21歳、大学3年生。比較的自由にふわっと日々を過ごしていますが、毎日お風呂に入っているとき、授業中先生の話についていけずポカンとしているとき、眠る直前のウトウトしているとき、「あれ、このままでいいのかな」と、進む道に迷ってしまう瞬間があります。そんなとき、力強く背中を押してくれる。今回はそんな3冊を紹介させていただきます。
なんと思い切りの良いタイトル。決して自らその道に進もうとも、進めるとも思えないけれど、何故かとてつもなく魅力的な“悪女”と呼ばれる女性たち。貴方の周りにも、一人はいるのではないでしょうか。
- 著者
- 唯川 恵
- 出版日
- 2011-02-26
ニューヨークタイムズ紙が「シンプルシティ運動のリーダー」と評した著者による生き方指南。忙しい日々から抜け出し、上質な人生が手に入るという触れ込みの今作。まず、“最低限の衣類と食料、最低限より少し多くの酒。なぜならのどの渇きは体に毒だから”というイギリスのユーモア作家の言葉から入る出だしから好きです。
- 著者
- イレイン・セントジェームズ
- 出版日
- 2011-11-03
私が高校1年生のときに読んで、深く感銘を受けた作品です。村上春樹先生、10作目の長編小説。当時15歳の主人公と歳が近かったこともあってか、日常のさまざまな出来事に多感になり、こんがらがってしまった心をゆっくりと解いてくれた作品です。
- 著者
- 村上 春樹
- 出版日
- 2005-02-28
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。