住岡梨奈「前向きに生きたい人のための一冊」

私は、産まれてから25年と約8カ月。
これを読んでくれているあなたは今、産まれてから何年と何ヵ月？

生きていれば過去を振り返ることもしばしばあります、よね。人間ってのは「ああ、あの時もっとこうしていれば……！」なんて思ったり、「もしも、あの頃に戻れるなら……」なんて考えたりするものです。しかし、残念ながら戻れません！　あの頃があってこそ、今のあなたがいるのです。

さて、そんなことを踏まえて、今回は私とあなたが生きるこの現実できっと役立つであろう本をご紹介！

話を聞かない男、地図が読めない女

話を聞かない男、地図が読めない女―男脳・女脳が「謎」を解く

著者

アラン ピーズ バーバラ ピーズ

出版日

2002-09-01

タイトルからしてなんだか少し耳（目？）が痛い……。男と女に関する話って、文字で理解できるほど簡単じゃない気がする、と思いながら半信半疑で読んでいたのに、大体が図星でため息が出たほど。

この本を読んでみて気づいたのは、男と女の考え方の違いをなんとなく頭の片隅に入れておいて、それを鵜呑みにしないことが最も大切だってこと。男と女に関わらず人それぞれ全然違うし、男脳と女脳が当てはまらない人だってたくさんいる。

人っていつも誰かや何かを面倒くさがるけど、きっと一番面倒なのは自分自身なんだろうなと思う。そんなことを考えさせられた。

心を整える

心を整える。 勝利をたぐり寄せるための56の習慣 (幻冬舎文庫)

著者

長谷部 誠

出版日

2014-01-29

長谷部誠さんの本。これは勧められて買った本だ。心を整えるためには、習慣が必要らしい。

習慣……それは癖みたいなもの。付け始めが難しいなぁと思いつつ、身に付けるために日々がんばってみるのが面白かったりする。一つ身に付いたらもう一つ増やして、そしてまた一つ。すっかり身に付いた頃には当たり前すぎて、それが習慣だということにも気づかなくなるのかもしれない。行動は気持ちに繋がるし、その逆もある。そうやって習慣を身につけることで成長していきたいと思う今日この頃。

しあわせのパン

しあわせのパン (ポプラ文庫)

著者

三島 有紀子

出版日

2011-12-06

これは、配役も音楽も素晴らしい映画の書き下ろし。私は映画も本も大好き。

本の最後の方には、映画にも出てきた「月とマーニ」というタイトルの絵本が付いていて、私はそれに物語のテーマが詰まっていると思った。「自分では気づけなくても、自分のいいところはいつも誰かが見つけてくれて、覚えていてくれる。だから安心していいんだよ」と言われているような一冊。しあわせってこういうイメージ。

自分や相手の弱さや優しさを受け止めて、前向きな気持ちになることがしあわせへの一歩なのである。これは、ぜひ読んでいただきたい！

終電ごはん

終電ごはん

著者

["梅津 有希子", "高谷 亜由"]

出版日

2012-06-28

一人暮らしの自炊苦手人必見！　名前のとおり終電で帰ってきてからでも「このくらいならできるかも？」が満載のレシピ本。コンビニで売っているインスタント食品に一工夫なんてレシピもある。

自炊大事。まず食費がぐっと下がります。外食ばかりだと身体にもよくないし……これからの季節は鍋。鍋は野菜も摂れるし簡単だし、まずはそこからでも始めてみよう！　楽しくて美味しいごはんは、家でもできる！　自炊する気にさせてくれる一冊です。