無料アプリ「マンガワン」で読める、おすすめ漫画ランキング!1位は『モブサイコ100』

更新:2023.3.9

無料マンガアプリ「マンガワン」は、公式マンガサイト「裏サンデー」で連載中の作品や、小学館から刊行されている作品など、さまざまな漫画を楽しむことができます。1日最大8話読めるのも魅力的なアプリです。この記事では、そんなアプリのなかでも、とくにおすすめの漫画をランキング形式で紹介します。

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裏サンデー8位:ほのぼの可愛いグルメ漫画『給食の時間です。』

主人公は、小学校5年の佐野和彦。彼の悩みは、学年が上がったことで、仲よしの友達とクラスが離れてしまったこと。それ以来、給食の味が感じられなくなり……。

そんな寂しい給食の時間に、「気になる子」を発見します。それは、隣の席の転入生・岩谷実子。彼女は美味しそうに、そしてモリモリと給食をたいらげる少女でした。

グルメ漫画では、誇張しすぎたリアクションや、エロく見せようとしているシーンもあり、その大げさな表現にうんざりしてしまうことがあります。

しかし本作は、作者・飯田のほのぼのとした優しい作風もあり、本当に素直にかわいらしく、美味しそうと思えるキャラクターが描かれます。

そして、なんといっても岩谷が可愛いです。彼女は、ふだんは無表情で口数も少ないですが、ところどころでキュンとくる一面を見せてくれます。

著者
飯田
出版日
2016-11-11

たとえば、雑巾の刺繍(ししゅう)が猫になっていることを褒めると、すごい勢いでにじり寄ってきたり、牛乳瓶を割ってしまった佐野のために、息を切らして給食室から新しい牛乳をもらってきたり……。

そして、その素直さがもっとも表れるのが、給食の時間。

ひとくち頬張ると瞳を輝かせ、表情を一変させます。そして口いっぱいに頬張りながら、完食してすぐにおかわりと、その食べっぷりは見ていて気持ちのいいものです。

そんな彼女を取り巻く日常は、「小学生時代を思い出させる」ような雰囲気や、物語の設定も魅力のひとつ。読者は本作を通じて、小学校時代に戻ったような気分が味わえるでしょう。

ほのぼのとした世界観と、給食をたいらげる可愛らしい少女に癒されてください。

裏サンデー7位:崩壊した家族が、ゲームでは理想の家族⁉近代SF漫画『グッド・ナイト・ワールド』

物語の舞台は、世界初のVRオンラインゲーム「プラネット」。

主人公・イチ(本名・有間太一郎)は、最強の4人組と呼ばれる「赤羽一家」の長男です。しかし、現実社会ではゲームにのめり込むあまり、「ネトゲ廃人」と呼ばれるような、堕落した生活を送っていました。

父は存在感が希薄で口が悪く、優等生の弟は引きこもりのイチを軽蔑し、母は父に愛想をつかして家を出ている状況……。現実の家族は、完全に崩壊していました。

イチは現実では得られない「家族のぬくもり」を求め、赤羽一家やプラネットに、ますます夢中になっていきます。

しかし、じつは赤羽一家を構成するメンバーは、なんと全員イチの家族……。イチの家族は、それぞれネットゲームに救いを求め、偶然にも「赤羽一家」として出会っていたのです。

本作の面白いところは、やはり最強と呼ばれる赤羽一家でしょう。

イチは、現実の家族を「クソ」とくり返し批判しています。一方で、腰を痛めた父の代わりに電球を変えようとしたり、弟がお腹をすかせたイチのためにオムライスを作ってあげたりと、決して「クソ」家族ではありません。 

ネット回線を通さないと素直になれない、赤羽一家。現実では、家族にうまく伝えられない気持ちを、「プラネット」のなかの赤羽一家にぶつけていきます。

著者
岡部 閏
出版日
2016-04-12

ゲームでは最強の赤羽一家も、現実ではそれぞれが不器用で、弱さを持った人間であることがとても印象的です。

一方、「黒い鳥」の存在も作品を語るうえでは欠かせません。突如、プラネットの中で「黒い鳥を捕まえた者は賞金3億円がもらえる」というキャンペーンが開催されるのです。

各プレイヤーは躍起になって黒い鳥を探しますが、なかなか見つからず……。すると赤羽一家は、所有する土地で黒い鳥を目撃します。

しかし、黒い鳥はとにかく強い……!最強の赤羽一家の攻撃でさえ、なかなか効きません。赤羽一家はなんとか黒い鳥を倒そうとしますが、どうやら黒い鳥の「強さの秘密」を父が握っているようで……⁉

展開が早く、読み進めると「え、そうだったの⁉」とびっくりするような設定が、つぎつぎと出てきます。

現実社会には、まだVRのオンラインゲームはありませんが、将来同じようなゲームが登場するかもしれません。VRゲームの魅力だけでなく、その怖さも描いた『グッド・ナイト・ワールド』をぜひ読んでみてください。

裏サンデー6位:笑顔が苦手な不思議な少女。正体は「猛禽類」!?『猛禽ちゃん』

主人公の少女の正体は、じつは「猛禽類」。

めずらしい設定のギャグマンガかと思えますが、本作は「鳥と人間の恋」を描いたラブコメです。「鳥の少女・るい」と「人間の少年・小鳥」による、初々しい恋愛にときめいてしまうでしょう。

主人公・猛禽るいは、ちょっと不思議な女の子。首が真後ろに回転したり、高さのある木から平然と飛び降りたり……。また笑顔を作ろうと思っても、周りからは「睨んでる」と思われ、恐れられていました。

ある日、るいがアルバイトをするレストランに、不良の高校生たちが来店します。

高校生たちが迷惑行為をするなか、るいは精一杯笑顔で対応します。しかし、不良の一人である小鳥遊(ことりゆう)が「キモイ」と言って、彼女を笑いものに……。

最悪の出会いをした「るい」と「小鳥」ですが、彼はイケメンの自分にまったく関心を持たず、不思議な存在のるいのことが少しずつ気になり始めるのです。

著者
阿久井 真
出版日
2014-03-18


るいは周りから恐れられています。しかし、ひとりで笑顔の練習をしたり、アルバイト先のレストランの経営を何とか立て直そうと考えたりと、不器用なだけで本当は心優しい女の子です。

周りのキャラクターより吹き出しが小さく、セリフも少ないですが、読み進めていくと少しずつ彼女の魅力が伝わるでしょう。

一方、小鳥は「るいの人間としての魅力」に惹かれ、彼女に恋愛感情を抱くように……。しかし、小鳥は「人間」で、るいは「鳥」。彼は2人を隔てる「種別の差」に悩みながらも、少しずつるいと距離を縮めていきます。

るいも、小鳥と関わるなかで、少しずつ気持ちを出せるようになり……。るいと小鳥の様子は、不器用でとても初々しく、読んでいるとほっこりした気持ちになれるでしょう。

また、姿かたちは「人間」でも、ところどころ「鳥」としての特徴が描かれるのも見所のひとつ。

最初はあまりラブコメ要素はありませんが、騙されたと思って読んでもらいたいです。鳥と人間という、種別を超えたラブコメは、クセになるはず!

 

裏サンデー5位:謎多き美女、吉田さんって?予測不能のラブサスペンス『圧勝』

大学の入学式の日、篠山誠は、かつて青春時代をゲームに費やしてしまったことを反省し、大学で友達を作ることを決意します。ちょうどそのとき、誠の目の前でつまづく女性――それが誠と「吉田さん」の出会いです。

笑顔が可愛く、どこか無防備な吉田さんを見て、誠は「仲よくなりたい」と思っていたところ、なんと偶然にもマンションの隣同士に住んでいることが判明。

隣同士とわかってからは、誠と吉田さんは部屋で一緒にゲームを楽しむなど、少しずつ2人の距離が縮まっている……かと思いきや⁉

じつは吉田さんは、なぜか友達を異様にほしがり、友達を作るためなら「男と体の関係」まで持ってしまう女だったのです……!

主人公は美人で巨乳、無防備な姿で男性を魅了する「吉田さん」――ミステリアスな吉田さんに、読者まで翻弄されっぱなしです。

何度もストーリーの雰囲気がガラっと変わるので、「この先どうなるの?」と先の展開が気になってしまうでしょう。

著者
小虎
出版日
2017-01-19


読み進めていっても、とにかく謎が深まるばかりの「吉田さん」。

美人で無防備な吉田さんは、大学でも男子から注目の的です。また誠の部屋で寝転がりながら、「よく2人でいるのに、何もしないよね。しないの?」と、破壊力満点の言葉を投げつけることも……。

異様に友達をほしがり、「男と体の関係を持てば友達になれる」と考えています。一方、彼女と関係を持った男は、「異変」に苦しめられるようになるのです。読めば読むほど、吉田さんの謎はどんどん深まっていきます。

最初は、吉田さんのゆるい日常生活を描いた漫画だと思いきや、途中から「誠と吉田さんの青春恋愛漫画なのか?」と思えてくるでしょう。

しかし、徐々にサスペンス要素が加わり、「あれ、じつはミステリー漫画?」とも思えてきます。作品のテーマさえも謎に包まれた、不思議なラブサスペンス漫画……。

ほかの漫画にはない、特別なドキドキ感を味わいたい人におすすめです!

裏サンデー4位:スリル満点の奇妙な世界『劫火の教典』

主人公は、考古学者の軽井沢。彼は、研究の集大成である「遺跡発掘の出土品」の歴史的価値が低かったことから、准教授のまま、うだつの上がらない日々を過ごしていました。

妻とまだ幼い女の子の3人家族ですが、彼女たちに仕事のことは話せず……。大学の講義の後に、ガソリンスタンドでバイトをする生活を送っていました。そしてある日、ついに准教授の職すら失い、途方に暮れます。

そこに現れたのは、彼の講義を唯一マジメに聞いていた、奇妙な雰囲気の少女。彼女は軽井沢の研究に投資したいという、ある団体を教えてきます。それは「光光会」という……宗教団体。

本作のタイトルにもなっている「劫火の教典」を巡って、人々の思惑が渦巻く、スリルのある展開が続きます。物語の鍵は、光光会が「7億円」もの投資をして手に入れた、古文書。

じつは、この古文書は「世界を終わらせるほどの力を持つ手引き」とされていて……⁉

著者
伊勢 ともか
出版日
2017-01-12

軽井沢は「歴史的には価値がない」と思われている、古文書の発掘者。光光会に入信することになった彼は、そこに記された「特別な力」を手に入れるため、儀式に参加することに。

催眠をかけられた軽井沢でしたが、彼をこの宗教に誘った少女が、「人柱」として目の前で殺されてしまうのを見て、我に返ります。

恭一という少年の力を借りて、その場からなんとか逃げ切ったかと思った軽井沢でしたが、家族を人質に取られてしまいます。

その後、光光会から家族を救えたものの、劫火の教典を狙う「もうひとつの組織」の者によって、妻を殺されてしまうのです。そして絶命の寸前に、なんとか命を救えた娘を恭一に託すことに……。

そこから、新たに「劫火の教典を巡る戦い」が始まるのです。

謎に次ぐ謎と、入り乱れる人々の思惑……。奇妙な力を持つ「劫火の教典」の世界観に、どんどん引き込まれてしまうでしょう。

裏サンデー3位:迫力とスピーディな展開に引き込まれる!『灼熱カバディ』

どこかで、一度は耳にしたことがあるスポーツ「カバディ」。

しかし、その内容を知っている人は、ほとんどいないのではないでしょうか?本作は、そんな有名なようでマイナーなスポーツを熱く描いた作品です。

主人公・宵越(よいごし)は、サッカーの才能がありながらも、今の環境に嫌気がさしていました。それは、スポーツにつきものの厳しい上下関係や、注目選手を取り囲む騒がしいメディア、そして才能ある若手を妬むチームメイトなど……。

そして高校入学を機に、スポーツから離れた生活をしようと考えていました。

しかし、ひょんなことからカバディ部に入部することに。最初はいやいやだった宵越ですが、その面白さを知り、どんどんのめり込んでいきます。

著者
武蔵野 創
出版日
2016-02-12

さらっと説明すると、カバディは「鬼ごっこ」。2つのチームがコート内で、タッチ=ポイントを競うスポーツです。

攻め手は、息継ぎなしで「カバディ」と唱えている間だけ、相手の陣地でタッチを狙うことができます。髪や服など、体のどこでもかすれば、タッチとみなされるのです。

タッチをした後に、そのまま自分の陣地に戻ることができれば、ポイント加算。

このゲームは体ひとつでできますが、肉体同士がぶつかり合う様子が力強く、作者・武蔵野創の描く筋肉は迫力満点です。見せ方にもこだわりが感じられ、試合の山場のアングルなどでも、その迫力が伝わります。

また重厚感に加え、スピード感があるのも魅力のひとつ。体や服など、どこに触れてもタッチとみなされる得点制なので、相手との間合いのとり方や、攻守の様子がスピーディに描かれます。

タッチされるのではないか?後少しでタッチできるのではないか?という、両者の掛け合いには、手に汗握るものがあります。ぜひ作品で、その重厚感とスピード感を味わってください。

 

裏サンデー2位:圧倒的スケール!未知の世界に挑む少年の冒険漫画『マギ シンドバッドの冒険』

日常を忘れて、「壮大な冒険漫画」が読みたくなることはありませんか?

『マギ シンドバッドの冒険』は、人気漫画「マギ」シリーズのなかでも、とくに人気の高いキャラクターのシンドバッドが主人公の作品です。

並はずれた強さをもち、賢くて仲間想いのシンドバッドが、どんな人生を歩んできたのか――本編『マギ』を読んでいる人はもちろん、読んでない人でも十分楽しめる冒険漫画です。

シンドバッドは、生まれた時から不思議な力があり、いつか「世界を変える男」になると期待されていました。そして、まっすぐで野心的な少年に成長します。

「俺が、世界を変える!!」 (『マギ シンドバッドの冒険』より引用) 

一見すると、漫画の主人公にありがちなセリフに思えますが、シンドバッドがいうと別格です。

豪胆で頭もよい彼は、多くの人の心をわしづかみにし、女性や子どもはもちろん、世界中の強敵さえも、シンドバッドの「王となるべき器」に知らぬ間に心を動かされます。

シンドバッドの言葉一つひとつが、私たちの心に響いてくるのです。

著者
出版日
2013-09-18

各地に、突如として現れた迷宮(ダンジョン)――戻ってきた者はいないとされる場所ですが、攻略すると、「魔法の力」が授けられるといわれていました。

そんな状況のなか、シンドバッドは少年ながら「ダンジョンの初めての生還者」となり、魔法の力を手に入れます。

しかし、彼は1つの強大な力を手に入れただけでは飽き足らず、世界を変革させるために、さらなる強い力を求めて進んでいくのです。

一方、シンドバッド以外のキャラクターも魅力たっぷりです。個性的で強力な仲間たちが、作品のなかで丁寧に描かれます。

野蛮な巨人の国、誇り高き女人の国、奴隷を母性で支配する国……など、あらゆる場所で出会うキャラクターは、敵さえも魅力的に感じるでしょう。

本編『マギ』を知っていると、人気のキャラクターの過去を知ることができ、本編を知らない人でも、少しずつ成長していくキャラクターたちに勇気がもらえるはず。
 

日常を忘れて、壮大な冒険を読んでスカッとしたい人におすすめの作品です。

裏サンデー1位:最強の超能力をもつ中学生のギャグ×バトル漫画『モブサイコ100』

「超能力者」の影山茂夫(通称・モブ)は、勉強も運動もできない中学生。超能力を持つことが唯一の取柄なのに、なぜか超能力を使おうとはしない変わり者です。

モブは「平凡」な生き方を望みますが、感情のボルテージが「100」になると、彼の身に何かが起こり……⁉ギャグありバトルありで、読みごたえたっぷりの作品です。

最強の超能力をもつ中学生・モブは、超能力を使わない「平凡」な日々を送っていました。彼は霊媒師の霊玄を師匠とし、時給300円のアシスタントとして雇われています。

しかし霊玄は、じつはまったく霊感がない偽者の霊媒師。そのため、アシスタントのモブの力を利用し、何とか生計を立てている状況……。

また、モブは憧れの女子と仲よくなるために、バリバリ体育会系の筋肉改造部に入るなど、超能力を使わないと「普通の中学生」です。

著者
ONE
出版日
2012-11-16

「そもそも、超能力なんて生きていくうえで必要ない」というモブは、思いのほか「平凡」。

しかし、感情が「100」まで高まると、超能力を発揮してしまいます。その威力は、なんと校舎を消してしまうほど……。
 

自分の力の危険性を恐れながらも、モブはいろいろな事件に巻き込まれ、超能力を使ってあらゆる強敵に立ち向かっていきます。また、モブはもちろん、作品のサブキャラも非常に魅力的です。

モブの師匠でインチキ霊媒師の霊玄は、ただの食塩をまき散らすだけの除霊をしたり、呪いを解くためと称してマッサージをしたりと、モブがいなければ、もはやただの詐欺師のようなもの。

しかし、超能力を持って悩みを抱えるモブをしっかり支え、人として大事なことを教えてくれます。モブのように特別な力はありませんが、霊玄の言うことには不思議な説得力があり、モブも大きな信頼を寄せているのです。

絵柄の好き嫌いは分かれると思いますが、個性的で魅力のあるキャラクターが多く登場し、テンポよく読むことができる、おすすめの作品です。

『モブサイコ100』については<『モブサイコ100』の魅力を全巻ネタバレ紹介!無料で読める激アツ漫画!>の記事で詳しく紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

 

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