擬音を楽しむ人気絵本6選!オノマトペのリズムが赤ちゃんや幼児におすすめ!

更新:2019.11.3

嬉しいときは「うきうき」、転んだときは「どてっ」、雨が降ったら「ざーざー」。短い言葉で明確なイメージ伝えることができるオノマトペは、子どもが成長する上で欠かせない言葉のひとつです。そこで今回は、まだ言葉を理解できない赤ちゃんや幼児でも、オノマトペのリズムを楽しめる絵本をご紹介します。出産祝いやファーストブックをお探している方も、ぜひ参考にしてみてください。

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赤ちゃんと同じ目線でオノマトペを楽しめる絵本『だっだぁー』

 

「だっだぁー」
「ぶっひゃっひゃぁー」
「むちゅっむちょっ」(『だっだぁー』より引用)

不思議でおかしな赤ちゃん言葉がいっぱい!どんな赤ちゃんも笑顔になれる絵本です。

 

著者
ナムーラ ミチヨ
出版日
2010-06-16

 

「ぎーじぎーじ」「ほっほーほっほー」「べっれーでっれー」

本文は、ユニークなオノマトペだらけ!大人には到底理解ができませんが、まるで本当に赤ちゃんが話す言葉のようで、みんな釘付けになるんです。

読み聞かせのポイントは、赤ちゃんと同じ目線に立つこと。粘土でつくられた顔と同じ表情を浮かべながら、声を小さくしたと思ったら大きくしたり、声色を変えてみたり、赤ちゃんになったつもりで読んであげましょう。

 

赤ちゃんのための定番オノマトペ絵本『しましまぐるぐる』

 

赤ちゃんは「しましま」や「ぐるぐる」が大好き!

赤、青、黄、白、オレンジ、ピンク、黒……カラフルな色で彩られたしましまぐるぐるワールドを楽しみましょう。

 

著者
晃夫, 柏原
出版日

 

2009年に発売されて以来、日本中の赤ちゃんとパパママに支持され続けているベストセラー作品。赤ちゃんのための定番絵本といっても過言ではありません。

ページをめくるたびに、赤ちゃんはにこにこ。なぜこんなに笑うのかというと、赤ちゃんの特性をよく理解したうえで作られているからなんだそう。

黒、白、赤などを使ったカラフルではっきりとした「しましま」と「ぐるぐる」模様、目と口だけのシンプルな「顔」、耳に残る「オノマトペ」。産まれてまもない赤ちゃんでも反応するといわれている要素がたくさんつめこまれているんです。

目と耳で楽しめる、とっておきの一冊。親子のコミュニケーションツールのひとつとして活用してみてくださいね。

 

くり返されるオノマトペのリズムが心地よい絵本『じゃあじゃあびりびり』

 

「じどうしゃ ぶーぶーぶー」
「かみ びりびりびりびりびりびり」
「そうじき ぶいーん ぶいーん ぶいーん ぶいーん」(『じゃあじゃあびりびり』より引用)

赤ちゃんにもなじみ深いオノマトペたちが奏でる、軽快なリズムを五感で感じましょう。

 

著者
まつい のりこ
出版日

 

自動車が走る音「ぶーぶーぶーぶー」、犬が鳴く音「わんわんわんわん」、水道から水が流れる音「じゃあじゃあじゃあ」。

ページをめくるたびにあらわれる、身近なオノマトペたち。短いフレーズをくり返すことで生まれるリズミカルな音は、赤ちゃんの全身へ心地よく響きます。音のバリエーションも豊かなので、赤ちゃんは最後まで飽きずに絵本を楽しむことができるでしょう。

絵本のはじめに、自分の名前を書けるようになっているところも嬉しいポイント。特別な一冊として、いつまでも手元にとっておいてくださいね。

 

アーティスティックな世界を感じるオノマトペ絵本『ごぶごぶ ごぼごぼ』

 

鮮やかな色を背景に、ふわふわ浮かぶ小さな「まる」に、大きな「まる」。

ぷくぷく、ごぶごぶ、じゃわじゃわじゃわ。

静かなオノマトペとともに、増えたり減ったりつながったり、次々と変化していきます。

 

著者
駒形 克己
出版日

 

作者は、造形作家やデザイナーとして世界中で活躍する駒形克己。唯一無二の世界観をアーティスティックに表現しています。

「さわさわ」「ぷくぷく」「ごぼごぼ」水の中にいるかのような、耳に気持ちよく響くリズムのオノマトペに、水泡のようだけどはっきりと何なのかはわからないたくさんの「まる」。この絶妙にマッチした音と形は、不思議だけど魅力的で、次は一体何が起こるのか気になり、ページをめくる手が止まりません。

「まる」のいくつかは穴があいていて、後ろのページの色が顔を出すよう仕掛けが施されています。赤ちゃんに触らせてあげて、ぼこっとした感覚を楽しむのもよいでしょう。

「読む」というよりも「感じる」といった方がしっくりくる一冊。優しく語りかけるように読んであげてくださいね。

 

世代をこえて愛され続ける人気絵本『がたん ごとん がたん ごとん』

 

がたん ごとん がたん ごとん(『がたんごとんがたんごとん』より引用)

黒い機関車がはしっています。

のせてくださーい(『がたんごとんがたんごとん』より引用)

待っていた哺乳瓶を乗せて、機関車は再び走り出します。さあ、次は何を乗せるのでしょうか?

 

著者
安西 水丸
出版日
1987-06-30

 

1987年に発売されて以来、母から子、そして孫へ、世代をこえて愛され続けている絵本です。

「がたんごとんがたんごとん」と走る黒い機関車。その先に待つのは、赤ちゃんもよく知っている哺乳瓶やりんご、バナナたち。「のせてくださーい」と次々に乗りこみます。

「がたんごとんがたんごとん」「のせてくださーい」のやりとりがシンプルにくり返されるだけなのに、クセになってしまうことまちがいなし。最初はからっぽだった機関車の車両が、乗客で埋まっていくさまも楽しく、夢中になってしまうでしょう。

安西水丸らしい、優しくもかわいらしいイラストにも注目。プレゼントにもおすすめです。

 

赤ちゃんの想像力を刺激し育むオノマトペ絵本『もこ もこもこ』

 

絵本を開くとあらわれるのは、「しーん」とした静かな世界。ですが突然「もこ」「もこもこ」「にょき」と得体のしれない何かが次々と地面からふくれあがってきます。

もこもこもこ、にょきにょきにょき、あっという間に大きくなって……。

 

著者
谷川 俊太郎
出版日
1977-04-25

 

詩、絵本、翻訳などさまざまな分野で活躍する作家の谷川俊太郎と、日本モダンアート界の第一人者、元永定正がタッグを組んで作られたロングセラー作品。1977年に出版されたとは思えないほど、今なお新鮮な魅力にあふれています。

出てくるのは、独特なオノマトペと前衛的なイラストだけ。明確なストーリーはありません。それなのに、じっと見入ったり、びっくりしたり、笑ったり、赤ちゃんはあっという間に絵本の世界にひきこまれてしまうのです。

抽象的だけれども、柔軟で自由な世界観が感性を刺激し、想像力を豊かなものへと育くんでくれるでしょう。鮮やかな色彩もあわせてご堪能ください。

 

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