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グリム童話を漫画で読む!王道~現代風にアレンジした作品5選!

更新:2017.1.15 作成:2017.1.15

何十年、何百年と、人から人へ伝えられてきた民話。グリム兄弟が集めた211話のドイツのメルヘンがグリム童話として世界中に広がりました。誰もが知っている物語が、色合いを変えて綴られた新たなグリム童話の世界をご紹介します。

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1・恋に恋する魔法にかかる少女漫画『ラプンツェルと5人の王子~恋するグリム童話~』

ラプンツェル、ラプンツェル、髪を垂らしておくれ……。有名なグリム童話の「ラプンツェル」をはじめ、誰もが知っている6つの物語に「黒の魔女の話」を書き下ろし、一つの長い物語が綴られています。黒い魔女に魔法をかけられカエルになった「カエルの王子」の話から始まる5人の王子のストーリー。魔法をかけられた王子たちは運命を受け入れ、魔法をかけられた意味を見つけていく……。
著者
箱 知子
出版日
2011-10-25
カエルの王子の瞳に読んでいる人も恋してしまう新しいグリム童話。「いばら姫」「白雪姫」と続く6つのお話を、かわいらしく繊細な絵を描く漫画家・箱知子の世界観が、グリム童話をロマンティックなラブストーリーに広げていきます。

魔女にさまざまな魔法をかけられて、思い通りにはいかない運命に……。悪い魔女がいたり、いい魔女がいたり、東の国や北の国へと、心ときめく旅をしてみましょう。

2・心から願うことの大切さが奏でる物語『シンデレラと5つの魔法』

灰かぶり姫とも呼ばれるドラマチックな物語は、記憶に強く残り、シンデレラになりきって遊んだ女の子は多いはず。
箱知子が描く、表紙のかわいい赤ずきんちゃんとオオカミの話から始まるグリム童話は、期待通りの懐かしさとやさしさにつつまれて、「六羽の白鳥」「ブレーメンの音楽隊」とつづきます。魔法にかけられ身体の一部が動物になった人間が登場し、物語は紡がれています。
著者
箱 知子
出版日
2016-09-24
魔法の秘密について語られる「白の魔女の話」の書き下ろしは、幸福を望むことを忘れないでと私たちに勇気を与えてくれる箱知子からのメッセージ。心にそっとあたたかい風を運んでくれる物語です。

知っていたグリム童話のお話から、心地よく裏切り展開していくストーリー。やさしい絵に静かな森を感じ、人の愛や優しい心が物語から伝わってきます。胸キュン必須のおすすめの漫画です。

3・怖い?楽しい!おもしろいグリム童話の秘密『グリム童話・コミック版』

読んだことはある話だけど、グリム童話ってどんな物語だったかなと思っている人におすすめのコミックです。グリム童話の56話のが全3巻にまとめられています。

数あるグリム童話の一つ一つのお話がていねいに描かれており、人の気持ちの真実を、時代を超えて、国を超えて、心に響かせる樋口雅一の漫画として伝えています。
著者
樋口 雅一
出版日
個人主義が進む時代、人間のつながりが希薄になっていることを感じたことはありませんか。グリム童話は、19世紀のはじめに一家団欒の家族の様子が変わっていくドイツで、グリム兄弟が懸命にまとめた伝承の記録として、本になり語り継がれる物語として残されました。

童話とあなどるなかれ。これを読んで誰かに語りたくなるグリム童話のおもしろさを漫画で感じてみませんか。

4・民話の輝きを解き明かす!『まんがグリム童話〈第1巻〉親が知らない「子の心」』

グリム童話のおもしろさを、樋口雅一が書き下ろした「灰かぶり」「命の水」「赤ずきん」などの8つの物語で構成した漫画、親が知らない子の心。中世の時代の森の深さのなかで、人の心の動きを語り尽くした物語が、目の前で話を聞いているように語りかけてきます。

ドイツの森の美しい情景が、口伝えで語り継がれたメルヘンの無限のヴァリエーションを感じさせ、怖い話は怖く、悪い人は悪く、背中に冷たいものを感じてくるかもしれません。人の心を伝えた物語は、生きることの意味を見出す心の大切さを語ってくれているようです。
著者
["樋口 雅一", "池田 香代子", "西村 佑子"]
出版日
樋口雅一は、日本昔ばなしなどの多くのアニメーションを手がけ、このグリム童話の執筆を機に漫画の世界に専念しました。家族の愛や人の心をテーマに4年にわたり全6巻まで漫画化されています。

5・少年漫画の世界に宿ったグリム童話『月光条例』

おとぎ話をモチーフに、愛と勇気を語ってくれる少年サンデーのコミック。グリム童話は「シンデレラ」や「ヘンゼルとグレーテル」をはじめ、古今東西の誰もが知っている物語のバックグランドに、関西弁とアクションで、笑いの衝撃とともに真の勇気を与えてくれる漫画です。

何十年かに一度届く真っ青な月の光のせいで、おかしくなったおとぎ話の世界を、主人公の岩崎月光が月光条例の執行者となり正しいおとぎ話の世界へ導いていきます。
著者
藤田 和日郎
出版日
2008-06-18
ショックな絵とともに笑いを誘う荒れ狂う灰かぶり姫。シンデレラは本当の気持ちに気づき、正しい物語の世界へと無事に戻っていきます。今までにみたことがないシンデレラに、グリム童話のヴァリエーションの深さを感じるに違いありません。

モノトーンの絵本のような扉絵がコミカルなコミックは、全29巻あり読み終わるころにはさまざまなおとぎ話が気になり、あらためて本当の物語を手に取るきっかけも作ってくれますよ。

漫画で読むグリム童話は、その強いキャラクターたちに力を与えて、動き出す驚きにあふれています。人の心に受け継がれる物語は、変わらない安らぎにのせて、懐かしさや心のおだやかさを与えてくれるでしょう。