読み手次第では最高のギャグマンガ
ドラマが大大大人気なのであらすじは今更説明不要だと思いますので思い切って割愛します。
グルメマンガです。そして、見ようによってはギャグ漫画です。
ドラマ化したりすると、「原作のほうがいい」とか言い出してイチャモンつけるヤツって何処にでも必ずいますよね。
そうです。
それが今回のわたしなんです、トホホ。
だって、原作のハードボイルドな五郎ちゃんが好きなんです。
昔、女優と付き合ってたこととかビミョーに匂わせてくる五郎ちゃんが大好きなんです。
マンガではそんなハードボイルド五郎がプラっと入ったお店で注文ミスったり、時には大して美味しくないお店に入っちゃったり、店員の態度が気に食わなくてビミョーにもめたり等々。
カッコつけてる分だけシュールに映るシーン盛りだくさんで、読み手次第では最高のギャグマンガになっちゃうこの作品が大大大好きなんです。
でも、ドラマ面白いですよね。
紹介されたお店、とても行きたくなります。
未だにドラマの「ほんわか平成おじさん」五郎には慣れませんが。
そのうち慣れるでしょう。
あまりに突き抜けてる作品
一見どこにでもいるような平凡な少女、北島マヤ。演劇へのアツーい情熱と天才的な演技の才能を武器に、次々あらわれるライバルをボコボコに&無理難題をふっかけてくる大人たちを蹴散らして、夢の“紅天女”を演じるべく大リーグ養成ギブスみたいのを時に装着しながらも頑張りまくるマンガです。
考えようによってはギャグ漫画です。
あまりに突き抜けてる作品というのは、凄すぎて笑ってしまうということがあると思います。
この作品は完全にそうですね。
あと文庫版の最後に掲載されてる「解説」みたいなものが実は面白いです。
特に、蜷川幸雄の回がオススメです。
良かったら、読んでみてくださいね。