私は、大学に入るまで一切本を読まない少年でした。高校では、理数科という学科に通うほどの理系人間。推薦入試の際に「好きな本は?」と聞かれ、苦し紛れに「名犬ラッシー!!」と笑顔で叫んだほどの、微笑ましい少年でした。ふむふむ。 そんな私が読書にハマるきっかけとなったのが、叙述トリック本です。
名作です。絶対に読んで頂きたい一冊。ミステリー好きならば誰もが知っているであろうこの作品。過去、私が読んだ本の中で最も衝撃を受けた作品かもしれません。著者の綾辻行人さん、なんとこの作品がデビュー作というのだから驚き。脱帽です。
- 著者
- 綾辻 行人
- 出版日
- 2007-10-16
記念すべき、私が初めて読んだ叙述トリック本! パンパカパーン!! 著者の乙一さんは、私の大好きな作家さんの一人です。乙一さんのトリックは、他の作家さんとは一味違った趣があり、読み終わった後に独特な余韻が残ります。他の作品にも叙述トリックが多く見受けられ、どれも読み応え満点です。一度好きになってしまえば、乙一ワールドにハマること間違いなし!!
- 著者
- 乙一
- 出版日
- 2005-06-25
直木賞候補にも選ばれた、知る人ぞ知る名作。ぜひとも読んで頂きたい一冊です。ゴシックミステリーの傑作と呼ばれおり、美しく独創的な世界観は圧巻の一言。容赦なく引き込まれます。語りたいことは山ほどあるのですが、どれもネタバレに直結してしまうため書けません。一つだけ言えるのは、後半の衝撃度は群を抜いています。うぅ、何も言えないのがもどかしい。
- 著者
- 服部 まゆみ
- 出版日
- 2014-11-21
様々な賞を獲得した有名な作品。であると同時に、賛否両論ある作品としても有名です。私は、この作品が好きです。しかし、そうでない方の意見に共感する部分もあります。ではなぜ今回紹介したかというと、皆さんの意見を聞かせて頂きたいからです。
- 著者
- 歌野 晶午
- 出版日
個人的にお気に入りの一冊。初版の発売が50年以上も前という、かなり古い作品です。現代の感覚とは少しズレた描写も出てきますが、意外にも読みやすい内容です。短めで手に取りやすい作品なので、長編が苦手な方にもおすすめです。
- 著者
- 小泉 喜美子
- 出版日
- 2009-04-17