なろう系漫画『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』最新4巻までの見所!

更新:2021.12.8

勇者失格として追放されたけれど、Lv2になったらチートステータスになった主人公!無双よりも平穏な暮らしがしたいけれど、周りが放っておくはずもなく……まったりライフを目指しながらも、各勢力のさまざまな思惑に巻き込まれていく、「小説家になろう」発のコミカライズ作品のあらすじと魅力をご紹介します!

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『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』とは?

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』は、「小説家になろう」に投稿されたライトノベルを原作としたコミカライズ作品。コミックガルドをはじめ、ニコニコ静画やpixivコミックなどでも連載されています。

「勇者候補」として異世界から召喚されたのに、能力値が低いからと追放されてしまった主人公。しかしレベルが1つ上がった瞬間、すべての能力値が「∞」に!

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』1巻

このチートなステータスを周りが放っておくはずもなく、主人公は人間と魔族の戦いに巻き込まれていくことになります。

追放された主人公が真の実力を発揮して周囲を驚かせる展開や、妻として主人公を支えるヒロインの可愛らしさが話題を呼び、人気となっている作品です。

この記事では、そんな本作の登場人物たちやコミックス各巻のあらすじ・見どころなどをご紹介していきます!

著者
["糸町秋音", "鬼ノ城ミヤ", "片桐"]
出版日

 

【あらすじ】平穏に暮らしたいのに……チート能力が引き起こす波乱と奇跡

主人公の青年・バナザが「勇者候補」として召喚されたのは、クライロード魔法国。しかしステータス値の低さから勇者としては不適格と判断され、厄介者として僻地へ追いやられる始末。

そんな彼はモンスターを倒してレベルが上がるとステータス値が全て「∞」に!さまざまな魔法も使えるようになります。

城から追われた身であるため、魔法で姿を変え、名前も「フリオ」と改めた主人公はこの世界で生きていくことを決意しますが、その能力を周りが放っておくはずもなく……。

「なろう系」で人気のチート能力を持つタイプの主人公ですが、本作のフリオはあまり戦いたがらないところが特徴です。「まったり異世界ライフ」というタイトルの通り、戦うことよりも穏やかな生活を望んでいます

「異世界で無双するストーリーが好き!」という人にはもちろん、ただ戦うだけではない思慮や優しさを持った主人公と出会いたい人にオススメの作品です

また、妻として主人公に寄り添うリースをはじめ、騎士道精神を貫くバリロッサ、国を背負って立つエリザベート第一王女など、魅力的な女性キャラクターも多数登場。時には可愛らしく、時には凛々しく活躍する女性キャラが見たいという人にもオススメです。

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』登場人物紹介①

まずは本作の主人公をご紹介しましょう。

フリオ(バナザ)

異世界からクライロード魔法国に召喚されたものの、勇者失格として追放されてしまったフリオ(バナザ)。もといた世界では亜人種族に対する差別が根深く、それに疑問を抱いていた心優しい性格です。

その価値観は新たな世界に来ても変わらず、相手を支配できる「隷属化魔法」を習得しても決して使うことはありません。

魔法で戦うことも必要最低限に留めていますし、どちらかというと商人の経験を活かして相手と交渉している時の方が活き活きしています。

チート能力を持っていながら、積極的に戦いで無双したがらないところに温和な性格が表れており、そこが彼の魅力でもあるのです。

リース

そんな彼を一番近くで見守り、支えるのがヒロインのリース。牙狼族という種族でもともと魔王軍の一員だった彼女は、戦闘時には大きな狼の姿に変身します。

魔族のエサとなる人間を誘き出そうとしていたところでフリオと出会い、一度は彼に襲い掛かりますが、その強大な魔力の前に敗北。負けた自分を殺さずに見逃すと言うフリオを主人と認め、付き従うことになります。そして従者を持つことを嫌うフリオの提案で、表向きは妻として行動をともにすることになるのです。

初めは押しかけ女房的な存在で、人間の常識に疎い言動でフリオを戸惑わせることも多かったリース。しかし彼を慕っていることが明らかな表情や言動が可愛らしく、彼のために料理教室に通ったりするところもいじらしいです。

フリオとリースはともに過ごしながら、お互いの価値観や感情に少しずつ変化をもたらします。

最初は名目上の夫婦だった2人が本当の夫婦として絆を育てていくところも本作の見どころです。

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』登場人物紹介② 

フリオとリースを取り巻くキャラクターたちも、それぞれに個性があり、目を惹きます。

エリザベート第一王女

フリオを勇者失格として追放したクライロード魔法国ですが、正式に勇者として選んだ金髪の青年は能力も伸び悩み、なかなか活躍できず……たびたびトラブルの原因となる金髪勇者ですが、どこか憎めない一面もあります。

フリオを追放した王に代わって国の指揮を執るのはエリザベート第一王女。

フリオに対する仕打ちに心を痛め、国を代表して謝罪するなど、クライロード魔法国の中ではかなり好感が持てます。苦悩しながらも国を守ろうと奔走する姿は、見ていて応援したくなる人も多いのではないでしょうか。

バリロッサ

フリオ邸の居候・バリロッサたちは、もとは騎士団員でした。フリオに助けられたことをきっかけに、彼のもとで修業に励みます。コミカルな表情も多く、日常シーンでは読者に癒しをもたらしてくれる存在です。

魔王ゴウル

魔王というと残虐非道な暴君のイメージですが、本作の魔王ゴウルは、意外にも理知的で話のわかる人物です。フリオのチート能力は警戒していますが、それ以上に友人として交流を楽しんでいるように見えます。魔王としての威厳と、時おり見せる素直な表情のギャップが魅力です。

他にもさまざまなキャラクターが登場するので、ぜひお気に入りのキャラを見つけてくださいね。

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』1巻のあらすじ&見どころ

勇者失格とされ、元の世界にも帰れないフリオ(バナザ)は、デラベザの森で暮らすことを許可されます。しかしそれは、わざと彼を危険な場所に向かわせ、死へ追いやろうとするのものでした。

しかし現れたスライムを倒してレベルが上がると、ステータス値がすべて「∞」に!

ここから彼のチートな活躍が始まるわけですが、初めは「∞」の意味がわからず、逆に「能力が低すぎて」正確な情報が得られていないのだと勘違いしてしまいます。

チート能力を持っているのに、自分の実力を把握できていないというギャップも面白いポイントです。

リースと出会い、彼女を妻として迎えることにしたフリオは生活の基盤を築くために冒険者として活動を始めます。

「奥さん」扱いに思わず照れたり、おそろいの指輪に喜んだりする新妻・リースの可愛らしさも見どころ。可愛い押しかけ女房の姿に思わず笑みがこぼれてしまう読者も多いことでしょう。

異世界で孤独なフリオは、リースやバリロッサたちとの出会いを経て、この世界で生きていく意思を固めます。

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』2巻のあらすじ&見どころ

森の近くに家を構え、新たな生活を始めたフリオたち。バリロッサたちも仲間に加わり、のどかな生活が始まるかに思えました。

料理教室に通い始めるリースや、フリオのもとで特訓に励むバリロッサたちなど、思わず頬が緩む日常のエピソードも見どころです。

しかし、デラベザの森の浄化や魔獣狩りの功績の噂は各所に届き、人間も魔族もフリオに興味を持ちはじめます。

クライロード魔法国と金髪勇者は、フリオの正体がかつて追放された勇者候補とは知らず、力を貸すように要請。魔王軍も彼に接触を図ります。

どちらの味方にもならないと双方に断り続けるフリオ。魔王とは茶飲み友達のような仲になっていくのですが、クライロード王と金髪勇者はとうとう大軍を率いてフリオに迫るという強硬手段に出ることに……。

徹底してどちらにも肩入れしないと決めているにもかかわらず、フリオは人間と魔族の争いに巻き込まれていくことになります。

争いを好まないフリオですが、自身のチート能力ゆえにさらに周りから目をつけられてしまうのは皮肉ですね。彼を巡る人間と魔族の攻防から目が離せない巻です。

著者
["糸町秋音", "鬼ノ城ミヤ", "片桐"]
出版日

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』3巻のあらすじ&見どころ

金髪勇者により差し向けられた魔人・ヒヤによって致命傷を負わされてしまったリース。その姿を見たフリオはヒヤに対する憎しみを止められず、チート能力で魔人を圧倒するのですが……。

この巻では、これまでに築いてきたフリオとリースの絆がよくわかるエピソードが盛りだくさん。

争いを嫌う性格のフリオが、リースを傷つけられて人が変わったようにヒヤへの憎悪をあらわにします。彼の中でリースがかけがえのない大切なものになっていたことがよくわかりますね。

一方、フリオの魔法で一命を取り留めたリースは、夫が自分のために魔人を痛めつけている姿を見てはじめこそ喜んだものの、本来の彼の優しさが失われてしまうことに心を痛め、止めに入ります。

2人がお互いを想い合う気持ちが伝わり、読者の胸も熱くなることでしょう。これまで「名目上の」夫婦だった2人が、本当の意味で心を通わせるシーンも必見です。

また、フリオ邸の居候・バリロッサたちの成長も見どころのひとつ。

魔法学校で学びながら教師として働きはじめたり、畑の収穫物で商売を始めようと動き出したり。それぞれが自分の道を見つけて歩みだす姿は、見ていて爽やかな気持ちになれるでしょう。

著者
["糸町秋音", "鬼ノ城ミヤ", "片桐"]
出版日

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』4巻のあらすじ&見どころ

新たな拠点・ホウタウの街での生活も落ち着いてきたかのように見えたフリオたちでしたが、物語は再び人間と魔族の戦いに焦点が移ります。

魔王ゴウルはフリオの力を警戒し、侵攻に慎重になっていますが、魔王軍の中ではそれを良しと思わない者たちも現れはじめます。ゴウルの作戦を無視して人間の街に攻め入る者も……。

フリオは一貫してどちらの味方にもならない姿勢を貫きますが、あらためてこの世界での人間と魔族の間に立ちはだかる壁について知ることになります。フリオとリースのように大きな問題もなく仲良く暮らしているのは特殊なケースで、一般的には難しいことなのです。

エリザベート王女からの依頼もあり、魔族の侵攻から街を守ることになったフリオですが、相手を必要以上に傷つけず、威圧と交渉で魔王軍を追い返すことに成功。争いに巻き込まれながらも自分の在り方を見失わないフリオの姿には、優しさだけでなく、この世界で身につけた強さも感じられるでしょう。

そしてこれをきっかけに、人間と魔族でありながらパートナーとして手を取り合うフリオとリースの存在が魔王軍にも人間にも知られることになりました。2人の在り方は、今後の人間と魔族の関係に一石を投じるものになるかもしれません。この事件が今後の展開にどう影響してくるかにも注目ですね。

著者
["糸町秋音", "鬼ノ城ミヤ", "片桐"]
出版日

 

『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』今後の展開は? 

なんと魔王の座を自ら退いてしまったゴウル。行く当てもなく、居候としてフリオたちの家に転がり込むことになります。元魔王との同居生活という展開に、特にバリロッサは穏やかではいられません。複雑な思いを抱える彼女がゴウルとどう接していくのかは気になるポイントです。

また、仲間が増えるにつれて、フリオたちが巻き込まれる厄介ごとも大きくなっていくのではないでしょうか。

第22話では商店街のフクビキでリースが一等賞の温泉旅行を引き当てます。温泉と言えば癒しイベントの代名詞ですが、フリオたちは平穏無事に旅行を楽しめるのでしょうか?

楽しい展開も期待できつつ、どんな事件が起こるのか今後も目が離せませんね。

 

原作者・鬼ノ城ミヤとは

原作者である鬼ノ城ミヤは、本作で商業デビューしたライトノベル作家。

初めは「小説家になろう」で作品を発表していましたが、現在は退会し「ノベルアップ+」「カクヨム」などで活動しています。

他にも『異世界屋台めし「えにし亭」』『フロンティアダイアリー』など、コミカライズされている作品を多数執筆。読者のニーズを読み取りながら、さまざまな題材で物語を生み出しています。

本作の主人公・フリオ(バナザ)がもといた世界「パルマ」は、じつは『フロンティアダイアリー』などの他作品の舞台でもあるのです。他のシリーズ作品にも目を通してみると新たな発見があるかもしれませんね。

著者
["鬼ノ城ミヤ", "一二三書房", "狂zip"]
出版日

 

漫画家・糸町秋音とは

糸町秋音は2013年にジャンプSQの「クラウン新人漫画賞」で佳作を受賞し、デビューを果たした漫画家です。ジャンプSQやヤングアニマルなどで読切作品を発表し、2018年には『Les liens de パフューマ』を短期連載。2019年から本作を連載しています。

デビュー当初からその画力の高さが評価されており、ファンタジックな世界観も鮮やかに描き出す細かな描写や、活き活きとした登場人物の表情が魅力。

登場人物の言動の裏にある思惑や感情を考察し、アレンジを加えながらコミカライズを執筆しています。キャラクターの心情を深く掘り下げているからこそ、描かれる表情も豊かなものになるのでしょう。

 

まとめ

それぞれの思惑のもとに動く魔族と人間の軍勢、そして金髪勇者……フリオたちに平穏な暮らしが訪れる日はくるのでしょうか?今後の展開からも目が離せません。

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