4歳から7歳の子供たちにおすすめの本を選びました。どの本も、読み聞かせたり、一緒に読んであげたり、子供が一人で読んでもいい本です。
- 著者
- Julian Gough
- 出版日
- 2016-09-08
このウサギとクマのシリーズは、読んでいる子供が大きくなって懐かしみ、その子供や孫にもまた買ってあげられるような本です。本のテーマは、友情や真実、知識の探求といった昔ながらのものです。しかし、ユーモアとイラスト、そして子供が好きなうんちネタなどが盛り込まれた内容は、現代においても衰えません。
- 著者
- Clare Foges
- 出版日
- 2017-05-16
普段動かないものがしゃべったりするのは、面白さと怖さの境目の設定がむずかしいところです。しかしこの本で、キラキラしたミラーボールなどのカラフルなイラストとノリのいい音楽によって描かれるキッチン・ディスコは間違いなく面白い側のお話でしょう。この本は、深夜みんなが眠っている間にフルーツボールの中の果物たちがパーティーを開くという、子供がわくわくするような設定のお話です。
- 著者
- Stephen Tucker
- 出版日
仕掛け絵本は幼い子供向きかもしれませんが、この美しいイラストで昔ながらのおとぎ話を綴った絵本は全年齢の子供におすすめです。それぞれの仕掛けが、物語の進行と連動しているので、大きな子供は読みながら昔訊いたお話を思い出すことができます。小さな子供は、大人の助けをかりながら読み進めたほうがいいでしょう。
- 著者
- Walter de la Mare
- 出版日
- 2014-10-16
イギリスの子供向け詩人ウォルター・デ・ラ・マーレの『雪』という詩を、フェイバー・アンド・フェイバー社が、キャロライナ・ラベイ の美しいイラストと一緒に絵本に仕上げました。詩が持つ言葉の美しさを体感できる絵本です。この本は『ライド・バイ・ナイツ(夜の飛行)』や『サマー・イブニング(夏の夜)』などのシリーズがあり、デ・ラ・マーレの本格的な誌も楽しむことができます。
- 著者
- Elsa Beskow
- 出版日
- 2016-05-15
『おやゆび姫』について、すくなくとも小さいお姫様の話ということを知っている人は多いでしょうが、その詳細についてはあまり有名ではないかもしれません。この本では、美しいイラストと共に元気で賢いおやゆび姫の物語を知ることができます。
- 著者
- Eileen Jones
- 出版日
- 2016-11-03
ロアルド・ダールの本がお気に入りで、彼のほかの作品を読んだことがある子供も多いかもしれませんが、本作はその中でも子供のいたずら心を刺激するような、最もわくわくする作品に違いありません。いじわるなおばあちゃんと二人っきりになったジョージは、おばあちゃんの為に自分でくすりを作ることにしますが、それがとんでもない結果を招くことになります。
Photo:(C)WENN / Zeta Image
Text:(C)The Independent / Zeta Image