サンタが出てくる絵本おすすめ6選!日本と海外の面白い作品を紹介!

更新:2019.12.16 作成:2019.12.16

クリスマス以外の時は何をしているの?どうやってプレゼントを用意しているの?サンタにはたくさんの謎があります。この記事では、子どもも大人も楽しめる、サンタの秘密を描いた国内外の絵本を紹介していきましょう。

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スケール抜群のおすすめサンタ絵本『100にんのサンタクロース』

 

あるところに、100人のサンタクロースが住む町がありました。皆で力をあわせて、クリスマスに向けた準備をしています。

春にはプレゼントの集計や地図の作成。それからクリスマスツリーを育てたり、おもちゃを運んだりラッピングをしたり……前日まで大忙しです。

当日は世界中にプレゼントを届けに行き、大仕事を終えた後は、サンタクロースたちにもお楽しみが!

 

著者
谷口 智則
出版日
2013-11-10

 

日本画の技術を取り入れた絵が持ち味の絵本作家、谷口智則の作品です。2013年に刊行されました。

100人のサンタクロースというインパクトが最大の魅力。彼らはクリスマスの時期以外は注目されることはないですが、実は1年中この日のために準備をしていたとわかる、楽しい内容です。

本文は短めで、小さなお子さんでも理解できる内容。彼らの家や、100人100様で色とりどりの洋服などがかわいらしく描かれているので、何度読んでも新しい発見があります。

また見返しには100人のサンタクロースが名前付きで紹介されているので、じっくりお気に入りを探してもよいですし、ストーリーと照らしあわせながら読んでも楽しめるでしょう。

 

サンタにまつわる謎をすべて解説する絵本『だれも知らないサンタの秘密』

 

サンタがたった一晩で、世界中の子どもたちにプレゼントを配ることができるのはどうしてでしょうか。

専門教育を受けた小人たちが子どもたちの調査をしていたり、長距離用のソリでプレゼントを輸送していたり……本書では、現代技術を駆使したクリスマスのための準備が次々と紹介されています。

サンタが煙突をくぐれるのにも、秘密が。ふっくらいているよう見えていて実は……?

 

著者
アラン スノウ
出版日
2005-11-01

 

「ニューヨークタイムズ最優秀絵本賞」を受賞した経験もある、イギリス出身の絵本作家アラン・スノウの作品。2005年に刊行されました。

図鑑のようなつくりで、サンタにまつわる謎や秘密を説明してくれている作品。スタイリッシュな切り口と現代的な発想が面白く、大人が読んでも納得できるのが魅力的です。電子機器を活用した情報処理や高速のソリなども、いまの子どもたちには違和感なく受け入れられるでしょう。

吹き出しや小人たちの動きなど、雑学やウィットに富んだジョークも散りばめられていて、見どころが満載。子どもから大人まで、クリスマスを何倍も楽しめる一冊です。

 

1年中楽しめる、おすすめ絵本『あのね、サンタの国ではね…』

 

遠い遠い北の果てにあるサンタの国では、個性的なサンタが大勢暮らしています。

1月は新年のあいさつをして、2月は子どもたちから届いたお礼の手紙を読んで、春になるとトナカイたちは空を飛ぶ練習を始めますし、サンタたちも体力をつけるためのトレーニングをしていました。プレゼントの準備以外にも、やらなければいけないことがたくさんあるのです。

 

著者
["嘉納 純子", "松本 智年", "一色 恭子"]
出版日

 

柔らかなタッチとかわいらしい色使いが魅力の、黒井建の作品。1990年に刊行されました。

サンタがどんなふうに1年を過ごしているかがわかる物語。日本の四季や、学校行事とリンクさせた内容で、すんなりと作品の世界観に入ることができます。それでいて、プレゼントの材料を流れ星から集めたり、おもちゃを畑で栽培したりと夢のあるストーリーが魅力的です。

クリスマスシーズン以外でも、1年中楽しめるはず。タイトルのとおり、読めば「あのね」と誰かに話したくなるでしょう。

 

サンタの勘違いが楽しめるおすすめ仕掛け絵本『まどから おくりもの』

 

クリスマスイブの夜、サンタがヘリコプターに乗って颯爽と現れました。みんなの家をまわります。

窓から部屋をのぞいて、ぴったりのプレゼントを選ぶのですが、外から眺めると見間違えてしまうこともしばしば。ぐっすり寝ているねこさんには、よく似合いそうなかわいいリボンをあげるのですが……。

 

著者
五味太郎
出版日

 

日本絵本界の第一人者である五味太郎の仕掛け絵本です。1983年に刊行されました。

本作のポイントは、サンタが部屋の様子を覗ききこむ窓が切り抜かれていること。ページをめくると、部屋の中にいる動物たちの正体がわかります。サンタがリボンをプレゼントした部屋にいたのは、ねこの柄がプリントされたパジャマを着た、ぶたさんでした。ユーモアのある展開が面白く、想像力をはたらかせながら読むことができるでしょう。

チグハグに思えたプレゼントも、最終的にはみんなが納得するハッピーエンド。楽しそうなサンタの笑顔と、すやすやと眠る動物たちの表情に、やさしい気持ちになれる作品です。

 

小人を主人公にしたフィンランドのおすすめ絵本『サンタクロースと小人たち』

 

フィンランドの遠い北のはずれに、不思議な村があるのをご存知ですか。そこには飛行場や工場があって、たくさんの小人やトナカイと一緒にサンタが暮らしています。

人形の洋服を縫ったり、工場でおもちゃを作ったり、サンタへの手紙を仕分けしたりと、小人たちは大活躍。さらに世界中からは、「いい子」情報が届きます。

 

著者
マウリ=クンナス
出版日

 

フィンランドの人気絵本作家マウリ・クンナスの代表作。1982年に刊行されました。サンタたちが暮らす村と、彼らを精一杯サポートする小人たちの生活の様子が丁寧に描かれています。

鮮やかなのにあたたかい色使いと、細部まで緻密に描かれたイラストも魅力的。たくさんの小人が登場するので、文章に書かれていないストーリーを探して楽しむことができるでしょう。

フィンランドでクリスマスに食べる、幸運のアーモンド入りのお粥など、伝統文化にも触れられます。「サンタさんってどこにいるの?」「プレゼントはどうやって準備しているの?」と聞かれたら読んであげたい作品です。

 

親しみやすいサンタがかわいい!おすすめ絵本『さむがりやのサンタ』

 

クリスマスイブの日の朝、目覚ましの音に、サンタは少し不機嫌な様子で目覚めました。トナカイの世話と身支度をして、大仕事に向け出発します。

でも今日の天気は、残念ながら悪天候。空を飛ぶのも一苦労です。煙突なんかなければいい……と文句を口にしながらも、一軒一軒おうちをまわり、プレゼントを配ります。

 

著者
レイモンド・ブリッグズ
出版日
1974-10-25

 

イギリスのイラストレーターで漫画家の、レイモンド・ブリッグズの作品。日本では1974年の刊行以来、クリスマス定番のロングセラー絵本です。

漫画のコマ割りのような構成で、サンタのセリフも吹き出しに描かれています。「やれやれ、またクリスマスか」と文句を言いながらも、丁寧にトナカイの世話をする様子からは優しい心をもっていることがわかるでしょう。どうやら寒がりのようで、ももひきを履く姿も微笑ましく、その人間らしさがサンタの存在をリアリティをもって実感させてくれるのです。

仕事を終えた後のサンタは、ご機嫌でお風呂に入り、ビールとご馳走にご満悦の様子。そしてベットへと向かい、1年で1番長い日を終えるのです。