールにより、運命の相手がなんと駆であると告げられます。ですが、スケベで見栄っ張りな駆の性格を知っている彼女は、当初は悪戯であるときっぱり切り捨てたのでした。

しかし駆と少しずつ関わる機会が増え、憎まれ口を叩き合ううちに、だんだん異性として意識せずにはいられなくなっていくのです。

その素直になれない様子が実に可愛らしいのですが、駆と汐里の仲睦まじい様子に一歩引いてしまうことが多くあります。

そんな彼女が、駆とどのように距離を縮めていくことになるのか、今後注目したいところです。

見所2:仮想空間という設定が斬新!

続いてご紹介するのは、本作でも重要な設定であるSという仮想空間についてです。数多くの恋愛作品がある中で、仮想空間と現実の両方からのアプローチを描いた作品はなかなか珍しいのではないでしょうか。

この設定の面白いところは、男女としての関係の進捗が仮想と現実の両方に存在することでしょう。Sには、仮想空間での性交渉を可能とする「SX」という仕様があります。

これにより、現実世界での関係に及ぶ前段階として、仮想空間でのスキンシップというフェーズが生まれるのです。本来であれば、一人のヒロインと何らかの形で結ばれた場合、そこで作品は終わりとなります。

しかし、Sという仮想空間での付き合いが現実にどのように反映されるのか、という通常の交際にはない楽しみ方にも期待することが出来るのです。

見所3:タイトルが意味する君、彼女とは?運命の相手は誰だ!

仮想空間というちょっと変わった設定もありますが、どのヒロインと結ばれることになるのか、という王道なストーリー展開にも期待が高まります。

特に、本作は作品が進むとともにヒロインも増えていき、その誰もが駆にとっての「運命の相手」である可能性が示唆されているのです。

また、駆自身の性格もあって、どのヒロインに対しても性的な関心がありありなため、常にドキドキする妄想と展開が待ち受けています。そのため、読者にとっても次から次へと楽しみな展開が続くことになるのです。

果たして、最終的に誰と結ばれることが駆にとっての「運命」なのか、考察しながら読み進めてみてはいかがでしょうか。

『S-君と、彼女と、運命と』1巻の魅力をネタバレ紹介!

著者
南部ゼロイチ
出版日
2017-05-01

駆と榊の出会いから始まる波乱のラブコメディー展開が楽しめる第1巻です。エポックや仮想空間であるSについての基本的な世界観に関する説明や、主要なキャラクターの顔見せといった内容が中心です。

そんな第1巻の見所は、なんといっても駆と汐里の急接近シーン。そして巻の最後には思わずドキドキしてしまうような波乱の展開が待ち受けています。

これまで交際関係とはいっても具体的な恋人らしいことはなかった2人が、いよいよSでとはいえ肉体関係を結ぶ事に、という展開にハラハラが止まりません。とても先が気になるシーンです。

『S-君と、彼女と、運命と』2巻の魅力をネタバレ紹介!

著者
南部ゼロイチ
出版日
2017-08-01

ヒロイン汐里との急接近から始まる第2巻。汐里とのドキドキするような展開がひと段落し、日常に戻ってきた駆を待っていたのは、コンピュータウィルス「NOIR」を中心としたSに関連するトラブルと、新たなヒロイン達とのドタバタの数々でした。

さらに、親友の同級生が榊に恋をしていることを駆に相談するなど恋愛方面での事件も起こり、まだまだ勢いが留まるところを知りません。

そんな2巻の見所は、榊が徐々に駆のことが気になっていく様子がうかがえる描写です。元々交際していた駆と汐里の間に、図らずも割って入る形となった榊。運命の相手を知らせるという謎のメールを受け取ったことで、最初は単に駆という人物に興味を抱いた程度でした。

そんな彼女が駆と関わることによって、少しずつ駆に対する考え方と姿勢が真摯になっていきます。榊が明らかに駆との距離を縮めていく巻となりますので、榊推しの読者はぜひご一読ください。