尊敬できる上司の不倫相手になることを選んだ主人公。ある人と出会い、ようやく不倫関係を脱出できると思ったら……?まさかの復讐劇に巻き込まれていた……!? 2019年にドラマ化されたことでも話題となった「パーフェクトクライム」。もともとは電子書籍投稿サイトで人気に火がつき、漫画化されてさらにファンを集めました。「やっと幸せを掴んだ」というところで、次々と明かされていく陰謀……。Perfect Crime=完全犯罪というタイトルに隠された本作の見所について紹介していきます。
主人公は33歳のOL・前島香織。大手住宅メーカーの優秀なプランナーとして働く彼女でしたが、上司との不倫関係から抜け出すことができず、複雑な想いを抱えていました。そんな彼女の前に現れるのが、香港支社のデザイナーである、東雲遥斗。かなり強引に接近してくる彼に警戒する香織ですが、そこは不倫関係に甘んじている香織らしく、いつしかその推しの強さに甘いものを感じはじめて…
とここまではいかにもなドロドロ展開から始まる本作ですが、それだけで終わらないのがこの漫画のポイント。実は東雲には香織を落としたい、否「堕としたい」理由があったのです!
さまざまな人物の思惑や罠が絡み合う展開に、自分もその駆け引きに巻き込まれているようなスリルを味合うことができます。
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-03-17
冒頭から、読者は東雲が何か企んでいるということはすぐに気付きますが、そこからさらに彼の裏にいる人物や、香織をよく思わない同僚など、怪しい人物が次々に現れます。異性への「スキ」だらけな香織は、もはやトラブルに対する引き寄せ体質を持っているといってもいいほど。
読んでいるとついつい香織にツッコミを入れたくなりますが、誰しもが持つ寂しさも描いており、ついつい先の展開が気になるのがこの作品の魅力。
愛憎劇はもちろん、謎だらけの展開からも目が離せない大人のラブストーリーです。
本作の魅力は、なんといっても「罠」。
本心を隠して、相手に近づき罠にハメる……しかも、それが複数同時に起こることで、物語はどんどん複雑なものになっていきます。罠を仕掛けたにも関わらず、その行動を取ることこそが誰かの罠だった、なんてこともあり、先の展開を読むことがなかなかできません。
登場するキャラクター全員が曲者で、読み進めているうち誰もが怪しく見えてくる…「もう誰も信用できない!」なんて気持ちにすらなってきます。しかし、そんなスリリングな展開のなかでも、どこか憎みきれない、ある意味詰めの甘い登場人物たちが紡ぐ恋愛には、心ときめくものもあります。
不倫や強引な関係など、過激なシーンも満載。一方で相手を貶めようとした罠のなかで芽生えていく恋心や、アラサーあるあるの課題である「仕事と恋愛の両立」など、大人が楽しめる要素が盛りだくさん。大人の女性にこそ読んでほしい漫画です。
大手住宅メーカーのデザイン部プランニング課に勤務するOL・前島香織は、3歳年上の上司・冬木拓馬と、もう7年も不倫関係を続けていました。
そんな彼女の前に、ある日、香港支社No.1のデザイナー・東雲遥斗(しののめ はると)が現れて……!?
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-03-17
香織は、7年前に仕事のミスをした際に慰めてもらったことをきっかけに、上司の冬木と深い仲になり、そのままずっと不倫関係を続けていました。彼は仕事では穏やかなタイプですが、彼女の前では独占欲を隠そうとしないなど、仕事の時とは違う顔を見せます。香織は、そんなところにも惹かれていました。
そんな彼女の生活を一変させることになる人物こそ、香港支社から異動してきた東雲です。
ある日、オフィス内で密会していたところを、彼に見られてしまった香織。しかも仕事上でもコンビを組むことになってしまい、彼女の周りは、にわかにあわただしくなっていくことに。
東雲は冒頭で、初対面であるはずの彼女を見て不敵な笑みを浮かべたり、彼女の心を掴む言葉を言ったりと、まるで「彼女をすでに知っていたかのような」行動を取っています。
一方、香織は冬木に対して強い愛情を抱いていますが、同時に、それが不毛な恋であることもわかっており、気持ちは揺れ動いていました。そこへ付け入るように、東雲が急接近してくるのです。
本巻では、東雲が香織に迫ってくるところで終わっており、続きが非常に気になるところ。他にも、あからさまに東雲を狙う態度を取る女子社員もいて、波乱が起こることは間違いなさそうです。
結局東雲の強引な手にかかり、体を重ねてしまった香織。しかし、7年も関係を続けた冬木への想いも断ち切ることができません。
2人の間で揺れ動く香織でしたが、東雲が彼女に近づく理由が徐々に明らかに……!?
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-03-17
前巻で、東雲と体を重ねてしまった香織。それは決して彼女の本意とするものではありませんでしたが、それをきっかけに東雲の甘美な罠にハマっていくことになります。
とはいえ、7年も関係を続けてきた冬木に対しても、そう簡単に気持ちを割り切ることはできません。彼女は、2人の間で揺れ動くことになります。
しかし香織は、冬木が自分ことはあくまでも「セカンド」としてしか見ておらず、自分が心変わりしたからといって引き留められることもないのだ、ということもわかっているのです。
もともと不倫関係であり、冬木には妻がいます。不毛な恋と頭では理解していても、彼の露骨な態度を目の当たりにして、傷付かずにはいられません。彼女はとうとう、彼との別れを決意するのでした。
一方、仕事では、香織は東雲とのコンビを外され、新たな仕事を任されることになります。そこでコンビになったのが、本社でNo.1のデザイナー・小野です。さわやか系の彼ですが、どうも東雲と冬木、そして香織の関係について、何か秘密を知っているような様子。
どんどんと謎が深くなっていく本巻ですが、東雲がどうして香織の事情をいろいろ知っているのか、そして彼女に近づいてきたのかは、本巻で明かされることになります。彼の接近……そのものが、「罠」だったのでした。
東雲と冬木と香織の、思いがけない関係性に驚きを隠せない第2巻です。
冬木の妻・沙織のため、冬木と香織を別れさせようとしていた東雲。その事実を知った香織は、将来性のない恋愛はやめようと東雲に別れを告げます。
一方、東雲は、自分が香港にいた頃の10年前のことを思い出していて……。
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-05-17
前巻では、東雲が香織に近づいてきた理由が明らかに。
10年前、まだ香港で働いていた東雲は、冬木と結婚する前の沙織と交際をしていました。しかし、彼女が本当に好きだったのは冬木。日本に戻ることになった冬木を追いかけ、彼女は東雲に別れを告げていたのです。
ちなみに、この同じ頃に香港でデザイナーとして働いていたのが、彼の先輩の小野です。だから彼は、東雲と冬木の事情を知っていたのでした。
東雲は別れを告げられ、さらに沙織が冬木と結婚しても、彼女への想いを捨てきれずにいました。だから冬木に不倫を辞めさせるため、香織に近づき、2人を別れさせようと画策したのです。
本巻では、東雲が香織を罠にハメるまでのストーリーが、東雲目線で描かれていきます。しかし、このなかで気になるのは、罠を仕掛けているはずの彼もまた、誰か掌では踊らされているのでは?という読者へのほのめかし。
キーマンとなりそうなのは、冬木の妻・沙織。彼女もまた、冬木と結婚した後に再び東雲に連絡を取ってくるなど、ちょっと不可解なな行動をとっています。彼女がこれからの流れにどうかかわってくるのかも、とても気になるところです。
沙織を幸せにするため、必ず前島香織を潰すと決意していた東雲。
しかし、いざ彼女に近づいてみると、よく表情の変わるところやプランナーとして共感できる部分が多くあることを知り、しだいに心が揺らいでいって……。
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-06-15
前巻から引き続き、東雲視点の物語です。本巻は、彼と香織が、コンビを組んで仕事をしていた頃の話から始まります。
物語としては1巻と2巻と同じ内容なのですが、東雲視点から描かれることによって、不可解だった彼の言動の意味がわかったり、彼の本音を読むことができたりして、1巻2巻とはまた違う面白さを感じることができるでしょう。
彼は、最初こそ沙織を苦しめる香織を恨み、香織と冬木を別れさせ、さらに香織に好意を寄せている小野とくっつけるという計画を立てていました。しかし計画が進むにつれ、彼の心はしだいに香織へ執着するようになっていきます。
そんな自分に、困惑する東雲。そんなところへ、さらに追い打ちをかけるように、番号を教えていないはずの沙織から電話がかかってきます。彼は自分でも気が付かないうちに、誰かに利用されていたのかもしれないと思い始めるのでした。
東雲が香織に近づいた意味や、罠の内容が割と早い段階で明かされたので、これからどうなるのかな?と気になっていた方も多いかもしれません。本巻からは、いよいよ東雲の後ろに見え隠れする違う誰かの匂いが濃厚になってきました。
東雲の罠が崩壊し、彼との関係に終わりを告げた香織。
彼女が去った後、1人残された東雲の前に現れたのは、ある意外な人物で……!?
- 著者
- 月島 綾
- 出版日
- 2018-10-17
本巻から本格的に物語に絡んでくる人物、それが加藤千夏です。彼女は1巻から登場していた人物ですが、なかなか出てこないので気になっていた方も多いのではないでしょうか。本巻の冒頭では、そんな彼女の素性が明かされます。彼女はなんと、冬木のいとこでした。
そのためなのか、冬木と香織、東雲と沙織などそれぞれの関係性を知っているかのよう。東雲の前に現れた彼女が何を企んでいるのかは、この時点ではまだ定かではありません。しかし沙織のことを嫌っているのは確かで、この先どうなってしまうのか、とてもハラハラしてしまいます。
そして本巻では、途中から香織視点に戻ります。東雲への想いを自覚してしまった彼女は、自分がどうするべきなのか悩んでいる様子。そんな揺れ動いている彼女にアプローチをしているのが、小野です。
複数の人物のさまざまな想いがからみ合い、誰がどうなっていくのか、なかなか予想がつかない状況となっています。そんななか香織が仕事でミスをしてしまうのですが、どうやら千夏が絡んでいるようで……。
仕事で大きなミスが起こってしまった香織。その原因は、千夏の発注ミスでした。
そのミスが偶然なのか故意なのかわからないなか、彼女は小野から、千夏が冬木のいとこであることを知らされ……。
- 著者
- ["月島 綾", "梨里緒"]
- 出版日
- 2019-01-17
前巻から本格的に物語へ参戦してきた千夏の想いが、ついに明らかにされる本巻。
仕事で大きなミスが発生した香織は、コンビである小野とともに対応に追われていました。しかし、このミスについて、もしかしたら千夏が故意に起こしたのではないかと、小野は彼女に告げます。彼は、千夏が冬木のいとこであることを知っており、冬木のことを好きなのではないかと疑っているようでした。
そんな忠告に感謝しつつ、香織は千夏に話をしにいきます。そこで千夏は、香織に嫌がらせをするためにわざと仕掛けたものだとあっさり告白したのです。
一方、東雲は、今回のミスは千夏の仕業であること、さらにその裏には黒幕がいることにも気が付いていました。彼が突き止めた黒幕……それは、なんと小野だったのです。
ここまで、さわやかで優しく、香織も信頼を寄せていた小野。今の香織が東雲に想いを寄せる姿は、小野の心を歪めてしまったようです。
そして明らかになる、1つの事実。千夏が本当に好きな人が、判明するのでした。それはいったい誰なのでしょうか。
千夏の想い、さらに小野の本性まで明らかになる本巻。急展開に目が離せません!
香織の後輩であり、彼女の仕事を引き継いで東雲とコンビを組んでいた宇佐美礼子の計らいもあり、東雲と香織は、2人の最初で最後の仕事の成果を一緒に見にいくことになりました。
香織は、東雲に自分の想いを伝えようとしますが……!?
Perfect Crime : 7 (ジュールコミックス)
千夏の想いや、小野の思惑などが明かされた前巻でしたが、それらの罠を乗り越えたことで、香織は東雲への想いをあらためて確認することができました。
一方、東雲もまた、香織のことを好きになっている自分に気が付きます。しかし、香織は小野を選ぶだろうと思い込んでいるため、その想いはなかったことにするつもりのようでした。そんなすれ違い続ける2人ですが、香織の後輩である礼子のおかげで、再び一緒に仕事をすることになるのです。
本巻では、登場する人物がどれも曲者揃いで、何かと裏がある様子。礼子のようなサバサバした性格のキャラクターは、本作の癒しだと感じる方も多いかもしれません。
しかし、そんな彼女の計らいもむなしく、東雲と香織はすれ違ったまま。しかも東雲は当初の予定をくり上げて、香港へと戻ってしまうことになります。
2人はこのまま、すれ違ってしまうのでしょうか……。彼らの気持ちを知っている読者にとっては、じれったい巻かもしれません。
社内で開催される、デザインコンペ。東雲、小野ともに出品しているこのコンペの結果が、いよいよ発表されることになりました。
彼らがそれぞれ作品に込めたメッセージを見た時、香織が取った行動とは……!?
Perfect Crime : 8 (ジュールコミックス)
香織への想いを隠したまま、香港へ帰ってしまった東雲。一方、香織は小野とともに仕事をこなしながらも、東雲のことを忘れられずにいました。
そんななか、小野は香織に、東雲は香港から戻ることはおそらくできないし、もしも香織が彼を追えば、それは香織がこれまで築き上げてきたキャリアを失うことになると忠告します。彼女もそのことはよくわかっていたため、気持ちは揺れていたのです。
そして、いよいよ訪れる社内コンペの授賞式。小野と東雲も、互いにNo.1を狙って出品しています。本巻の見所は、やはりこの授賞式をとおして、小野と東雲、そして香織の気持ちが通い合うところです。
小野と東雲は、互いに優秀なデザイナー。出品した作品には、東雲は香織に対して、小野は東雲に対してのメッセージを込めていました。それは3人にしかわからないものですが、だからこそ、それぞれのメッセージをしっかりと受け取り、気持ちを確認する香織達の姿には、心温まるものがあるでしょう。
ここまで騙し騙し合いをしてきた3人の関係がよい方向へとつながっていく様子は、ここまで読んできた読者にとって感慨深いものとなりそうです。
コンペに出品された東雲の作品を見た香織は、小野と礼子の後押しもあって、東雲に会うため香港へ向かいました。
しかし、ほとんど衝動的に飛び出してきた彼女は、いきなり行ったら東雲がどう思うだろうと不安にかられてしまい……。
Perfect Crime(9) (ジュールコミックス)
コンペを経て、東雲に会いにいく決意を固めた香織。ほとんど飛び出す形で香港へ向かったため、飛行機の中では、突然やってきた自分に、彼がどういう反応をするだろうかと不安になっていました。
しかし空港に到着した彼女を待ち受けていたのは、なんと東雲。驚く香織ですが、彼に抱きしめられ、ようやく2人はお互いの気持ちを確認することができたのでした。
彼らは香港の東雲のマンションに行き、ようやく結ばれた幸せを噛み締めます。しかし、だからといって彼が日本に戻れないこと、香織が香港へ来るためには仕事を辞めなければならないという現実が変わるわけもありません。
プランナーとしてのお互いの感性にも惹かれている2人は、結局、香港と日本でそれぞれ仕事を頑張りながら、遠距離恋愛をする道を選ぶのです。
香織は33歳なので、その年での遠距離恋愛に、周りは心配したり驚いたりしている様子。しかし、東雲も香織もこれまでの恋愛を考えれば、結婚というものをそこまで求めていないのかなとも思えます。
これまで丹念に描かれてきた彼らの心情を知っている読者だからこそ、本巻での2人の姿に、読者も安堵できるでしょう。
ですが、そんな幸せのまま、本巻は終わりません。ラストでは、意味深な新キャラクターが登場。新しい展開に期待ができそうです。
香港と日本で遠距離恋愛をすることになった、東雲と香織。礼子や冬木にも支えられ、再び日本でプランナーとして頑張ることを決めた香織でしたが、そんな彼女の前に現れたのは、東雲にそっくりな容姿の朝日奈でした。
しかも、彼の依頼する部屋のイメージまで東雲にそっくりで……。
Perfect Crime(10) (ジュールコミックス)
ようやく結ばれることのできた東雲と香織が、遠距離恋愛を始めた前巻。2人は遠距離とはいえ、お互いに気持ちが通じ合い、幸せな時間を送っていました。
しかし、日本で仕事を頑張っている香織の前に、東雲にそっくりな容姿を持つ朝日奈という男が現れます。
クライアントとして部屋のプランを依頼してくる彼ですが、その部屋のイメージまでも東雲そっくりで、香織は戸惑いを隠せません。それでも相手は依頼人なので突っ込んだことも聞けず、彼女は思い切って東雲に家族のことを聞いてみることに。
しかし、そこで返ってきた言葉は「家族などいない」というものでした。どうやら彼は、複雑な家庭環境を持っているようです。
そんななか、朝日奈は香織に急接近。警戒する香織ですが、強引かつ巧みな流れで、ホテルの一室に連れ込まれてしまいます。東雲と結ばれて幸せな彼女が朝日奈に気を許すわけはないと思いつつ、それでも彼の香織を陥れるような言動にはハラハラせざるを得ません。
せっかく平和になったところで、今度は何が起こるのでしょうか……!?
『Perfect Crime(パーフェクトクライム)』作者の月島綾は女性漫画家。TL漫画をメインに活躍しており、大人の恋愛を、刺激的なシーンとスピード感のある展開で描くことを得意としています。
たとえば『結婚10年目、また私たちは恋をする。』は、ちょっとしたすれ違いがもどかしい夫婦や元カップルなどが登場する短編集。思いを寄せる相手とのコミュニケーションについて考えさせられる作品です。
他にも『32歳、恋愛結婚は欲張りですか?』は、とにかくハッピーになれる婚活漫画。体の相性や結婚後の価値観、年収などで悩むそれぞれのカップルがどのようにして問題を乗り越えるかが描かれます。こんな恋をしたいと思うこと間違いなし!
また、上記のように大人同士の恋愛を描くことが多いですが、主人公が10代の作品もあります。年上男子好きの女子は必見です!
月島綾は、Twitterのアカウントでも自作の情報をよくリリースしているので、気になった方はチェックしてみては?
- 著者
- 月島綾
- 出版日
- 2019-08-29
いかがでしたか?さまざまな人物の思惑がうごめく本作。場合によっては少し過激なシーンもあるので、ドロドロした大人の恋愛は苦手……という方は注意してください。しかし、きれいな絵柄のおかげもあって、そんなドロドロも楽しんで読むことができるので、甘酸っぱいだけではない大人の恋愛を楽しみたい方は、ぜひチェックしてみてください。