私は、所謂、幽霊とか、そういう類のものは一切信じていない。心霊現象に分類される体験はしたことはあるけれど、それらは単なる金縛りだろうし、目の端に映る黒い影は、飛蚊症かなあと思う。でも、そういう不思議な、恐ろしい話を読むのは、大好きである。
この高原英理『怪談生活』は、少し変わった怪談集だ。
- 著者
- 高原 英理
- 出版日
- 2017-03-17
こちらはフィクション。
- 著者
- 綾辻 行人
- 出版日
- 2017-02-24
主人公は中学生。転校先のクラスでは、いないものにされていた少女がいた。代々そのクラスには、「何か」があって……というあらすじだが、読むのが止まらなくなること請け合いだ。
- 著者
- 綾辻 行人
- 出版日
- 2011-11-25
現実は現実で確固たるものであるはずだ。でも、それを突き破って何者かが入り込んでしまう恐怖を克服することは難しい。暗闇が怖いのは、ただの動物としての本能だ。理性では分かっていても、やはり、暗闇は恐ろしい。
- 著者
- 綾辻 行人
- 出版日
- 2016-06-18
この本はタイトル通り、「なぜ人は恐怖を好むのか」、その問いに一つの答えを与えてくれる。面白いのが、本書で述べられる仮説は、「なぜ人は物語を好むのか」という問いにも答えを与えてくれるところだ。残酷な物語、実話、おぞましいニュース、残酷な絵、漫画、エロ、グロ、その他諸々の刺激を求める嗜好が「何故」生まれるのか、考えることができる。
- 著者
- 戸田山 和久
- 出版日
- 2016-01-07
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。