こぶしファクトリーの広瀬彩海です。読書に興味ある人が少ない中高生、私と同世代の方におすすめしたい本を紹介します。もちろん、他の年代の方が読んでもとても楽しくて、可愛くて、心が安らぐ小説です。
これは、私が小学4年生で転校した時、出会ったばかりの図書室で見つけた本です。主人公の「ぼく」は大きな過ちを犯してしまい、死んでしまった魂。だが天使の気まぐれで生き返るチャンスを手にします。自殺してしまった「小林真」の身体にホームステイし、自分の犯した罪の大きさに気づけば、輪廻のサイクルに戻ることができるという物語。
- 著者
- 森 絵都
- 出版日
- 2007-09-04
短編小説のようで、どこかで繋がっているひとつひとつの物語。私はミステリ小説以外だと、有川浩さんの小説をよく読ませて頂くのですが、この小説は特に何度も読み返していて、とても気に入っています。心が温まるものから、気持ちがスカッとするものまで、非常にバラエティに富んだ小説です。
- 著者
- 有川 浩
- 出版日
- 2010-08-05
主人公の「カノン」は100番目に自分にかわいいと言ってくれる人が運命の人だというマリちゃんの言葉を信じ、待ち続ける……。カノンはごく普通のどこにだっている女の子。でも自分の想う相手に対してはストレートにぶつかっていく。話し言葉や仕草、言語表現まですべてが「かわいい」。この本は男性にも是非ともおすすめしたい本です。
- 著者
- 季東 将司
- 出版日
- 2008-05-17