人間関係で困ったときの3冊
無人島で独りぼっちでも無い限り、人は人と関わって生きています。誰かがいることで素晴らしい体験をする日もありますが、誰かによって、体調を崩すほどの苦しみを覚える日もあります。

僕は小さい頃から、ずっと人間関係で苦しんできました。
集団でうまく立ち回れず、逃げる連続でした。

それも少しずつですが、変わってきたように思います。
人にはそれぞれ事情があって、合わない人や嫌いな人との付き合い方もゼロではないことを理解してきました。今も「すべての人と仲良し!」というわけではありませんが、少しは手放す方法を覚えたように感じます。

今回は僕が人間関係で苦しんでいるとき、支えてくれた3冊をご紹介します。

81の「キレない」ための秘訣

著者
斎藤 茂太
出版日
精神科医である斎藤茂太先生の著作。
もうタイトル通りの本です。
81の「キレない」ための秘訣が掲載されており、「読みやすい」というよりは非常に「使いやすい」本になっています。

社会で人と人とが関わる以上、気に入らないことや苦しいことはあります。
人の悩みのほとんどは、人間関係の悩みだそうです。
「キレる」というコミュニケーションは様々なものを終わらせて、壊してしまいます。
キレそうなとき、前線から逃げ出さずに、人を許す度量を持って、どう立ち回れるかが、本当の強さかなぁと最近思います。

「人づきあい」のために書かれた一冊

著者
和田 裕美
出版日
2008-06-13
人材育成会社の代表を務める和田裕美先生の「人づきあい」のために書かれた著作です。
現場の最前線ならではのエピソードをまじえて、コミュニケーションや人づきあいの考え方を展開しています。
2時間ちょっとで完読できる読みやすさです。

2016年、改めて気づきましたが、同じテーマで書かれた本をもっと読み進めたいと思ったら、異性の作家の本を手にとるのが良いかもしれません。
僕は同じテーマの本を沢山読みますが、大体は同じことが書かれています。
本質的な部分は揺るがないのでしょう。
ですが、他の本では分かりづらかった内容が、この本だと腑に落ちるページが多かったです。
女性ならではの表現がユニークで、シンプルにまとめられています。

「思いやりを持とう!」という次元では収まり切らない内容

著者
アービンジャー・インスティチュート
出版日
2014-05-21
心の状態について書かれた「箱シリーズ」の最新作です。
「敵対的な心を持っていたら、相手も敵対的になる」という忘れがちなことについて、深めていく本です。
「思いやりを持とう!」という次元では収まり切らない生物学と言ってもいいほど、熱く書かれています。

この箱の法則を使って、富士通やマルハン、ナイキ、三井住友、マイクロソフト、グーグルなんかもチーム作りを効果的に進めています。

このシリーズは数多く出版されていますが、この「オレンジ本」が一番読んでいて面白く読めました。
舞台が日本のストーリーだからでしょうか(他のシリーズは舞台がアメリカです)。

人間関係についての本の中でも、唯一無二の輝きを誇っています。
お困りでしたら、是非。

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