第1話が「少年ジャンプ+」に掲載されるやいなや、またたく間に閲覧100万回を突破した『怪獣8号』。変身ヒーロー作品でありながら、少年漫画の王道的展開や爽快なアクションが見所です。 この記事では2020年12月に第1巻が発売予定の本作について、あらすじや魅力などを徹底的にご紹介していきます。ぜひこの記事で興味を持った方は、実際の単子本も青田買いしてみてください!
『怪獣8号』は漫画アプリ「少年ジャンプ+」などで配信されている、松本直也の少年漫画です。怪獣が日常的に存在する架空の日本を舞台として、人間と化け物の戦いを描いた変身ヒーロー作品。
2020年7月から連載が開始され、第1話の時点でいきなり閲覧数100万回に到達。その後約4ヶ月あまりで総閲覧数3000万回を突破する快挙を遂げており、怪獣が登場する内容だけに怪物的作品として、ネットを中心に注目を集めています。あまりの面白さから、「週刊少年ジャンプ」本誌でも通用するとの声も少なくありません。
『怪獣8号』第1巻は2020年12月4日発売予定です。この記事では第1巻に先駆けて、連載のおすすめエピソード、作品の面白さや魅力について徹底的にご紹介していきます。
いつ頃からか、地震や台風を越える脅威として、人類に未曾有の恐怖を与える生物災害「怪獣」。世界屈指の怪獣発生率から、日本はいつしか怪獣大国とも呼ばれるようになりました。
そんな怪獣から人々を守るのが、隊員1人1人が超人的戦闘力を誇る「日本防衛隊」です。かつての怪獣大災害で被害を受けた主人公・日比野カフカは、生き残った幼馴染みとともに怪獣撲滅を胸に誓い……そして挫折してしまいました。夢見る少年は才能という現実に阻まれ、うだつの上がらない中年男へと成長してしまったのです。
防衛隊に入れない自分に絶望しつつ、中途半端に燻り続けていたカフカはある日、怪獣騒動に巻き込まれて負傷。そして彼自身が未知の小型怪獣に寄生され、人型の化け物へと変貌してしまいました。
夢破れたはずのアラサー男が怪獣の力を得て再起。少年の日の誓いを果たすべく、怪獣討伐への闘志を燃やしていきます。SF的な要素も楽しみつつ、王道の少年漫画として読んでも、アラサー主人公の奮闘記として読んでも胸が熱くなる漫画です。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
少年のひたむきさを持ち続けるアラサー主人公の活躍が『怪獣8号』の見所ですが、魅力的な登場人物は他にもいます。ここでは物語に関わる主要人物をご紹介しましょう。
本作の主人公。防衛隊志望ながら才能がなく、物語開始時点まで怪獣の死骸専門の清掃会社に勤めていました。ひょんなことから変身能力を手に入れたものの、発覚すると人体実験で最悪殺される恐れがあるため、世間には隠しています。登場人物が虫に変化してしまう小説『変身』の作者フランツ・カフカが名前の元ネタ。
防衛隊志望の青年で、清掃会社におけるカフカの後輩。カフカのよき理解者かつ協力者であり、変身能力を知る数少ない人物です。
カフカ、レノの防衛隊同期となる少女。新人ながら早くも主力級の活躍を見せる次期防衛隊エースです。試験の際に窮地を救われたことで、カフカの秘密を知ります。
カフカと怪獣討伐を誓った幼馴染みの女性。規格外の強さを誇る防衛隊員で、27歳にして防衛隊隊長の1人に抜擢された天才。
『怪獣8号』は現在15話まで掲載されています(2020年10月末時点)。これまでのストーリーは大まかに怪獣8号誕生編、防衛隊試験編、新人実践編の3つに分けられます。ここからはそんな3編のなかから、特に印象的だったエピソードをご紹介しましょう。
1つめは怪獣8号誕生にまつわる話です。
清掃現場に突如出現した怪獣から、レノを庇ったカフカ。彼はレノの言葉の後押しによって、半ば諦め欠けていた入隊試験に再チャレンジしようと決意します。そんな時、怪獣に寄生されて、カフカは異形の怪人に変貌しました。
カフカが防衛隊に追われるのと並行して、新たな怪獣が発生。混乱に乗じて逃亡すべきでしたが、カフカは逃げ遅れた母子を助けるため、咄嗟に怪獣との戦闘を選択します。
序盤のエピソードとは思えない、圧倒的なスピード感とカタルシス(と少しのコメディ要素)が圧巻。この話のあと、変身後のカフカは防衛隊によって「怪獣8号」と名づけられることになります。名実ともに本作を象徴するエピソードです。
防衛隊実技試験で怪獣討伐に挑んだカフカとレノ。試験は四宮キコルの活躍によって、大半の怪獣が駆逐された……はずでした。しかしなぜか倒れた怪獣が次々と蘇生、パワーアップして受験生を襲い始めます。しかもキコルは人語を話す謎の人型怪獣に不意打ちされ、重傷を負いました。
万事休す。全滅すらありえる状況のなか、時間稼ぎにしかならないことを承知で、キコルは自分をおとりにして再生怪獣に立ち向かいます。
キコルは初登場以来ずっと、実力を鼻にかける高飛車なお嬢様キャラとして描かれました。そんな彼女が絶望的な状況下で見せる悲壮な決意、痛ましい姿が胸を打ちます。
もちろん、このエピソードは悲しい結末にはなりません。いつだってヒーローがピンチを救うものです。正体がバレるのも構わず、割って入るカフカの勇姿は必見。
試験を首席でクリアしたキコルに対し、ほぼ補欠合格扱いとなったカフカ。しっかり合格していたレノとつるんで、厳しい訓練の日々を過ごしていきます。そして新入隊員がおのおのの特性を掴み、装備に馴染んできた頃、防衛隊に出動がかかりました。
大物は亜白ミナを筆頭にしたエースが担当し、あっと言う間に一掃します。他の新人も小型怪獣を相手に目覚ましい戦果を挙げていきますが、人間の姿では一般人程度でしかないカフカだけ苦戦。
しかしカフカはここで、意外な活躍を見せます。他の隊員が倒した怪獣の体内をその場で調べ、弱点の位置と怪獣が増える特殊器官の存在に気づいたのです。
派手なアクションではありませんが、清掃業の経験を活かした分析力は、現場の安全向上に貢献しました。地味ながら堅実な描写が非常にリアル。『怪獣8号』のこのような部分は、地道に仕事を頑張っている社会人の方にとってグッとくるポイントではないでしょうか。
本作の大きな魅力の1つが、怪獣や用語などの世界観に関わる設定です。
怪獣はそれぞれ形が異なり、大型から小型までサイズもバラバラ。強さによって等級分けされており、危険度が「フォルティチュード」の数値で表されます。大型怪獣は「本獣」、そこから生み出される小~中型怪獣は「余獣」と呼ばれます。余獣発生のメカニズムはまだ詳しくわかっていません。
また特に強力な怪獣にはコードネームが付けられており、カフカの変身した姿は確認された中で8体目だから「怪獣8号」とされました。
この用語や名付けの法則は、現実の地震(規模を表すマグニチュード)や台風にちなんでいるようです。
こういった用語は細かいほど世界観に深みを与えますが、やりすぎると煩雑になって、物語への理解を阻害する要因になりがち。その点『怪獣8号』はうまく現実の災害と怪獣災害をリンクさせているので、初見でもすんなり理解できます。
『怪獣8号』は王道展開が熱い少年漫画であると同時に、ヒーロー作品としても完成度が高いです。そんな作中の随所に見られる、既存作へのオマージュらしき描写も魅力的。
本作を呼んだ読者が真っ先に連想するのは、アニメ化もされた同じジャンプ系の『僕のヒーローアカデミア』(ヒロアカ)でしょう。落ちこぼれからヒーローになる物語であったり、試験のエピソードで自己犠牲が目立ったりと共通点を感じます。
あるいは主人公が敵対する怪物と同じ力で戦うことから、「仮面ライダー」シリーズとの類似を感じる方もいるでしょう。異形を隠し、番号で呼ばれて密かに戦う部分は特に『仮面ライダークウガ』への強いリスペクトが感じられます。
こうした有名ヒーロー作品を踏襲しつつ、怪獣の要素も取り込んで、緻密なストーリーと派手で爽快なアクションを見せてくれるのが『怪獣8号』の最大の魅力と言っていいでしょう。
『怪獣8号』は現在も好評連載中ですが、本筋の話の他に伏線らしき描写がいくつかあります。ここではそんな描写から、今後の展開を予想してみましょう。
おそらく今後の鍵を握るのは、怪獣の出現で暗躍し、キコルに重傷を負わせた人型の怪獣です。人間にも化けられるこの怪獣は、単に知性ある存在なのか、カフカと同じく怪獣と融合した元人間なのかで話が大きく変わります。もしこれが元人間なら、「誰か」あるいは「何か」によって生み出されたことになります。つまり生物兵器です。
ひょっとすると今後は、『進撃の巨人』や『新世紀エヴァンゲリオン』のように、やがて人類vs怪獣から人類vs人類の構図に変化するかもしれません。
以上の予想は怪獣の目的が不明だからこそ成り立ちます。あくまで非公式かつライター独自の予想なので、外れることがあるのはご了承ください。ぜひご自身でも本作を読み、今後の展開を想像してみてはいかがでしょうか?
怪獣専門の清掃業に務めている日々野カフカ32歳。新入りバイトの青年・市川レノの影響で、諦めかけていた防衛隊入隊の夢を再度追いかけようとしますが……。超小型の怪獣に寄生され、カフカ自身も怪獣化してしまいます。防衛隊に入って怪獣を討伐するはずが、一転して討伐される側に。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
1巻の見所はずばり、怪獣になってしまった男の戦いですね。おすすめエピソードにも挙げましたが、人間の心を持ったまま怪獣化したカフカは、自分に降りかかる危険を顧みず人助けに奔走します。
ポジション的には人類側なのに防衛隊から逃れつつ、分類的には味方のはずの怪獣を命がけで倒す。正体を隠しながら戦う姿が胸を打ちます。
防衛隊選別試験に投入された標的用の本獣。四ノ宮キコルが仕留めたところまではよかったのですが、突如現れた言葉を話す人型怪獣によって蘇生され、会場はパニック状態となりました。
手足を負傷して絶体絶命のキコル。彼女のピンチを救ったのは、選別試験に参加していたカフカです。カフカは迷わず怪獣8号に変身し、巨大な本獣を一撃で粉砕しました。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
2巻ではカフカを含んだ新人の防衛隊入隊の顛末が描かれます。カフカは念願叶って入隊できたものの、試験結果は散々だったため正規隊員ではなくあくまで候補生。ただ、書類上の評価こそ最低ランクですが、試験で垣間見せた実践経験に基づく知識から、第3部隊副隊長の保科宗四郎をはじめとして何名かに一目置かれています。
そんな防衛隊とは対照的に、静かに暗躍する人型怪獣。標的用怪獣の蘇生とパワーアップ、余獣の増殖など、これまで観測されなかった異常現象の元凶です。
人型怪獣の行動が、カフカこと怪獣8号の行方、防衛隊の活動にどう関わってくるのか気になります。
相模原に出現した本獣の討伐。そこへ例の人型怪獣が介入し、新人隊員のレノと古橋伊春を捕らえるべく外部から隔離してしまいました。
ギリギリで駆けつけたカフカは8号の力で人型怪獣を圧倒しますが、トドメを刺そうとした瞬間、隔離空間が解けて防衛隊員に発見されてしまいます。人型怪獣はその隙を突いて逃亡。入れ替わる形で現場に参戦した保科副隊長が、カフカとは知らぬまま8号に襲いかかってきます。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
人間として防衛隊員として行動するも、あくまで怪獣扱いされてしまうカフカ。板挟みによる苦悩はもうしばらく続きそうです。
豪快な8号も印象的ですが、注目すべきは保科の戦闘力。味方相手なので8号が加減しているとはいえ、隊長クラスの力量をまざまざと見せつけられます。
そして忘れてはいけないのが謎の人型怪獣です。怪獣を操作するだけでなく、人語を話し、人間の姿に化ける規格外の怪獣。防衛隊は極めて危険な脅威と判定し、コードネーム「怪獣9号」と名付けました。
今後激化していくであろう、9号との因縁に目が離せません。
怪獣の群れによる防衛隊基地への直接攻撃。前代未聞の出来事でしたが、隊員の尽力でなんとか余獣への対応は完了しつつありました。
そんな中、新たに現れた人型怪獣は、巨大化によって保科副隊長を窮地に追い詰めます。亜白ミナとキコルの連係攻撃でこれを退けるも、瀕死の人型怪獣は余獣を呼び寄せて、巨大な生物爆弾を基地上空に生成しました。
爆発すれば全滅は避けられません。カフカは仲間を守るため、彼らの目の前で変身し、爆弾を迎え撃とうとします。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
怪獣側の明確な悪意が描かれる第4巻。戦闘のスケール感がアップして、特撮ヒーローというよりは怪獣モノに近い印象を受けるでしょう。
保科が巨大人型怪獣に苦戦するシーンの緊張感、そこからミナの援護砲撃を契機とする逆転劇は非常に爽快。
しかし、事態はそこからさらに一転。めまぐるしく動く展開に振り回されるのが、呼んでいて逆に心地よく感じるでしょう。
そして中盤以降の衝撃的な展開。これまでとは比較にならない被害予測を前にして、カフカはついに自らの正体――怪獣8号であることを防衛隊に明かしてしまいます。防衛隊の対応とカフカの運命やいかに。
防衛隊に拘束されたカフカは、自分が人間であることを証明するため、かつて防衛隊史上最強と謳われた現長官・四ノ宮功と対峙することに。
カフカは怪獣8号に変身せず立ち回ろうとするものの、功との力の差は歴然でした。理性で抑えようとしても、ダメージによって本能的に変身が進んでしまいます。
とうとう完全に変身して暴走する8号。功を殺してしまう寸前、カフカは自分を攻撃して暴走を無理矢理止めるのでした。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
第5巻で語られるのは、正体を知られたカフカの処遇が決まるエピソードです。
制御の利かない8号の恐ろしさに戦慄する一方、かつて最強だった功や現在の最強戦力・鳴海弦の登場など、防衛隊側のキーパーソンとなる人物が登場します。
特に功のインパクトは絶大。人間でありながら怪獣2号の肉体を流用した専用装備を巧みに使い、8号を追い詰める様が圧巻でした。なんとか踏みとどまったカフカをある程度買っており、防衛隊員として力を示すよう言い放つシーンはどこか感動的。
カフカが正式に防衛隊員となって、どう存在感を増していくのか楽しみです。
怪獣の群れを率いて、再び防衛隊を襲ってきた怪獣9号。カフカは謎の不調で怪獣8号に変身できず、復調するまでキコルが持ちこたえることになりました。
実は不調の原因はカフカ自身にあったのです。彼は無意識に仲間を傷つける恐怖心を抱いており、そのせいで8号の力を使えなくなっていました。キコルの一喝で恐れを捨て去ったカフカは、さらに強くなった9号と互角以上の戦いを繰り広げます。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
9号の不気味な存在感が強くなった第6巻。執拗に防衛隊を狙う理由が見えないのですが、戦闘の合間に9号の本当の目的が、カフカの中にある8号にあることが判明します。
9号は8号を取り込んで、より強力な力を得ようとしていました。現時点で9号には分身能力があり、劇中に出てきた2匹の分身体は単独で8号や保科副隊長と渡り合えるレベル。さらに強くなる可能性があるのが恐ろしいです。
しかも、8号吸収以外にも目的があって……。派手に動き出した9号と、防衛隊の戦いの行く末に注目が集まります。
怪獣9号の狙いは怪獣8号の吸収でしたが、それに失敗した場合の善後策があったのです。人間に奪われた怪獣2号と、それに適合した人間の体の奪取――すなわち四ノ宮功を奪うこと。
9号分身体2匹に戦力を割かれた防衛隊は、司令部に突如現れた9号本体に対応出来ませんでした。9号は死力を尽くした功の迎撃で瀕死に追い込まれますが、わずかな差で肉体を乗っ取ると、
「次に私が動く時
怪獣の時代が始まる」(『怪獣8号』第7巻より引用)
と言い残して行方をくらましました。
- 著者
- 松本 直也
- 出版日
長官・四ノ宮功の喪失。それは単なる戦力の低下ではなく、防衛隊が精神的支柱を失ったことを意味しました。特に実の娘であるキコルの憔悴具合は、読んでいるだけで痛々しく感じます。
しかし、いつまでも感傷に浸っているわけには行きません。怪獣の脅威はいまだ健在であり、功を吸収した9号は行方不明のまま。カフカやキコル、保科、そして鳴海は怪獣討伐への決意を新たにします。
一方、防衛隊は失った戦力を埋めるべく、凍結していた怪獣6号の装備の適合者選びを開始。次世代戦力の候補者として、レノの名前が挙がります。
果たしてカフカらは負の連鎖を断ち切って、絶望的な戦いに打ち勝てるのでしょうか。
今や「少年ジャンプ+」の看板作品となった漫画『怪獣8号』。2022年8月現在、アプリでの総閲覧数は3億回を超えており、既刊7巻の累計発行部数が800万部を突破する人気を誇っています。
そんな『怪獣8号』ですが、ファン待望のアニメ化が2022年8月5日に正式に発表されました。発表に先だっては、『怪獣8号』公式Twitterアカウント(@KaijuNo8_O)が数日前から謎の画像とともにカウントダウンを行っており、ファンの間ではアニメ化を含む何らかの動きがあるのではと見られていました。
特報映像から配給がTOHO animationなのは判明していますが、アニメ『怪獣8号』の詳しい放映日時やキャスト、スタッフ等は現段階で未発表です。映像化の範囲も不明ですが、ストーリー的にキリがいいのは8号の正体バレ(第4巻)か、9号が四ノ宮功を強襲する(第6~7巻)辺りでしょう。1クールなら4巻、2クールなら7巻までの内容になるのではないでしょうか。
「少年ジャンプ+」といえば、今もっとも勢いのある漫画アプリといっても過言ではありません。『終末のハーレム』や『SPY×FAMILY』のアニメがヒットしており、話題作『チェンソーマン』も2022年10月の放送が控えています。
このように「少年ジャンプ+」は看板作品のアニメ化に対して注力しているので、間違いなくアニメ『怪獣8号』も力を入れて制作されるはずです。ファンの方は今からアニメの続報と放送日を心待ちしつつ、連載中の漫画『怪獣8号』を楽しみましょう。
『怪獣8号』はエンターテインメント性に富んだ、おいしいポイント満載の漫画です。凡人でアラサーの主人公の成長譚であると同時に爽快なヒーローモノであり、ド派手な怪獣モノであり、そして胸躍る少年漫画でもあります。今後主要人物がどんな活躍を見せてくれるのか、楽しみにしながら連載を追っていきましょう。