子どもが風邪をひいた時におすすめの絵本6選!病気やバイキンを理解できる!

更新:2019.11.25 作成:2019.11.25

鼻水が出たり、咳が止まらなかったり……体調が悪いと不安な気持ちになってしまう子どもも多いでしょう。この記事では、風邪の症状や予防法、病院での診察などがわかりやすく描かれていて、子どもが風邪をひいた時に読んであげたい絵本を紹介していきます。

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風邪をひいた時に読んであげたいおすすめ絵本『ぼくびょうきじゃないよ』

 

親戚のお兄ちゃんと釣りに行く約束をしていたのに、前日の夜に熱を出してしまったケン。風邪の症状を認めたくないままベットに向かいます。

すると不思議なことに、彼の釣りに行きたい想いがクマのお医者さんを呼び寄せました。

 

著者
角野 栄子
出版日
1994-08-20

 

「国際アンデルセン賞作家賞」を受賞したことで話題になった角野栄子の作品。1994年に刊行されました。

「ゴロゴロ ガラガラ ガラパッチ。ガラゴロ ガラゴロ ゴロパッチ。クチュクチュ ペッペの クマパッチ」(『ぼくびょうきじゃないよ』より引用)

クマのお医者さんが処方する「クマ式うがい」は、独特のリズムと文句で記憶に残ります。風邪をひいていると素直に言えなかったケンが、クマのお医者さんを信頼していく様子がかわいらしく、じっくりと読める作品です。

 

風邪をひいた子犬に感情移入できる絵本『かぜひき ころわん』

 

風邪をひいてしまったのか、くしゃみをしている犬のころわん。しかし母犬の心配をよそに、張り切って外に遊びに出かけます。

するとやっぱり調子は悪くなるばかり……。お医者さんがやってきて、注射やお薬を処方してくれました。

 

著者
間所 ひさこ
出版日
1997-09-01

 

間所ひさこが手掛ける「ころわん」シリーズの一冊。1997年に刊行されました。黒井健の柔らかいタッチで遊び心にあふれるイラストも魅力です。

本作の特徴は、小さなお子さんが自分ところわんを重ねあわせながら読めるところでしょう。ころわんが母犬に見守られながら休む場面では、自分が風邪をひいた時に母親の愛情に触れたことを思い出すはずです。

ころわんが注射を打ったりお薬を飲んだりして元気になるストーリーを読めば、しっかり治療をすると風邪が治ることもわかるはず。子どもが体調を崩してしまった時に読んであげるのもおすすめです。

 

風邪の仕組みを楽しく学べるおすすめ絵本『ばいきんがっこう』

 

お母さんが買ってきてくれた風邪薬を飲んだけんた。すると、身体がみるみる小さくなって、風邪のばい菌たちがいる「ばいきんがっこう」に迷い込みました。

けんたがやって来たことに気づいたばい菌の生徒たちが、次々と襲いかかってきて……。

 

著者
きむら ゆういち
出版日
2005-10-01

 

『あらしのよるに』をはじめ、多数の人気絵本を執筆しているきむらゆういちの作品。2005年に刊行されました。

本作の魅力は、風邪の仕組みを楽しく理解できるよう、工夫が施されているところです。小さくなったけんたがばい菌の生徒たちと戦うストーリーとともに、迷路や間違い探しなどの仕掛けがアクセントのように仕込まれていて、子どもたちを夢中にさせてくれるでしょう。

親子でコミュニケーションをとりながら、楽しく風邪を学べる一冊です。

 

風邪をひいても病院に行くのが怖くなくなる絵本『びょういんにおとまり』

 

入院をすることになった男の子。手続き、診察、検査、そして手術と初めての経験ばかりで、緊張の時間を過ごします。

入院を「おとまり」と表現し、病院での生活を詳細に描いた作品です。

 

著者
アンナ バラージュ
出版日
2009-03-01

 

ハンガリー出身の小児科医、バラージュ・アンナと、同じくハンガリーのイラストレーター、ダーノシュ・ユディットの作品です。

さまざまな検査を受けている時の不安げな様子から、病院での生活に少しずつ慣れて、同世代の友だちができる頃にはすっかり柔らかい表情になる男の子。退院する直前には、両親が面会に来れなくても楽しく過ごせるほどになり、成長が伝わってきます。

小さな子どもは、病院に対して怖いイメージを抱いていることが多いですが、本作を読むとその印象が変わるはず。風邪をひいた時に読めば、不安を取りのぞいてあげられるでしょう。

 

ウィルスと闘う体の仕組みを理解できる絵本『はなみず じゅるじゅる せき ごほごほ』

 

鼻の風邪をひいた男の子と、喉の風邪をひいた女の子。意地悪そうな顔をしたウイルスが、2人を苦しめています。

そんな彼らの前に現れたのは、「ちからマン」。風邪をひいた時に熱が出たり、鼻水や咳が出るのは、体がウィルスと闘っているからだと教えてくれました。

 

著者
細谷 亮太
出版日
2014-10-25

 

小児科医として多くの子どもと接してきた細谷亮太の作品。2014年に刊行されました。イラストはつちだよしはるが担当しています。

喉をアップにしたイラストで、ちからマンとウイルスが闘う様子を描くなど、風邪をひいた時に体のなかでどんなことが起こっているのかわかりやすく描いているのが特徴。鼻をかんだりうがいをしたりすることでウィルスは体の外に出ること、休養やバランスのよい食事が風邪の予防につながることも教えてくれます。

「ごほごほげほげほ」「はなみず チーン かたっぽずつ チーン」など声に出しても楽しい作品なので、読み聞かせにもぴったりです。

 

シンプルなストーリーとかわいいイラストで風邪を理解できるおすすめ絵本『かぜひいた・・・』

 

なんだか鼻がむずむずしてきた少年。あれ?くしゃみが出てきました。鼻水が出て、寒気もしてきて、風邪をひいたと知ります。

熱が出るなか眠りにつくと、怖い顔をしたお医者さんがやって来て、大きな注射を打たれそうになったり、ウィルスにおさえつけられたりと、怖い夢をみてしまいました。

 

著者
小池アミイゴ
出版日
2015-10-16

 

多彩な画風をもつイラストレーター、小池アミイゴの絵本。2015年に刊行されました。本作では、大胆かつコミカルな絵で、風邪をひいてしまった少年をユーモラスに描いています。

風邪をひいてから治るまでの過程が描かれたシンプルなストーリーですが、病院に行って診察をしてもらい、ご飯を食べて、早く寝るという基本をしっかりと理解できるのが魅力でしょう。

また、すべてのページに登場する黄色い猫にもご注目。風邪をひいた少年に同情したり、くしゃみにびっくりしたりする様子が描かれていて、作品を盛り上げています。

 

風邪は誰でもひいてしまうもの。どんなことが予防になるのか、ひいてしまった時はどうすればいいのか、絵本で楽しく学びましょう。