乙骨憂太の真の目的は、虎杖の保護だった!? 漫画『呪術廻戦』第137話でファン待望の再登場を果たしたのも束の間、虎杖絶対殺すマンになってしまっていた乙骨先輩。 今回の記事では、かなり前に登場した内容も絡めて、乙骨の真の目的について考察していこうと思います!
はいどーも、『呪術廻戦』考察YouTuberのポチです!
まず最初に、ズバリ乙骨は敵なのかという話なのですが、個人的には敵のフリをした味方だと考えています。
というのも、そもそも乙骨は上層部に恨みこそありますが、恩義などはまったくありません。何なら、一度処刑されかけている立場です。
また、交流戦前に五条先生は海外出張に行っているのですが、
・「とある部族」のお守りを持ち帰ってきた事(第32話)
・当時、乙骨とミゲルが「アフリカ周辺」にいた可能性が高い事(第33話の扉絵)
・乙骨と行動をともにしているミゲルは五条がスカウトしたと思われる(コミックス第0巻に描かれたオマケ)
上記の事から、五条先生と乙骨が接触していた可能性は非常に高いと考えられます。
そうなれば五条先生は乙骨に、何かあった時の事を託していてもおかしくないですし、間違いなく乙骨と同じ境遇である虎杖の事も話しているはずです。
もし本当に乙骨が味方だとしたら、何でわざわざ虎杖の処刑に立候補したのかという事になるんですが、それはある目的を遂行するのに都合がよいからだと考えています。
- 著者
- ["芥見 下々"]
- 出版日
乙骨の真の目的は、虎杖の保護であると考えられます。
というのも、虎杖の処刑に立候補するというのは、一見すると殺す気満々なように見えますが……裏を返せば虎杖の生死は乙骨に一任されるという事ですよね。
という事は乙骨が処刑人として指名を受けている間は、乙骨以外の人間は虎杖処刑に首を突っ込む事ができないわけです。
また、虎杖を追跡するにしても、処刑を執行するためという名目があれば、誰にも疑われません。
何より、上層部がどういう人間達なのか、虎杖がどんな状況にあるのかを先に五条先生から聞いていれば、虎杖が狗巻先輩の腕をぶった切ったという話を鵜呑みにするとは思えません。
なので、個人的にはやはり乙骨は味方で、虎杖を保護するために動いているのではないかと考えています。
ちなみに、乙骨が上層部に対して「縛りでも何でも結んだらいい」と言っているのですが、それに関しては上層部を信頼させるための言い回しだと考えていましたが……
もしかしたら、ミゲルが術式を乱す呪具を使っていたので、縛りの無効化などの特殊な保険を準備していた可能性もあるかもしれません。
まぁ、何より覚醒した非術師1000人に呪霊1000万が放たれた状況で、乙骨と敵対してしまったらもう終わりですよね。
なので、個人的には乙骨は虎杖を保護するために動いている説を推したいと思います。
今回の考察で、より『呪術廻戦』の奥深い世界の魅力が伝われば幸いです!
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