みなさんこんにちは!研究室長のユイです。 本日は、コラソンがバラティエに来ていたのではないかというの説を徹底調査していきたいと思います!ぜひ最後までご覧くださいね!
コラソンことドンキホーテ・ロシナンテは、トラファルガー・ローの過去編で亡くなったとされていますが、彼がまだ生存しているという噂がささやかれているのはご存知でしょうか……?
その噂の発端は、サンジが所属していた海上レストラン・バラティエのコック達の会話が原因なようです。
「“真っ赤な目の男”ならこの店に来たことがあるけど」
「あァ ワイン飲みすぎて目ェ真っ赤にしてた奴な」
「体に引火して爆発したどっかのバカか」
「ありゃみごとだったよ」
(『ONE PIECE』第6巻より引用)
この会話のどこにコラソンの要素があるのかというと、アニメ版で判明したコラソンの瞳がルビー色だったため、「真っ赤な目の男」に該当したからです。
そして「体に引火して爆発した」というのも、ドジなコラソンならやりかねませんよね……!
本日はこの噂の真相を解き明かしていきたいと思います!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 1998-12-03
コラソンがドフラミンゴに銃で撃たれ死亡したとされるのは現在から13年前です。
「ワンピース」77巻で描かれた過去編では、ローにかけた「ナギナギの実」の能力の効力が切れたことで、死亡したことを示していたように思われました。
しかし、シュガーのホビホビの能力が効果を失った時や、デッケンのマトマトの効果が切れた時のことを考えると、それらはどちらも「死亡」ではなく「気絶」によるものでしたよね。
よって、ナギナギの効力が切れたからといって死亡が確定するわけではありませんよね!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2015-04-03
続いては、バラティエがオープンしたのはいつなのかを考えていきましょう!
バラティエがオープンした正確な年は分かりませんでしたが、現在から11年前にサンジとゼフは漂流したようです。
当然ですが、バラティエのオープンは漂流から助かった後のことですので、少なくとも11年前よりは昔ではないということになりますね。
つまり、コラソンがバラティエに来ていたとしたら、ドフラミンゴにうたれた後ということになりますので、あの場面では死んでなかったということになりますね!
あとは、バラティエに来た赤い目の男が、本当にコラソンだったのかという部分の考察ですね!
ここで注目していきたいのが、ワインを飲みすぎた時に本当に爆発するのか、ということです。
確かにコラソンであれば、体に引火して爆発するということは起きそうですが、逆に一般人がワインを飲みすぎた場合にワインでは爆発しないことが証明できれば、この人物がコラソンであった可能性は高まりますよね!
ということで、ワインと爆発に関して調べていきます!
みなさんは、アルコール度数の高いお酒に火がつくのはご存知でしょうか。その原理としては、アルコールがお酒から飛んで気体になった時に発火するようです。
つまり、液体自体が燃えているわけではないというのがポイントですね!
空気中にどのくらいのアルコールが放出されるかが、発火するのかしないのかの条件になりますので、アルコール濃度が低ければ爆発しないということでもないそうです。
そして火の周りであればアルコールは容易に揮発しますので、大量にお酒を飲んだ場合に体に火がつくと、爆発の危険は十分にあるということになります。
ということで残念ながらワインを大量に飲んだ場合はどんな人でも爆発の可能性はありますので、爆発した人物がコラソンであるという根拠にはなりませんでした……。
ということで、今回の調査の結論に移りたいと思います!
まずは時系列的な部分で考えると、コラソンがバラティエに来ていたとしたらドフラミンゴに殺されていなかったということになります。
しかし、事実として「ワンピース」77巻のSBS(質問コーナー)でも死んだとされていますし、何よりバラティエに来る理由が1つもありません。
また、ワインの飲み過ぎで引火するという話に関しても、飲み過ぎて目が真っ赤になるという話に関しても、コラソン以外の人物でも発生しうることが分かりましたので、こちらをコラソンに結びつけるのは難しそうです。
ということで、コラソンが生きていてバラティエに来ていた説は、0パーセントではないですが、可能性としては非常に薄いのではないでしょうか!
ということで、今回の調査は残念ながら、「コラソンは生存していない!」というのを結論とさせていただきます!
- 著者
- 尾田 栄一郎
- 出版日
- 2015-04-03
今回の考察でより「ワンピース」の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです。
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