ゲームオタクって魅力的!?ディープな彼らの世界
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ゲームオタクって魅力的!?ディープな彼らの世界

更新:2020.11.29 作成:2015.11.12

オタクの人たちが放つ尋常じゃないエネルギーって、物凄いものがありますよね。 自分が興味のないジャンルでも、オタクの人が語ってる姿を見ると、あまりの熱量に圧倒されて、不思議と興味が湧いてくることもしばしばあります。『タモリ倶楽部』とか、そうですよね。 今回は「ゲームオタク」に絞って、ゲームへのマニアックな愛に溢れているマンガ3冊を紹介したいと思います。

内田万里プロフィール画像
バンド「ふくろうず」Vo/Key
内田万里
ふくろうずのヴォーカル・キーボード。内田万里(Vo, Key)、石井竜太(Gt)、安西卓丸(Ba, Vo)で2007年にふくろうず結成。2011年6月、メジャーデビュー・アルバム『砂漠の流刑地』をリリース。2015 年1月から放送されたドラマ『ワカコ酒 Season2』のオープニングテーマにミニアルバム『ベイビーインブルー』収録曲「いま何時?」が使用され、メンバーもカメオ出演して話題に。 同月には恵比寿LIQUIDROOMにてツアーファイナルが大成功。2016年4月には東京・クラブeXにて、ワンマンライブ「ふくろうずの360 ゚ライブ ~死角の無いやつら~」を開催。同じく4月に大阪・Music Club JANUSにて自主企画「プリティーツーマン~春はあげぽよ、YO!YO!白くなりゆく!?~」で、ねごとと共演し会場を盛り上げた。 7月13日にリリースされた最新アルバム『だって、あたしたちエバーグリーン』は、2014年6月リリースの『マジックモーメント』以来となる作品。2017年1月からは3カ月連続企画ライブ、6月には東京・大阪で「さらば!プラネタ銀河ツアー」を開催した。9月6日には結成10周年の集大成となるニューアルバム『びゅーてぃふる』をリリース。12月24日、結成10周年を記念したライブ「ごめんね、ありがとライブ」をもって解散を発表した。 オフィシャルホームページ http://www.fukurouzu.com/
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ジャングル少年ジャン 番外編 ドッキンばぐばぐアニマル

著者
柴田 亜美
出版日
「南国少年パプワくん」でお馴染みの柴田亜美のゲーム漬けな日々を綴ったエッセイマンガ。

柴田亜美はデビューが「ドラクエ4コマ漫画」なので、ゲームオタクなのも納得。

なんですが、実はこの人、ゲーム下手っぴ。

その為、新作ゲームが出る度に大苦戦。
攻略法を聞く為に深夜問わず周囲の人に電話をかけまくるので、担当やアシスタントから居留守されたりします。

そんなに苦手ならやめれば良いのに、と思うのですが、そこは諦めずにクリアしようとする熱意が素晴らしい。さすがオタク。

有野(よゐこ)課長もそうですが、ゲームが苦手な人がゲームを必死にクリアしようとする姿って大好きです、ヒヒヒ。
(ちなみに私もゲーム下手。ファミコンマリオは絶対クリアできません。)

そして、このマンガ。
作者がゲームをするだけじゃありません。

「目黒寄生虫博物館」に行ったり(作者、サナダ虫が怖すぎて失禁しかける)、実家のある長崎に帰った際、近所のお店でファミコンのソフトを買いあさったり(ぜんぶ定価で)、SEGAの「ダイナマイト刑事」の発売記念船上パーティーに遊びに行ったり(暴れすぎてSEGAの人に怒られる)、作者の人柄が知れるようなエピソードがたくさん盛り込まれているので、親近感が湧きます。

ゲームオタクの破天荒な友人を1人得たような気分になれます。

また、このマンガでは誰も知らないようなマニアックなゲームも紹介してくれます。

『ゲゲゲの鬼太郎』に出てくる妖怪の写真をひたすら撮ってコレクションするだけのゲームとか。

どんなゲームだ。と思わずツッコミたくなる作品ばかりです。

そういう作品を愛する行為そのものへのマニアックな喜びにも個人的には深く共感できます。

ついでに作者は美人。
美人でゲームオタクで売れっ子マンガ家。
間違いなく魅力的です。

吉田戦車のゲーム漫画大全

著者
吉田 戦車
出版日
2003-12-25
『伝染るんです』でお馴染みのマンガ家、吉田戦車が描いたゲームネタの傑作集。

このマンガはひどい。

なにがひどいって、表紙のイラストを見ても分かるように、マリオのデフォルメがやり過ぎで、ひどい。

マリオっていうか、オッさんです。
この前ハロウィンで、こういう人見かけた気がします。

でもマリオは序の口。
ルイージがもっとひどい。
ガリガリでいつも青ざめています。
性格も暗い。
原型全く留めていません。

そんな残念すぎるマリオとルイージの険悪で下品なやりとりは本当にひどすぎるので一見の価値ありです。

あと、ピーチ姫はマリオに無理矢理キノコ中毒にさせられて仕方なく助手をしているという設定。ひどすぎる設定です。大丈夫なんでしょうか。

他にも「ゼルダの伝説」の主人公、リンクが丸坊主。

なぜだ。なぜ丸坊主なんだ。
イメージが壊れる。ひどい。

こんな紹介文では、あれ。吉田戦車って本当にゲームを愛しているのだろうか?と疑問に思う人もいるかもしれません。

愛しています。
愛があるからこそ、こんな大胆なデフォルメが出来るんです。

こんな有名なゲームのキャラクターたちをこんなにもひどく描けるのは多分吉田戦車しかいません。

それも、愛ゆえ。愛と、マニアックなゲームへの思い入れがあるからこそ、独創的なイマジネーションがフツフツ湧きでて、結果、マリオは汚いオッさんになってしまったんです。
たぶん、たぶんですけどね。

それに、読み進めていくと不思議とぶっとんだキャラクターたちが馴染んできちゃいます。

本来のイメージとかけ離れているはずなのに、なんとなくシックリきちゃうのは、やはり元になっているゲーム作品そのものに愛着があるからなんじゃないでしょうか。

それにしても、ここまでやりきっちゃう吉田戦車の思い切り。やっぱり魅力的です。

ハイスコアガール

著者
押切 蓮介
出版日
2012-02-25
「ゲームをする子供」って、なんだか世間的にマイナスのイメージ、ありますよね。

でも世の中に“野球少年”や“サッカー少年”がたくさんいるように、ゲームが生活のすべてだった“ゲーム少年”だった人っていっぱいいるんじゃないかなって思います。ちょっと大きな声で言いづらいってだけで。少なくともわたしの周りにはそれっぽい人がチラホラいます。

『ハイスコアガール』は、そんなスポーツ経験ゼロの元ゲーム少年が読んだら思わずニヤニヤしちゃうマンガ。ゲームオタクの男の子と、そのクラスメイトの天才ゲーマー美少女が、ゲームをきっかけに絆を深めていく不器用すぎる純愛ストーリーです。

実在の懐かしいゲームもたくさん出てくるので、世代な人はもうニヤニヤ止まりません。スト2の話なんて懐かしくてたまりません。ちなみにわたしはダルシムを使っていました。

やっぱりゲーム下手なので、負ける度にヒステリーを起こしてました。

読んでいると、何かに夢中な気持ちとか、努力とか、友情とか、恋とか……スポーツ少年だけのものじゃなくて、オタクにだってあるんだぞ!と、励まされる気持ちになります(わたしはオタクとは言えないけど……)。

結局、何かに夢中な男の子ってやっぱり魅力的なものなんだと思います。このマンガの中では夢中の対象が“ゲーム”だったっていうだけで。

ただ、現実において天才ゲーマー美少女がクラスメイトにいる確率はかなり低いと思うので、オタクの皆さんはそのへん気をつけてください。痛い目見ます。