悩みというものは、客観的に見ればとても小さなことだったりします(もちろんその逆もありますが)。問題の大きさはどうであれ、時間とともに解決方法は必ず見えてくるはずですし、理解して飲み込むというのも一つの手だと思うのです。 人と分かり合うためには話すことが必要で、それを行動に移すにはエネルギーを要します。今回は、登場人物たちがそんなエネルギーを大放出している本を紹介していきます。
私にとってミステリー小説。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
これは、ダイエットをきっかけに拒食症になってしまった女の子について書かれている本です。始まりは変わりたいというとてもシンプルな理由で、その気持ちからどんどん心は強くなっていくけど、身体はどんどん痩せていくのです。
- 著者
- ["杵渕 幸子", "森川 那智子", "スティーブン レベンクロン"]
- 出版日
この物語を読んで、高校時代に毎年行われていた「強歩遠足」を思い出しました。コンクリートロード27kmをひたすら歩く行事です。この物語のようにドラマチックなことなんて一瞬もありませんでしたが、とても懐かしい気持ちになりました。高校生が夜に!ピクニック! 羨ましい限りです。私は20歳までお泊まり禁止でしたから……という話は置いといて。
- 著者
- 恩田 陸
- 出版日
- 2006-09-07
“人は死んだらどうなるのだろう”と考えてもみますが、やはり一度も死んだことがないのでわかりません。この本では、たくさんの「もしも」が起こります。そんな「もしも」の中にも、生きる術が詰まっている気がしました。 他人事のように「どうしてそんなことでウジウジしているのか」。そう問いかける“もう一人の自分”を持つことで、自分自身を奮い立たせることが出来るのだと言われているよう。
- 著者
- 森 絵都
- 出版日
- 2007-09-04
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。