音楽は、聴くと楽しい。読むのも楽しい!

音楽は、聴くと楽しい。読むのも楽しい!

更新:2021.3.29

Alfred Beach Sandalです。音楽は、聴くと楽しい。演奏するのも楽しい。「考えるな、感じろ」とはよく言うが、たまには好きなものについて考えてみるのもいいと思う。楽しみ方が広がるから。

Alfred Beach Sandalプロフィール画像
ミュージシャン
Alfred Beach Sandal
2009年に北里彰久(Vo, Gt)のフリーフォームなソロユニットとして活動開始。ロックやラテン、ブラックミュージックなど、雑多なジャンルをデタラメにコラージュした上に無理矢理ABS印のシールを貼りつけたような唯一無二の音楽性で、真面目に暮らしている。2013年のアルバム"Dead Montano”以降は、岩見継吾(Wb)、光永渉(Dr)とのトリオ編成を軸として、美学をつきつめ中。2015年8月にアルバム『Unknown Moments』を発売。現在はライブを中心に活動を行っている。 2017/2/18(土) りんご音楽祭 × GOLD EXPERIENCE presents「金のりんご -2017-」 PLACE:名古屋・新栄CLUB MAGO/Live & Lounge Vio http://ringofes.info/event/goldenapple2017/ http://alfredbeachsandal.com/
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『ヒップホップ・ドリーム』

著者
漢 a.k.a. GAMI
出版日
2015-06-24
ラッパーの漢さんが自身の生い立ちとヒップホップ哲学を記した本。

内容はもうめちゃくちゃ面白いんで読んでみてくださいとしかいいようがないけど、とにかく文章がとてもフィジカルな言葉でできていて、読んでいてすごくグルーヴとかフロウを感じれてノレます。

ラップの言葉はボディーの言葉だなととても思う。

『音と言葉』

著者
フルトヴェングラー
出版日
2005-01-24
ジャケの顔がハードコアでまずびっくりしますが、中身も神と讃えられた指揮者のかなり濃密な音楽愛に満ちてる。

自分はクラシックあまりよく知らないのですが、俗世間を置き去りにしてひたすら芸術に邁進しようとした聖なるフルトヴェングラーが、一方で戦争とかナチスとかの、社会というか政治というか「現実」としか言いようがないことに否応なく巻き込まれてしまった「ただの人」でもあったことには、なんかすごいヒリヒリする。

『インプロヴィゼーション--即興音楽の彼方へ』

著者
デレク ベイリー
出版日
孤高のギタリスト、デレク・ベイリーによる、即興演奏とはなんなのかを問うた本。決まり事(イディオム)を解体し、音の可能性を広げて、新しい場所へ行こうとしたベイリー。様々なジャンルの音楽家に即興について聞いていくことで、その壮大な探検の足がかりをこさえている。

ベイリーにとっては、硬直して死にかかってる音楽をまた蘇らす光が、フリー・インプロヴィゼーションの中にあったということ。結局生きた音楽をやらないとつまんなくね?ってホントにそう思います。

『憂鬱と官能を教えた学校』

著者
["菊地 成孔", "大谷 能生"]
出版日
2010-05-01
読んだのはもう十年以上も前だと思います。

音楽について知らなかった見方聴き方をいろいろ教えてくれて、「音楽ってめちゃくちゃ面白いんだなー」と改めて思わせてくれた本。

『レコードと暮らし』

著者
田口史人
出版日
2015-09-18
音楽そのものというよりは、音を運ぶメディアであるレコードについて、それもヒット曲とかの類いではなくて学校の卒業記念に作られたLPや引き出物で配られたラッカー盤、雑誌のおまけのソノシートなど、より生活の一部として暮らしに寄り添っていたレコードたちを主に集め(妄想を交えながら)解説した本。

それらに向き合うことで当時の人々の生活や社会のあり方も見えてくる。もっと言えば、音楽にせよなんにせよ、作られたモノに向かい合うということは、情報を得るということでなくてそこに込められた魂に触れるということではないか、という熱い問いかけがある。

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  • 本と音楽

    バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。