アナログなボードゲームを楽しむ高校生達の日常を描いた本作。実際に存在するゲームが登場し、ゲームの面白さとともに、高校生達の気持ちと成長も描かれています。アニメ化も決定し、これからますます注目度もあがっていくでしょう。 今回の記事では、そんな本作の12巻までの見所をご紹介します。
京都へ引っ越してきた高屋敷綾は、天真爛漫で社交的な性格の少女。そんな彼女が出会ったのは、引っ込み思案で大人しい、自分とは正反対の武笠美姫でした。
ある日、2人はクラス委員長の大野翠の後を付けることに。そこで、彼女たちがたどり着いた場所とは……。
放課後さいころ倶楽部 (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
2013年09月12日
京都にあるボードゲーム専門店「さいころ倶楽部」を舞台に、少女たちがアナログゲームを楽しみながら成長していく物語。本作に登場するゲームはいろいろありますが、本巻で出てくるのは、有名な「人狼」を始め、「マラケシュ」、「ごきぶりポーカー」など5種類です。
物語は、京都に引っ越してきた綾が美姫と出会い、同じ学校に通うようになるところから始まります。そこでクラス委員長の翠とも出会い、ひょんなことから3人はボードゲーム専門店「さいころ倶楽部」でゲームを楽しむようになるのです。
3人の最初のゲームは、「マラケシュ」というものでした。これはモロッコにあるマラケシュという街をボードにした、すごろくのようなもの。サイコロに運を委ねつつも、高度な戦略性も求められるというゲームです。
ゲームの参加者は、「さいころ倶楽部」の店長に、綾と美姫の3人でしたが、初心者の綾たちが店長に敵うはずもないので、美姫には翠が付くことになりました。
1話目からいきなり珍しいボードゲームが出てきますが、馴染みのないゲームでもその緊張感や面白さがうまく伝わってきて、読者も思わず引き込まれてしまいます。
ゲームの過程では、大人しい美姫や、クールでお堅いタイプの翠がはしゃいだりして、彼女たちの少女らしいかわいらしさも見ることができます。読んでいて、思わずほのぼのとした気分になることでしょう。
ゲームそのものの面白さはもちろんのこと、意外にもゲームに才能を見せる美姫や、感情が豊かなために心理ゲームが苦手な綾など、ゲームをとおして描かれるキャラクターの鮮やかさを感じることのできる第1巻です。
道端で、おじいちゃん相手に将棋を打つ綾。彼女に将棋を教えていたのは、銀という頑固だけど豪快な近所のおじさんでした。
そんな銀さんの前に現れたのは、フランス帰りでチェスをたしなむ白浜というおじさんで……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2014-02-12
ボードゲームをとおして少女達の日常を描く『放課後さいころ倶楽部』第2巻。今回登場するゲームは、「ガイスター」、「インカの黄金」、「カタンの開拓者たち」など5種類です。コミックスの表紙で描かれているのが、「カタンの開拓者たち」です。
「ガイスター」は、将棋によく似たボードゲーム。将棋やチェスのように、戦略を楽しめる内容。今回はチェスをやるおじさんと、将棋をやるおじさんが決着をつけるために、このゲームで戦いをくり広げます。
彼らに振り回される翠が、気の毒なような、かわいいような……思わずクスッと笑ってしまうお話です。
「インカの黄金」では、その度胸試しのようなゲームを通じて、美姫がある決心をする様子が描かれます。ゲームをとおしてキャラクター同士が交流するのはもちろんですが、こういった彼女たちの内面の成長が描かれるのが、本作の見所の1つでしょう。
他にも、前巻で登場した綾に密かな想いを寄せるクラスメイト・田上翔太の友人・吉岡龍二が登場。クールなタイプの彼は、実は美姫のことが気になっていて……と、今後は甘酸っぱい展開も期待できそうと思える一冊です。
夏休みを前に、生徒会では文化祭の企画会議が始まりました。インパクトのある文化祭にしたいと考える副会長の渋沢連は、中学からの後輩である翠に相談を持ち掛けますが……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2014-07-11
少女達の日常が、少しずつ動き出す第3巻。本巻で登場するゲームは、「ニムト」、「キング・オブ・トーキョー」、「ごいた」など5種類です。
前巻までもそうでしたが、相変わらずあまり名前の知らないゲームばかり。ルールを知らない人にとっては新鮮さを感じる一方で、難しさを覚える方もいらっしゃるかもしれません。しかし、それが本作の魅力の1つでもあるので、ぜひ楽しんで読んでみてください。
本巻では、田上の恋愛が少し進展するかも……?と淡い期待を抱いたり、翠の「ゲームデザイナーになる」という夢が明らかになったりと、ほのぼのとした日常だけではない、少女たちの未来のビジョンのようなものが見えて、ドキドキする展開もあります。
翠はもともとゲームデザイナーになることを夢見て、「さいころ倶楽部」でアルバイトをしていたようです。あらゆるゲームに精通していて、その腕も確かという彼女の背景が垣間見えるのも面白いところ。
また、夏休みを迎えた3人がわいわいと旅行を楽しむエピソードもあり、彼女たちの仲のよい様子も楽しむことができるでしょう。
新しいゲーム作りに挑んでいる翠。ある日、店長の知り合いであり、アメリカのゲームデザイナーであるジョージ・ベレスフォードが「さいころ倶楽部」に来店します。
そのことをきっかけに、彼女は自身のゲームを綾達に試してほしいと頼むのですが……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2014-12-12
前巻で登場したアメリカのゲームデザイナーが「さいころ倶楽部」に来店したことで、翠のゲーム作りが一歩前進する本巻。
ゲームデザイナーになることが夢である彼女は、自身が発案したゲーム「ワンルーム」を作っていました。しかし、来店したジョージにゲームを遊ばせてほしいと言われた際、つい尻込みをしてしまうと、彼からきついことを言われてしまうのでした。
しかし、そこで負けないのが彼女のいいところ。自作ゲームを完成させるため、綾と美姫とともにテストプレイをすることにしたのです。夢に向かって頑張る彼女の姿は、普遍的なものながら胸打たれるものがあり、熱い気持ちで読むことができるでしょう。
一方、文化祭の準備も着々と進んでいるよう。「ボードゲームスペース」を作ることになった綾たちが、参考にしようと「ボードゲームカフェ」を訪れるエピソードでは、新たにエミーという少女が登場します。ボードゲームに精通しているらしい彼女が、これからどういう立ち位置になっていくのかも気になる4巻です。
いよいよ、文化祭が開催!ボードゲームスペースを作る用意も万端な綾たちでしたが、副会長の嫌がらせか、彼女たちにあてがわれた場所は、まったく人気のない旧校舎でした。
これではお客さんなんか来ないと焦る彼女たちの前に現れたのは……!?
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2015-05-12
ボードゲームスペースを設置するために、いろいろと準備をしてきた綾たち。しかし、いざ文化祭当日にあてがわれた場所は、旧校舎の3階というまったく人の来ない場所でした。
このままでお客さんどころか、そもそもボードゲームスペースがあることすら知られないまま終わってしまいます。何とかPRしなければ……と考える彼女たちの前に現れたのは、ボードゲームカフェで出会ったエミーでした。
彼女はなんと、この学校に転校してきたのです。ボードゲームスペースは、彼女の機転によって盛況を見せることになるのですが、それは一体どんなアイディアなのでしょうか……。
文化祭で紹介されていたゲームは、これまでにすでに登場していた「インカの黄金」や「ごきぶりポーカー」、そして初登場の「ピット」です。こんなスペースがあったら、とても楽しそうだと感じる方も多いのではないでしょうか。
また本巻には、他の話とはちょっと趣の違うSFファンタジーな話だったり、「だるまさんがころんだ」のルールを変えて遊ぶという、これまでとは違ったゲームも登場。少し色合いの違う本巻を、ぜひ楽しんでみてください。
エミーが用事のために、3人で「さいころ倶楽部」に集まっていた綾たち。最近は4人でいることが多かったため、どこか寂しさを感じていたところに神谷新一という男が現れて……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2015-12-11
本巻の冒頭で登場した男・神谷新一。彼は、以前に「さいころ倶楽部」でアルバイトをしていた男でした。とても優秀な人物らしく、大学を卒業した後にアメリカの会社に就職しました。そして挨拶に寄っただけという彼を店長が引き留め、結局、彼を交えてゲームをすることに。
そこで登場したのは「アクワイア」というマネーゲーム。盤上に企業のコマを置き、株を売買したり、吸収合併したりして企業を大きくしていくという、どちらかというと大人向けのようなゲームです。神谷は、どことなくこのゲームを擬人化したようなキャラクターなので、これが得意というのはなんとなくわかる気がするかもしれません。
また他のエピソードでは、綾の父親が登場。彼女の父親は有名な動物カメラマンで、普段は世界中を駆け回っています。そのため綾にも、いろいろと思うところがあるようです。そんな親子関係を修復してくれたのは、「ブロックス」という陣取りパズルでした。
本巻で登場するゲームは、これらの他に「レディース&ジェントルメン」、「バルバロッサ」など4種類。さまざまな人間関係も見えてきて、ストーリーにも奥行きが見えてきた6巻です。
将来、ゲームデザイナーになることを夢見ている翠。ある日、彼女のアルバイト先の店長から、ボードゲームのコンペに参加しないかと告げられて……!?
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2016-05-12
翠に舞い込んできた、ボードゲームのコンペの話。本巻では、その話がメインといっても過言ではありません。彼女の作っているゲーム以外で登場するものは「プエルトリコ」、「ナンジャモンジャ」、「ダンシングドラゴン」の3種類です。
コンペの話は、以前に登場したジョージからのものでした。彼は翠に対し、まだ君のゲームで遊んでいないと発言。店長を通じてそれを知った彼女は、その言葉を自分への挑戦だと受け取ります。
コンペはプロアマ問わずに参加できるためにチャンスが巡ってきたわけですが、それは同時にプロがライバルになるということ。彼女自身も、そう簡単に通過するとは思っていません。しかしジョージから逃げたくないという理由で、挑むことに決めたのです。
以前に登場した時よりもバージョンアップしているとはいえ、綾たちが実際に遊んでみると、まだまだ問題点があるよう。学校も休んでボードゲーム作りに没頭する翠に、夢があるっていいなあ……なんて思う読者も多いかもしれません。
本巻の最後では、綾たちの進級が目前になっています。2年生からはクラス分けもあって、これからはそれぞれの進路も気になる展開になりそうな予感です。
春になり、綾たちは2年生に進級。そして彼女たちの通う加茂川北高校に、新しい1年生が入ってきました。
そのなかの1人、黒崎奈央は、友達もいなく母親も留守がちで、話す相手はエサをあげている野良猫だけ。そんな彼女と同じアパートには、「さいころ倶楽部」の店長も住んでいて……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2016-10-12
前巻では、それぞれの進路を前にした綾たちが描かれていましたが、そんな彼女たちも2年生に進級。本巻では、新しくメインキャラクターとなる2人の少女が登場します。そのうちの1人が、冒頭で登場する黒崎奈央です。
「〇〇っス」というのが口癖で目つきが悪いことから敬遠されがちで、学校では親しい友達もおらず、家ではあまり帰ってこない母親と2人暮らし。そんな人間関係が希薄ななかに生きているためか、内気で陰気な雰囲気が漂っており、人付き合いも苦手な性格です。
同じアパートに「さいころ倶楽部」の店長が住んでおり、彼と猫がきっかけで、お店に通うようになりました。
そして、そこでもう1人の新キャラクターである、時坂環奈と出会うことになります。彼女は根っからのボードゲーム好き。しかし、一緒に遊んでくれる友達もいなかったこともあり、店で奈央を見つけて声をかけ、一緒に遊ぶようになりました。
今後は、この2人がメインとなって登場するようになるわけですが、もちろんこれまでのメンバーも登場します。これからは先輩と後輩によるゲーム風景も見ることができるので、人数が増えてさらに楽しそうに遊ぶ彼女たちに注目してみてください。
ゲームカフェ「ゲシェンク」で顔を合わせた、奈央たちと綾たち。奈央と環奈は「さいころ倶楽部」ですでに翠とは知り合っていましたが、綾たちとは初対面です。
社交的で明るい性格の綾に、人付き合いが苦手な奈央は戸惑ってしまい……。
放課後さいころ倶楽部 (9) (ゲッサン少年サンデーコミックス)
2017年03月10日
2年生となった綾たちに加わり、メインキャラクターとなった奈央と環奈。今回は、先輩組と後輩組でボードゲームを囲むことになります。翠とは「さいころ倶楽部」で顔見知りになっていた2人ですが、綾や美姫、エミーとは初対面です。
環奈は先輩たちがボードゲームをすると知ってうれしそうにしていますが、奈央は人懐っこく話しかけてくる綾や、外国人のエミーを前に、うまく話すことができない様子。
しかし、そこはボードゲームを使ってさまざまな交流をする本作。ここでも先輩と後輩で、ボードゲームを囲むことになるのです。
人に対しての不信感をぬぐえず、うまく付き合えない奈央。そんな彼女がボードゲームをとおして少しずつ打ち解けていく様子は、まさに本作がもっとも描きたかったことの1つなのではないでしょうか。
ボードゲームは名前も知らない相手とだって、一緒にプレイすれば仲良くなれます。そこにはそれぞれの事情は関係ありません。相手と、そして自分と向き合っていく奈央の様子は、真に迫るものがあるでしょう。
今回、彼女たちが遊んでいるのは「お邪魔者」、「コードネーム」、「アンドールの伝説」など4種類。チームプレイをメインにしたゲームが多いのは、奈央の成長を描こうとしているからかもしれません。
奈央のかわいがっていた野良猫を美姫が引き取ることになり、家へと送り届けた奈央たち。そのことをきっかけに人付き合いが苦手な奈央も、翠や美姫たちとだいぶ打ち解けて話すことができるようになっていました。
そんなある日、奈央と環奈が「さいころ倶楽部」で遊んでいるところへ田上がやってきて……。
- 著者
- 中道裕大
- 出版日
- 2017-09-12
ボードゲームや猫をとおして、少しずつ心を開き始めた奈央。翠ともだいぶ打ち解けて話すことができるようになって、先輩と後輩の関係はどんどん良好なものとなっているようです。環奈のことも呼び捨てで呼べるようになるなど、2人とも楽しそうに過ごしている様子。
本巻は、そんな2人の恋の話がメインとなっています。
環奈は、翠や綾たちとは普通にコミュニケーションが取れますが、だからといって綾のように誰とでも仲良くなれるタイプではなく、特に異性とのコミュニケーションはかなり苦手なようです。
「さいころ倶楽部」に田上がやってきた時も、最初は目もろくに合わせられず、会話もあまりできませんでした。しかし、ゲームをとおして交流することで、少しずつ打ち解けていくのです。
その交流は、やがて淡い恋へと変わっていくのですが、田上が好きなのは綾。環奈は、この時点では彼の好きな相手が綾だとは気が付いていないようですが、複雑な気持ちを抱えることになってしまいました。
一方、奈央の恋の相手は、なんと店長。密かな想いを募らせていく様子は、思春期の女子らしく、読んでいてむずムズムズしながら応援してしまいたくなる方も多いのではないでしょうか。
本巻では、「禁断の砂漠」、「セレスティア」、「パッチワーク」など5種類のゲームが登場。恋とゲームの話を、ぜひ楽しんでみてください。
遂に、自分の気持ちを店長に伝えた奈央。真っ赤になりながらも必死に好きだと、お付き合いしたいのだと伝える彼女に、店長が取った行動とは……!?
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2018-03-12
前巻では、環奈と奈央の恋模様が全編に渡って描かれていましたが、本巻でも引き続き、2人の恋愛が描かれていきます。
冒頭で、遂に店長に告白した奈央。しかし、2人は20歳以上も年が離れています。恋愛に年齢は関係ないとはいいますが……店長にとって、彼女は恋愛対象にはできないようです。大人として子供を想うようにかわいいとは思うものの、恋愛対象にはできないと言われてしまいます。
しかし、人付き合いが苦手で内気な彼女にとって、告白は相当の覚悟がいったはず。それだけでも、彼女の成長を十二分に感じることができるでしょう。また、そんな彼女の行動に触発される形で、環奈も自分を変えようと行動を開始するのです。
「さいころ倶楽部」で知り合った田上に密かな想いを寄せている彼女は、自分の気持ちを伝えるため、勇気を得ようと思い切ったイメチェンをします。本巻の表紙に、見覚えのないキャラクターがいるなあと思った方も少なくないのではないでしょうか?その女の子こそ、イメチェンした環奈なのでした。
登場するゲームは、「クゥワークル」、「スティッキー」、「それはオレの魚だ!」など4種類。ゲームの面白さはもちろんのこと、女子高生たちの恋愛から目が離せない第11弾です。
ドイツ人のエミーは、父親とともに久しぶりに故郷へ里帰りしていました。ドイツ・ハンブルクで祖母と久しぶりの再会を果たして喜んでいた彼女でしたが、そんな彼女の前に現れたのは懐かしい友達で……。
- 著者
- 中道 裕大
- 出版日
- 2018-08-09
前巻までは奈央と環奈の恋愛がメインでしたが、本巻ではエミーが主人公のエピソードが収録されています。12巻となる本巻では、エミーを主人公にドイツを舞台にした話が半分、もう半分は新しいキャラクターによる物語という構成です。
エミーは、翠と同じようにゲームデザイナーになることを夢見ており、その実力は、翠の自作ゲームの問題点をすぐに見抜くほどです。もちろん既存のゲームの実力も高く、ドイツでも友達とボードゲームを囲んでいました。
舞台がドイツになったことで、これまでのお話とはまた少し趣が変わり、新鮮な気持ちで読むことができるのではないでしょうか。悪い噂のあるドイツの友人を心配するエミーも、とてもかわいく描かれています。
後半では、環奈と奈央のクラスメイトである南澤と、そのいとこの瀬戸という男子が新しく登場。南澤は環奈に淡い恋心を抱いているのですが、やや妄想が強過ぎるためか、想いを伝えられないまま、ただ気持ちだけが膨らんでいるようです。
ですが、ひょんなことからお互いにボードゲームが好きということがわかり、交流することに。前巻に引き続き環奈の恋愛エピソードが膨らんでいくのか、今後に期待を持たせる最新刊です。
いかがでしたか?VRや映像美を誇るスマホゲームなどが世の中を席捲するなか、アナログなボードゲームには馴染みがないという方も多いかもしれません。しかし、アナログだからこそ老若男女問わず楽しむことができ、人と人との交流を図ることもできます。本作に登場するゲームは、ほとんど現実に存在しているので、これをきっかけに楽しんでみてはいかがでしょうか。