漫画「ノー・レセプション」あらすじをネタバレ紹介!『リアルアカウント』の次はこれ!

更新:2021.12.8

『ノー・レセプション ~電波の無い国~』は大人気漫画『リアルアカウント』の原作者・オクショウの最新作です。アメリカを舞台に、大規模電波消失事件の謎を追っていくという物語。壮大かつ緻密な設定、スリル満点の犯人探しなど魅力もたっぷりです。そんな本作のあらすじやみどころをネタバレしながら紹介します。

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『リアルアカウント』原作者最新作『ノー・レセプション ~電波の無い国~』ネタバレ紹介!

突如、すべての電波がなくなってしまったら……。

現代社会でそれが現実のものとなった時、人々はどう生きていくのだろうか。そんな世界が何の前触れもなく現実となってしまう衝撃の展開から始まる物語が、漫画『ノー・レセプション ~電波の無い国~』(以下「ノー・レセプション」)です。

ある日、アメリカ全土において、すべての電波がなくなりサーバーがダウン。街では信号も飛行機も制御が利かず混乱を極めます。人々は暴徒化し、混沌とした日常へと変貌していくのでした。

主人公ポール・ルーカスは、愛する家族とともに、手元の残り僅かな現金を頼りになんとか生活していました。そんな中、FBIでは、電波消失事件の犯人がポールであると断定。拘束されるポールでしたが、無実を証明するため自ら真犯人を見つけることになります。

原作はオクショウ。実写映画化も予定されている人気漫画『リアルアカウント』の原作者です。SNSをテーマにした前作とはある意味真逆の設定といえる本作でも、得意の緻密な構成とサプライズの連続で読者を魅了しています。

2020年12月から「月刊少年チャンピオン」にて連載が始まったばかりですが、早くも話題に。監修にはKMD(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科)、作画には新人の増渕ウナムが抜擢されました。

毎回気になるストーリー展開に思わず前のめりになること間違いなし。『リアルアカウント』ファンはもちろんのこと、謎解きやスリリングな物語が好きな人は納得の作品です。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第1巻

 

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『ノー・レセプション』裏切者は誰か!現段階でのキャラ情報公開!

 

「ノー・レセプション」に登場する主人公ポール・ルーカスほか犯人と疑われるポールの仲間たち、FBIやポールの家族なども紹介。現段階でわかっている謎や情報も紹介しています。

ポール・ルーカス

IQ180の天才。32歳。NSA(アメリカ国家安全保障局)によるテロやスパイ等を防ぐための秘密組織・アルカナのメンバー。アルカナにおいては、その頭脳であり戦術を担当。同級生の妻と5歳の娘・エミリーの3人暮らし。FBIの見解により二重人格の疑いあり。ポールが関わったとされる過去の事件やエミリーのこと、二重人格の背景には何か秘密が隠されているよう。

アレクサンダー・グリフィン

アルカナのメンバー。指揮官。以前は軍を率いてきたカリスマ。マーベル・クランの秘密を知りアルカナに加入した。メンバー内に関係のある人物がいる様子。

シャーロット・サンチェス

アルカナのメンバー。天才ハッカー。数々のサイバーテロを防いできたカリスマ。事件当日のアリバイには矛盾が。ポールのバッチを拾ったものの別の人間に奪われてしまう。

マリア・ロザリオ

アルカナのメンバー。科学者。数々の賞を受賞してきた天才。現在科学技術を研究している真の目的があるらしい。金銭関係で困った過去と関係があるのかは謎。

マイケル・コスナー

アルカナのメンバー。元泥棒・詐欺師。現在は改心してアルカナのために働いている。事件当日はカジノで大当たり。しかしアルカナの招集の際には金が無いと証言。

マシュー・ホワイト

アルカナのメンバー。奇術師。メンタリズムを操ることができる。多くの信者を持つ。幼少期から好きな人物がおり、事件当日はその人物と会っていた。FBIからの信用がある。

ラウル・フォレスター

アルカナのメンバー。戦闘員。その力は一級品とも。普段はどんなことをしているのか謎多き人物。無口なのは正体を隠しているため。

マーベル・クラン

NSA機密部隊統括。アレクサンダーからは兄と慕われている。しかし、実はマーベルにも秘密が。

レナ

ポールの妻。32歳。同じ大学に通っていた。レナが襲われていたところをポールが助けに入り親しくなる。卒業後はヘアサロンへ勤務。自身の店を持つまでに。娘は5歳のエレナ。

ノア・アンダーソン

FBI捜査官・管理官。31歳。電波消失事件の容疑者としてポールを確保。証拠不十分のまま解放するも、ポールへの疑いの目は向けたまま事件を探る。

 

【第1巻ネタバレ紹介】すべての始まりと裏切者を追え!

 

物語冒頭、主人公であるポール・ルーカスらしき人物が十字架にはりつけられ、ビルの屋上から落とされるという衝撃のシーンから始まります。なぜポールがこんな目に遭うのでしょうか。

事件はある日、突然起こりました。アメリカ全土の電波が突如としてストップ。自動車や飛行機の交通網はコントロール不可となり、あらゆる事故を引き起こします。人々は奪い合いや殺し合いを始め、街は混乱をきわめていました。

ポールも手元にある僅かな現金を頼りに家族とともになんとか凌ぎつつ、仕事の連絡を待っていました。そんな中、この電波消失事件の犯人としてFBIに拘束されてしまいます。ポールの正体は、アルカナという秘密組織のメンバー。IQ180の天才で、事件現場には彼が紛失したアルカナバッジが落ちていたというのです。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第1巻

 

証拠不十分のため解放されるも、真犯人を突き止めようとするポール。疑わしきはアルカナのほかのメンバーたち。事件は犯罪組織エニグマによる大規模テロであることが判明し、その捜査にかこつけて真犯人を追い詰めるポールの姿を描いていきます。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第1巻

 

まず怪しい人物シャーロット、続いてマシューと次々に疑うポール。第1巻では、アルカナメンバーの秘密の情報がまとめられています。真相は今後の展開で明らかになっていくことでしょう。

原作者・オクショウによると、1巻を読むだけでミステリー好きなら犯人の目星となるヒントが隠されているそう。ぜひ手元に置き、くまなく何度も読み返してみては?

著者
["KMD", "オクショウ", "増渕ウナム"]
出版日

 

【最新話ネタバレ紹介】主人公ポールが二重人格者!?

 

FBIのノア・アンダーソンは、ポールが無実を訴えていることは間違いないと確信していました。しかし、すべての証拠は彼が犯人であることを指し示していることから、ポールが二重人格者であると推測。本人はもちろん、アルカナのほかのメンバーにもそのことを告げるのでした。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第10話

 

ポール自身も自らが二重人格者であることを否定しきれない中、アルカナメンバーを調べていきます。みなアリバイがあるといいつつも確かなものがあるメンバーは1人もいませんでした。真犯人の存在を知りながらも、目の前にある敵・エニグマの犯行を阻止すべく行動を続けるアルカナメンバー。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第12話

 

ポールがこれまで疑ったシャーロットやマシューの次に探るのはマイケルでした。エニグマが仕掛けた電波塔でマイケルとチームを組み、彼の行動を探っていきます。そんななか2人とも閉じ込められ、水攻めに遭ってしまうのでしたが……。

果たしてマイケルは真犯人なのか、やはりほかのメンバーなのか。予測不可能な展開が続きます。

 

「ノー・レセプション」は犯人当て推理が面白い!どんでん返しの連続も!

 

「謎解き推理ゲームの面白さ」

本作では、主人公ポールが電波消失事件の犯人としてFBIにマークされてしまいます。自身の無罪を証明するため自らも真犯人探しに乗り出すという物語。

ポールが徐々に握っていく情報をもとに真犯人を推理していきますが、読者もまたポールの視点で一緒に謎解きをしているかのよう。推理ゲームに参加しているがごとく楽しむことができるのが魅力のひとつです。

『ノー・レセプション  ~電波の無い国~』第1巻

 

「緻密な設定に裏付けられた面白さ」

本作は、『リアルアカウント』で電脳世界を描いたオクショウが原作を担当。得意の世界観を見事に展開していきます。さらに、監修にKMD(慶応義塾大学大学院メディアデザイン研究科)が担当しているところも注目ポイント。

KMDはメディア・イノベーションを研究しています。彼らの監修が入ることで、よりリアリティのあるネットワークの世界観を描いています。

「どんでん返しの繰り返しによるサプライズの面白さ」

本作では、次から次へとどんでん返しが用意されています。その都度、問題を切り抜け先に進んでいく面白さがあります。一筋縄ではいかない物語はさらなる謎を生み、目が離せない、先が気になるといった魅力が満載です。

 

目が離せない展開の連続!「ノー・レセプション」をまずは試し読みで!

 

「ノー・レセプション」は「月刊少年チャンピオン」にて絶賛連載中ですが、秋田書店の公式サイトでは第1話を無料で読むことができます。また、2021年4月8日にコミックス第1巻が発売されました。

月刊少年チャンピオン

月刊少年チャンピオン 2021年 06 月号

2021/5/6
 
秋田書店

購入したい方はこちらからどうぞ。

無料試し読み

<ノー・レセプション ~電波の無い国~|秋田書店 - Akitashoten>

コミックス第1巻

巻末には相関図が掲載されており、以降のストーリーの伏線も一足先に公開されています。犯人を推理するヒントになること間違いなし。

著者
["KMD", "オクショウ", "増渕ウナム"]
出版日

<秋田書店公式サイト>

 

まとめ

この後の展開も、ポールの真犯人探しもますます白熱してくる様子。謎が謎を呼び、裏切者は誰なのか。ポール自身の二重人格説は本当なのか。まだまだわからないことばかりです。だからこそ、今後の展開に目が釘付けですね。まずはぜひその目で確かめてください。

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