冬本番に入ってきましたね。最近のお気に入りは、布団を頭まで被って布団の中にランプと本を持ち込んで、その中で本を読むことです。
ただ、母にランプを布団に置いたままにすると危ないからやめなさいと言われました……。暖房がなく寒い部屋なので、やめませんが、ランプを置いたまま寝落ちしないように気をつけています。
さて、今回のテーマは「女子中高生に読んで欲しい本」です。読書に興味ある人が少ない中高生、私と同世代の方におすすめしたい本を紹介します。もちろん、他の年代の方が読んでもとても楽しくて、可愛くて、心が安らぐ小説です。
ぼくがぼくを。わたしがわたしを。
これは、私が小学4年生で転校した時、出会ったばかりの図書室で見つけた本です。主人公の「ぼく」は大きな過ちを犯してしまい、死んでしまった魂。だが天使の気まぐれで生き返るチャンスを手にします。自殺してしまった「小林真」の身体にホームステイし、自分の犯した罪の大きさに気づけば、輪廻のサイクルに戻ることができるという物語。
物語的には命を取り扱った物語なので、重くなりかねない小説ですが、それを登場人物である天使のプラプラによってほどよく中和してくれているので、小学4年生の私にもとても読みやすかった覚えがあります。
それ以来定期的に読み返すようになったこの本。この本を読むと、物語の壮大さとどこか不思議な疾走感に圧倒され、日頃のモヤモヤや劣等感がどれだけ小さいものかを思い知らされます。
自分のことは自分にしか分からない。自分を大切にしたいと思わせてくれる1冊です。
たった一瞬の巡り会い
短編小説のようで、どこかで繋がっているひとつひとつの物語。私はミステリ小説以外だと、有川浩さんの小説をよく読ませて頂くのですが、この小説は特に何度も読み返していて、とても気に入っています。心が温まるものから、気持ちがスカッとするものまで、非常にバラエティに富んだ小説です。
この小説に関しては、年齢問わず、すべての方におすすめしたい!と思うほど読み進めていく中で自分の感情が揺れ動き、そして心が洗われたり、温まったり、スッキリしたり、いろいろな気分を味わわせてくれた本でした。
特に、自分の中でのモチベーションを上げたい。と感じる時は、2話目の宝塚南口駅という物語を読みます。ストーリーは少し、といわずかなりドロドロしているのですが、どこか気持ちがスカッとします。
その物語の中心である「翔子」に憧れを覚えてしまうほど。私も強い女性になりたい、と気分をあげてくれる物語のひとつです。そして何よりこの小説の魅力は、現実世界を舞台にしていて、構えることなく読み進めることができるところ。頁数も少ないところも抵抗なく読める大切なポイントなのではないでしょうか。