アニメも人気!『堀さんと宮村くん』通称「ホリミヤ」を全巻ネタバレ紹介! 美人で成績もよく人気者の堀と根暗で地味な宮村の高校生カップルを中心に、甘すぎない青春を描いたラブストーリー漫画『ホリミヤ』。10年間の連載も最終話を迎え、アニメ化や実写化など幅広い展開になっています。 そんな『ホリミヤ』の気になる2人の結婚や人気の登場人物などネタバレしながら紹介します。
漫画家・HEROが自身のサイト「読解アヘン」で連載を開始したWEB漫画『堀さんと宮村くん』。これを原作に再構成し、新たな漫画として生まれ変わったのが漫画『ホリミヤ』です。原作をHERO、作画を萩原ダイスケが担当しています。
クラスの人気者で明るく美人の堀と誰とも話さずいつも暗い宮村。ある時、偶然にも2人だけの秘密を持つことに。そこから始まる新たな日々に、2人の距離もぐっと近づいていきます。甘すぎないからこそ、よりリアルさのある青春ラブストーリーです。
2011年から「月刊Gファンタジー」にて連載が開始され、10年間続いた連載も2021年4月に最終話を迎えたばかり。その人気は止まることを知らず、2021年1月からはテレビアニメ放送、同年2月にはテレビドラマ放送と劇場公開が同時に始まりました。
テレビアニメでは、堀に戸松遥、宮村に内山昂輝という豪華声優陣をキャスティングし、さらなる人気を呼ぶことに。また、映像ならではの独特の演出が作品の世界感を非常によく表し高い評価を受けました。また、実写では、堀に久保田紗友、宮村に鈴鹿央士と若手注目の俳優陣が集結。ドラマ、映画の監督には期待の若手女性監督・松本花奈を起用し、瑞々しい実写版ホリミヤの世界を映し出しています。
HEROの描く『堀さんと宮村くん』が秀逸であったからこそ、ここまで多くの人々の手を経て、大きなプロジェクトへと育っていきました。一度は誰もが経験する青春。現在進行形の人にも、懐かしく振り返る人にもおすすめの甘酸っぱい青春ラブストーリーです。
- 著者
- HERO
- 出版日
- 2008-10-22
『ホリミヤ』の登場人物は個性豊かなキャラクターばかり。そんな彼らを一挙に紹介します。
明るく美人な上に成績優秀な優等生。クラスの人気者。幼い頃から両親が共働きのため、弟の世話や家事をこなしている。家に帰ると学校とは別人のように地味な姿に。宮村としだいに親しくなっていく。
中学の時から学校には馴染めず暗い性格。その頃からピアスの穴と刺青を入れている。それを隠すため、長髪に一年中ブレザー。伊達メガネをかけ、なるべく目立たないよう過ごしてきたが、堀と知り合ったことで少しずつ変化していく。
堀や宮村のクラスメイト。堀のことをずっと好きで告白するも玉砕。それ以後も友人として親しくしている。宮村との友情が芽生えていき、彼の刺青を知っている唯一の男子。頼りになる堀や宮村の友人。
堀と石川の3人で親しくしているクラスメイト。そこに宮村も加わり、クラスでは4人で過ごすことが多くなる。石川に思いを寄せている。女子の仲では堀の1番の仲良し。
生徒会会長。堀家と仙石家が家族ぐるみの知り合いで、堀の幼なじみ。学年トップの成績。彼女は美少女で有名な綾崎レミ。
生徒会のメンバーの1人。マスコット的存在であり仕事はできない。仙石の彼女。ワガママに見えるとこもあるが、観察力に優れ、鋭い指摘なども多々ある。同じ生徒会の河野桜の親友。
生徒会のもう1人のメンバー。頭もよく、気が利くしっかり者。仙石、レミのよき仲間。石川に思いを寄せるようになる。
みんなのムードメーカー。いつも明るく元気でマイペース。3年生になるとみんなとは別のクラスに。家では別人格となり妹の前ではクールに。妹思いのよき兄の一面もある。
宮村の中学の時からの親友。よく家に泊まりにくる。学校は進学校の八阪高校に通っている。素行の悪さで留年し、2年生を2回やることになる。彼女は同じ学校のちかちゃん。
クラスは違うが、吉川に告白するかなりのイケメンだが振られてしまう。非常に視力が悪い。同じ学年でも敬語を使うことが普通だが、吉川にはなぜかフレンドリー。
堀のことを大好きだと公言する後輩。自分の学年にはあまり馴染んでいない。堀の彼氏である宮村に敵対心を抱いている。宮村と家が隣同士。兄がいたが亡くなってしまった。
宮村の中学の同級生。何かと宮村にちょっかいを出してくる。中学時代、飼育小屋のウサギが死んだ時、自分の身代わりに宮村のせいにしたことを後悔していた。
堀の年の離れた弟。堀と宮村が親しくなるきっかけを作る。創太が懐いたことで、宮村が堀家に出入りするようになる。
堀の風変わりな父。母・百合子とは高校の時からの付き合い。たまに帰ってくる。宮村ことが大好き。
堀の母。京介と同じ高校の先輩。仕事が忙しく、京子に家のことを任せている。おっとりとした性格。宮村のことを気に入っている。
漫画『ホリミヤ』の魅力的なキャラを徹底紹介!【最新12巻ネタバレ】
際立ったキャラクターが織り成す甘酸っぱい青春を描く学園漫画『ホリミヤ』。2021年にはテレビアニメ化や実写ドラマ化することが決まり、話題を呼んでいる本作。 その魅力を個性豊か過ぎる登場人物に焦点を当てながら、最新12巻のエピソードも交えつつご紹介致します。
『ホリミヤ』の魅力といえば、最初に挙げられるのは高校生たちの何気ない日常を描いた青春ストーリーであることです。そこに、青春には欠かすことのできないラブストーリーも。文化祭などといった定番の行事に頼ることなく、誰もが経験したことがあるような何気ない日々を描いています。
堀と宮村はめでたく付き合うことになるも、そこには涙を流す仲間も。うまくいく人もいればいかない人もいる。だからこそ、よりリアリティをもって共感できます。たとえ付き合うことができても、さまざまな感情が生まれてくるもの。不器用ながらも懸命に人を好きなる高校生たちの甘すぎない青春と切ないラブストーリーが胸に響く物語です。
堀や宮村のキャラクターはもちろんのこと、そのほかにも個性豊かな仲間たちが登場するのが『ホリミヤ』の面白いところ。まだ10代とはいえ、みなそれぞれ自分の価値観で日々を生きています。
堀や宮村の世界は、ちょっとしたことがきっかけでどんどん広がっていき……。そんな仲間たちに何が起こるわけでもなく、日々ふざけ合い笑い合い、時に喧嘩する。そんな姿が何とも愛おしい物語です。
このキャラクターたちの偶像劇としても楽しめる本作は、まるで自分が物語の人物の1人になったかのような親しみやすさも持ち合わせています。そんなところも魅力のひとつですね。
堀と親しくなる前の宮村の世界は閉ざされていました。小学校、中学校といつも1人ぼっちだった宮村。中学の時の親友・進藤だけが唯一、心を許せる人間でした。作中、たびたび登場する中学生の頃の宮村。現在の宮村がそんな彼に思いもよらない未来が待っていることを告げていきます。
この物語の魅力のひとつは、宮村のようにピアスの穴や刺青を入れることで生きている実感を得てきた少年が、愛する人との出会いにより、自分を取り戻していく再生の物語だということ。堀だけでなく、ほかの友人との出会いが宮村自身を大きく変えていき、自分を認めてあげることができるようになるのです。そんなところも注目して読んでみてください。
片桐高校2年の堀は、美人で優等生だけあってクラスの人気者。一方、同じクラスの宮村は、根暗で地味なメガネ男子。普通なら交わることのないこの2人ですが、堀の弟・創太がケガをしたところを宮村が偶然助けたその日から、運命が大きく動き出します。
学校との顔とはあまりにも違う堀と宮村は、互いの素の顔を知るという共通の秘密を持つことで急接近していきます。そして、それぞれが大事な存在になっていくのです。特に、宮村は堀と親しくなることで、堀と仲のよい石川や吉川とも自然に親しくなることに。こうして、宮村の世界も少しずつ広がっていくのでした。
そして、秋の京都への修学旅行。宮村の刺青がバレなよう石川や堀が協力。みんなたくさんの思い出も残すことができ、修学旅行もあっという間に終わっていきます。今後、堀と宮村の関係はどうなっていくのか、気になる2人の表情で終わる1巻です。
- 著者
- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
- 出版日
堀が生徒会の仕事を手伝うことになりました。というのも生徒会長の仙石は堀の幼なじみ。堀の悪行の数々を知られているだけに仕方なく仙石の頼みを聞く堀でした。
そんな時、生徒会の1人・綾崎レミが落とした大事な書類を偶然宮村が拾います。その書類をなくしたのは堀だと言われ、ほかの生徒たちの前で糾弾される堀。真相を知っている宮村が堀を助けるのでした。
学年も変わり3年生になる堀や宮村。また同じクラスになります。そんな宮村は小学校、中学校といつも1人ぼっちで、ピアスの穴もどんどん増えていきました。高校でも変わらないと思っていたところ、堀との出会いで自分の想像とは違う高校生活になる宮村なのでした。
そんな堀と宮村はそれぞれ、互いを思う自分の気持ちに徐々に気付いていきます。いつものように堀家でビデオを見ている堀と宮村。堀から思わず「すきだ」という言葉が。互いに好きだと伝え合うも曖昧なままの2人なのでした。はっきり告白するのはいつになるのでしょうか。
- 著者
- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
- 出版日
互いに好きと自覚し合う堀と宮村。しかし、そこから先へなかなか進むことができません。無理していつも通りに振舞おうとする2人。
ある日、生徒会室から書類が飛ばされてしまいます。落としたのは河野桜。ちょうど真下にいた石川が届けます。その時から、河野の石川への思いが少しずつ動き出すのでした。
宮村が中学の同級生・進藤に会います。進藤は宮村の唯一の親友。友人のいなかった宮村に何かと話しかけてくる存在でした。進藤からは堀が彼女だと勘違いされていました。慌てる宮村でしたが……。
そんな中、堀が熱を出しました。それでも学校に行こうとすると創太に止められます。創太から呼ばれた宮村が看病に来てくれました。堀が起きていることがわかっていて告白する宮村。そのまま、すぐ部屋を出ていきます。動揺して思わず起き出す堀。気になる2人の恋の行方は。
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- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
- 出版日
風邪で横になっている堀に告白した宮村。早速、進藤を呼び出しました。進藤からは「堀さんとどうしたいの?」と聞かれ、誰にもとられたくないと。そして「逃げんな!」と励まされます。
登校できるようになった堀でしたが、宮村を避けていました。それは、宮村が知らない他校の女子と親しげに歩いていたと創太から聞いていたからです。一緒にいたのは進藤の彼女のちかちゃん。進藤も一緒にいましたが、創太からは見えなかったようです。
思わず、宮村に教科書を投げつけて去っていく堀。その教科書を届けに宮村が堀家を訪ねます。誤解も解け、ようやくこの前の告白の話に。そこへ、堀の父・京介が登場。成り行きで付き合うことになる堀と宮村でした。
学校では堀と宮村の付き合いが話題の的に。みな好き勝手に堀の陰口を言い出します。そこで、決心した宮村は髪を切って登校。1番驚いたのは堀でした。堀の反応は。
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宮村が髪を短くしたことで、クラスの女子は興味津々。実は宮村がイケメンであることに気付き始めます。これまで宮村に話しかけもしなかった子たちが次々に質問することに。そんな光景にやきもちを焼く堀なのでした。
そこへ、進藤から連絡が。ネットの懸賞でアメ1年分が当たり、宮村家まで届けに来たといいます。堀と宮村がマンションへ向かうことに。堀が食べたねんど味のアメを宮村が口移しで奪い取ります。さりげない初めてのキスでした。
そんなある日、宮村が突然2年女子に話しかけられます。彼女は沢田ほのか。堀のことが大好きで、宮村に別れるよう迫る沢田。この日から宮村と沢田のバトルが開始されるのでした。
宮村が親戚の法事で4、5日東京を離れることになりました。堀とはメールで連絡を取り合うも、途中で充電切れとなり連絡が途絶えてしまいます。付き合ってから初めて宮村がそばにいないことを思い知る堀。互いが必要であると強く思う堀と宮村でした。
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- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
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ゴミ箱を持っていた石川と河野が廊下で体当たり。ゴミで汚れた河野のブラウスを隠すため、石川がジャージを貸すことに。そのお礼にと石川にクッキーを手渡す河野でした。
吉川は、石川と河野の距離が近づくことを快く思っていませんでした。吉川もまた石川への秘めた思いを抱えていたからです。河野のようにお菓子作りをしようと吉川は宮村に相談。早速作ってみるも、成形するままにならないカップケーキ。そんなカップケーキですが、まずいと言いながら食べてくれる石川でした。
そして、ある雨の日。堀家でホラー映画を見ていたところ、怖がりの宮村が出ていってしまいます。振られたと勘違いした堀が自分の部屋でいじけていると、宮村がやってきます。そこで、互いの肌に触れあう2人。初めての体験に。
宮村の夢の中。全てが嫌いだった中学生の頃の宮村に今の宮村が語り掛けます。いつか自分のために泣いたり笑ったり凹んだり怒ったり叱ってくれる人が必ずいる。そう告げるのでした。
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堀が部屋を整理していたら出ていた未使用のマニュキュア。堀は家族みんなに塗りまくり、宮村も例外ではありませんでした。とりあえず足に塗りだします。ふざけた宮村が堀の頭を踏んでみることに。そこで、堀のスイッチが入ります。実は彼女は暴力的なものが好きだったのです。宮村に強いる堀。無理して堀に合わせる気の毒な宮村でした。
そんなある日、吉川が別のクラスのイケメン男子・柳朱音に突然告白されます。断るため、石川と付き合っていると嘘をついてしまう吉川。石川を思う気持ちもあり、複雑な心境になるのでした。
季節はすっかり秋になりました。いよいよ体育祭の季節です。チーム分けをします。堀と宮村は敵チームに。堀は吉川や仙石、井浦と同じチーム、宮村は石川や河野と同じチームです。学校行事にはこれまでやる気のなかった宮村でしたが、今回は意外とやる気になっていました。こうして、体育祭に向けて、それぞれの準備が始まっていきます。
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- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
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いよいよ体育祭当日。運動が苦手の会長仙石のテンションの低い選手宣誓からスタートします。東軍は堀、仙石、井浦、吉川、西軍は宮村、石川、河野、綾崎、柳に。
宮村は堀が敵チームであるにも関わらず大声で応援、応援合戦では学ラン姿で張り切る堀、ダンスの苦手な河野の頑張りなど体育祭は進んでいきます。借り物競争ではなんと堀と宮村が対決。男子騎馬戦での宮村の活躍なども見ることができ、体育祭は無事終了するのでした。
また別エピソードでは、宮村の中学の同級生・谷原が登場。谷原はずっと後悔していました。中学の時、自分のミスでウサギを死なせてしまったことを宮村のせいにしてしまったからです。そして、自分から宮村に会いに行くことであらためて友達になる宮村と谷原なのでした。
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体育祭も終わり季節は冬に。堀や宮村にとっても高校生最後の冬です。
柳に断るために、石川に彼氏のふりをしてもらった吉川。学校では相変わらず、付き合っていることになっています。河野も勘違いしていました。そんな中、吉川が急に学校に来なくなりました。堀のメールにも返信がありません。石川のメールには、河野に告白されたとありました。河野は返事はいらないからと勇気を出して告白したのです。吉川は今の自分と河野を比べます。それでも大きな1歩を踏み出そうとしない吉川と石川なのでした。
一方、生徒会室では、石川に告白する前にフラれたと仙石の前で大泣きする河野。誰も悪くない。だから辛い。高校生たちの淡い恋の物語がっせつなく描かれていきます。
クリスマス。宮村家では店が大忙し。堀と宮村は一緒に過ごすことができません。堀家にケーキを届けた宮村は、雪の降る帰り道、堀と2人きりに。堀に卒業しても一緒にいたいと言われ、プロポーズする宮村でした。まさかの展開にドキドキの9巻です。
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雪のクリスマス。堀にプロポーズする宮村。もちろん了承する堀でした。高校最後の冬休みは、それぞれで過ごしています。そんな中、堀と宮村は、2人で2年参りに行くことにしました。今年最後に会うのが宮村で来年最初に会うのが宮村だねという堀の言葉に、この先ずーっとそうだといいねと答える宮村でした。
堀と仙石が幼なじみであることは知られていましたが、家族ぐるみの付き合うであることが判明。仙石の父と堀の母は同じ高校の同級生、堀の父はその2人の2コ下の後輩だったのです。
ある日、仙石親子が堀家へ。そこで、仙石がレミのことを隠していることが発覚。彼女など勉強の邪魔という仙石父にどうしても言いづらい会長でした。それでも、仙石とレミは仲良しカップル。彼らが付き合うことになったエピソードも初めて語られます。美少女キャラ・綾崎レミのハートを射止めた仙石会長。必読です。
- 著者
- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
- 出版日
- 2016-11-26
宮村たち仲良し男子グループは、仙石家にお泊りするために集まりました。メンバーは、宮村、石川、井浦です。宮村の秘密が気になる仙石は寝ている宮村の服を脱がそうとしたところ、井浦に目撃されあらぬ誤解を受けるのでした。
そんな宮村は男子にモテます。同じクラスの渡部はこっそり写真を撮るほどの宮村ファン。堀がやきもちを焼くほどでした。
ある時、仲間うちで1人っ子が多いことが話題に。井浦に妹がいることが信じられない仲間たちでした。そんな井浦は家では学校でのキャラと別人。妹の前ではクールな兄です。妹が家に連れてきた同級生の男子・北原の前で毅然とした態度をとると、思わず北原に気に入られてしまうのでした。
堀と宮村は相変わらず喧嘩をしていますが、宮村が男子にモテることにやきもちを焼く堀が一方的に怒っているのです。今回こそは謝らないと決めた宮村。しかし、結局謝ってしまういつもの宮村なのでした。
- 著者
- HERO
- 出版日
- 2017-08-26
吉川に以前告白し、その後もみんなと仲良くなった柳。なぜだか男女問わず人気者です。堀は宮村が下の名前で呼ぶことに嫉妬するほど。
河野が毎週楽しみにしているのが購読している漫画の発売日。ある日、売り切れてしまいショックを受けていたところ、偶然居合わせ、しかもすでに購入していた柳から譲ってもらいます。そのことで、親しくなる河野と柳。柳のいい人キャラ全開です。
相変わらずはっきり付き合ってはいない石川と吉川のことも描かれます。付き合っていないにも関わらず、吉川のことを気にかけてしまう石川。彼の中で吉川は特別な存在には違いないのでした。
ある日、堀と進藤がそろって宮村家にやって来ます。マンションの前で一緒になったようです。進藤に宮村のどこが好きかしつこく聞かれる堀。照れまくる堀ですが、宮村に「好きだーッ!!!」と叫んで去っていきます。相変わらず男前な堀に、嬉しそうな宮村なのでした。
- 著者
- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
- 出版日
- 2018-05-26
井浦の妹・基子は中学3年生の受験生です。自分の成績よりも少しレベルの高い東高校を目指しています。しかし、担任からは、もう1ランク落とすことを勧められることに。それにショックを受ける基子が家でふてくされていると、兄が励ましてくれます。そこで、成績のいい堀に基子の家庭教師をお願いすることになりました。
片桐高校でも中学生の学校見学が行われます。井浦に好意を寄せる基子の同級生男子・北原も見学に来ていました。動揺し隠れる井浦でした。
仙石とレミカップルは相変わらずの仲の良さ。おそろいのストラップを付けているのを見て羨ましい堀でした。そこで、堀も宮村とおそろいにチャレンジします。しかし、宮村に気付いてもらえず、ストラップをレミにあげてしまいます。
そこで、堀の気持ちを察したレミが宮村にストラップを渡すことに。なぜ堀がレミにくれたのか気付くまで返してはいけないと言われてしまいます。ようやく気付いた宮村は堀にそのストラップを渡しおそろいにするのでした。
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冬の寒さもいよいよ本番。雪が降り、学校では滑って転倒する生徒が続出していました。そんな中、転びそうな柳を助けようと手を差し伸べた石川でしたが、下敷きになり一緒に転んでしまいます。その時、石川が大事な財布を落としてしまい、みんなで捜索することに。足にケガをした堀が石川に気を使わせないようコンビニへ。すぐに気付いた宮村は堀を追いかけるのでした。
いつもの男子グループがファミレスでパフェ会、沢田が少しずつクラスメイトたちに馴染み、生徒会の面々のケンカエピソードといろいろな表情を見せる登場人物。ほっこりする日常が描かれています。
宮村が家では「いっくん」と言われていることがみんなに知れ渡りからかわれることに。堀もからかいながら「いっくん」と呼ぶと恥ずかしがりながら嬉しい宮村なのでした。
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- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
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吉川が物理の中峰先生と急接近。それを見かけた石川はやきもちを焼いています。吉川が持っていた裁縫道具で、中峰の白衣のポケットを縫っていただけだったのです。吉川の裁縫道具は、石川のボタンをつけるためのものでした。
そんななか、担任の安田先生に怒られる宮村たち。しかし、教師らしからぬ安田は結局きちんと叱ることなく宮村たちは解放されます。そんな安田に女子生徒がイタズラを。髪を縛られても気付かず授業に出てしまう愛すべきダメ担任のほっこりエピソードも。
そしてもうすぐバレンタイン。堀はなんとか手作りでチョコを作ろうと画策します。あまりお菓子は得意でないため四苦八苦。一方の宮村は自宅に堀を招待します。そこで、チョコレートケーキを用意しました。堀も恐る恐る自分の作ったチョコを差し出します。互いの気持ちのこもったチョコを食べ、幸せいっぱいな2人が描かれます。
- 著者
- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
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最終巻では、堀や宮村たちが卒業を迎えます。片桐高校の卒業式。仙石の答辞の邪魔をした宮村は仙石に激怒されることに。
屋上まで逃げる宮村は、これまで何度となく登場してきた昔の自分と対面します。ようやくその自分をちゃんと受け入れることができた宮村。その瞬間、昔の自分は消えていくのでした。これまで仲のよかった友達も別れそれぞれの道へ。卒業後は車の免許を取って、みんなで旅行に行こうとも話すのでした。
物語の最後は宮村のモノローグで締めくくられます。これまでのことを振り返り、堀と出会った自分がいかに変わったか。堀と宮村は変わらず一緒です。きっとこれからもずっと一緒だと思えるようなそんな2人が描かれたまま終わります。
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- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
- 出版日
漫画『ホリミヤ』は「月刊Gファンタジー」にて、無料で試し読みができます。まずは、この世界観に触れてみてはいかがでしょうか。また、最終16巻は2021年7月16日に発売されます。同日、『ホリミヤ画集 卒アル』も発売されます。
そのほか『ホリミヤ メモリアルブックpage.100』や『ホリミヤ 10.5 OFFICIAL FANBOOK』なども発売されています。本作が愛されていることがわかりますね。そちらもおすすめです。
「月刊Gファンタジー」のサイトで試し読みができます。
- 著者
- ["HERO", "萩原ダイスケ"]
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- 著者
- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
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- 著者
- ["HERO", "萩原 ダイスケ"]
- 出版日
『ホリミヤ』は10年も続いた人気漫画です。そんな本作もついに終わりを迎えました。高校生たちの恋あり、笑いあり、涙ありの青春に思わず共感してしまう本作。自分も物語の登場人物のように親しみを持って読める作品です。
また、気になる結婚後はどうやらウェブの4コマ漫画にてちらっと公開されたようです!
キラキラの青春を過ごしてきた二人。そんな堀や宮村たちの未来がきっと幸せであるよう、長年の友人であるかのように願って止みません。