マンガ

育児漫画おすすめ10選!辛いことも笑い飛ばせるのが家族。

更新:2020.12.2 作成:2017.4.12

辛い時も楽しい時も共感できる家族。もっとも近くにいながらも、その存在意義には気づきにくいものなのかもしれません。今回は、家族の大切さや育児の大変さなどを題材にした育児漫画をご紹介します。共感しながら学べる。魅力のある作品が集まりました。

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不器用に、一生懸命な父親『うさぎドロップ』

30歳のサラリーマン河内大吉は、祖父が亡くなったという知らせを受けます。祖父の家に行き、出会った少女りん。実は彼女は、祖父の隠し子だったのでした。親戚は厄介事を遠ざけるかのように、りんを施設へ預けようとします。大吉はそれに反発し、りんを引き取ることにしました。かくして、結婚も子育ての経験もない男性が、ひとりの少女と親子関係を築いていくこととなったのでした。

著者
宇仁田 ゆみ
出版日
2014-10-08

本作ではイクメンのリアルな苦労が垣間見られます。予備知識がないまま子育てに入り、常に過密スケジュールを強いられる大吉。仕事と保育園と家の往復で体力的には辛いはずですが、それでも彼は諦めません。りんの身辺や教育に関することを積極的に調べ、子育てに奮闘するのです。不器用ながらも子育てに日々一生懸命な大吉を、心から応援したくなることでしょう。

父×娘×女子高生の食卓ドラマ『甘々と稲妻』

高校教師の犬塚公平は、妻を亡くし男手一つで娘つむぎを育てています。家事をそつなくこなす犬塚ですが、料理だけは絶望的に下手くそで悩みの種でもありました。そんなとき、教え子の一人である飯田小鳥が料理を教えると言い出して、3人で食卓を囲む習慣が生まれました。料理に抵抗のあった公平は、徐々に料理を楽しむようになっていくのでした。

著者
雨隠 ギド
出版日
2013-09-06

メリハリの効いた、涙あり笑いありの本作は、読者を飽きさせません。本作をおすすめしたポイントは、なんといってもつむぎの可愛さ。天真爛漫で感情の起伏が激しく、人懐っこいキャラクター。父親の作った料理を食べただけで、泣いたり笑ったりしてしまう子どもです。子育てって楽しそう、子どものために料理を作ってみよう、と思わせてくれる生活をあなたも覗いてみませんか?

シングルファザー2人の共同生活が始まった?『パパと親父のウチご飯』

整体師千石と編集者晴海は、とある共通点を持っています。それは2人ともシングルファザーということでした。同じ境遇にある彼らはルームシェアをし、生活を送っていきます。子育てや自身の悩みについて、日々葛藤しながら成長していく父親を描いたストーリーです。

著者
豊田 悠
出版日
2014-12-09

内容としては、シングルファザーならではの悩みや障害について触れることが多い本作。母親の料理を思い出して父親の料理を食べなかったり、周囲から好奇の目で見られたりすることで子どもや周囲との関係に苦労したり……。料理であれば、母親以上に子どもに認められる料理を練習したりして障害を乗り越え成長していく彼らに、心が温かくなることでしょう。少し切ない気持ちにもなりますが、最後には子どもの笑顔が待っている本作を、ぜひ手に取ってみてくださいね。

お弁当が築く、父と息子の絆『461個の弁当は、親父と息子の男の約束。』

ミュージシャン渡辺俊美は妻と離婚後、息子とある約束をしていました。それは、一人息子である登生が、高校3年間を過ごす間、毎日手作りのお弁当を作り続けるというものでした。本作は渡辺俊美によるエッセイ作品であり、お弁当のレシピは461個にものぼります。お弁当で繋がる親子の絆を描く心温まる作品です。

著者
出版日
2016-02-12

著者のTwitterでも、毎回趣向を凝らしたレシピが写真付きで公開されています。注目して欲しいのはお弁当だけではなく、俊美と登生の親子関係です。俊美は約束を破ることなく、毎日お弁当を作り続けるのです。それも息子登生が飽きないよう、豊富なレシピを用意します。日頃から些細なことでも相談したり、お礼を言う息子。大事件などは起こりませんが、この親子を見れば心が洗われるはずです。癒し系の本作をぜひお楽しみください。

チャラいバンドマンが子育て?『イクメン!』

本作は、イマドキ男子による子育て奮闘記。チャラチャラしたルックスのフリーターで、21歳のバンドマン洋哉は、彼女の美郷が妊娠したのをきっかけに育児専念を決意します。突然の妊娠発覚や生活の変化に戸惑う洋哉ですが、必死に子育てについて理解を深めようと努力します。

著者
森脇 葵
出版日
2011-02-10

最初はバンドマンのヒモ男が彼女を妊娠させ、修羅場になるのかとひやひやさせられましたが、内容は真逆のものでした。俗に言うチャラ男が子どもにしっかりと向き合い、子育てを経験していく……。題材が斬新で、ほかのイクメン関連作品とは、また違う子育ての仕方を描き出しています。

楽観的な性格の洋哉が軽い気持ちで挑んだ子育て。洋哉は子どもの体調の変化に気をつけたり、おむつやミルクを用意したり、子育ての大変さを日々味わっていくことになります。若いパパに「子育ては甘くないぞ!」と厳しくたしなめるような本作。特にこれから子育てをするであろう新米パパには、ぜひ読んでもらいたい漫画です。

役割の大切さを感じる『たくあんムスメたち。』

天然のほんわかした性格が可愛らしい長女のほうちゃんと、おっさん系でピリッとした性格が持ち味の次女のゆーちゃんがおりなす、微笑ましい日常を描いた作品。

学校の前の朝食を「外で食べよう」と提案する奇想天外な長女に対して、冷静なツッコミを入れる次女を描いたシーンから、次女の「お尻が落ちそう」という発言に、優しく「ほっぺだよ」と教えてあげる場面を続けるなど、クスッと笑える4コマ漫画です。

著者
中島めめ
出版日
2016-12-15
本作の魅力は、何と言っても長女と次女の性格の違いにあります。どこかゆったりとした長女に対して、ズバッと指摘する次女の姿が描かれています。一般的に、頭の良い妹がしっかり者で立場的にも優位になりそうですが、そうはいかないのが家族。おじさん系と言われる次女は、「ケーキ屋さんを開いたら、お母さんにもちょうだいね」と話す母に、「お金ちょうだいよ」と指摘するなど、何事にも現実的です。

しかし、正反対のように見える2人でも、仲良く遊ぶなど家族ならではの不思議な関係性も描かれています。そして、そんなバランスの取れた関係性を描いた本作だからこそ、読者すらも包み込んでしまうような幸福があります。

リアルな姿に共感『ぼっち育児楽しんでます』

結婚を機に住み慣れた環境から離れてしまった作者の境遇をもとに物語は展開していきます。

遠方に引っ越し、帰りの遅い旦那、友達も知人もなく、孤独そのもの。そんな環境に置かれながらも、育児に正面から向き合う母の強さを感じることも。出産を経験したことで作者が孤独とうまく付き合い、折り合いをつけ、子どもやペットに支えられながらも育児を楽しむ方法をを披露している作品です。

著者
鳥頭ゆば
出版日
2016-06-16
家族という幸せなテーマで描かれる漫画とは一線を画すのが、『ぼっち育児楽しんでます』です。育児をし、イラストレーターとして活躍する鳥頭ゆばの日常を描いた作品ですが、内容は非常にリアル。

フェイスブックを題材にした場面では、友人の幸せそうな写真に対しブルーな感情を抱かずにはいられない心情を描き、猫と戯れる、子どもの未来を想像するなどの方法で、その場を凌ぐというリアルな対策を披露しています。しかし、そんなリアリティがあり、作者の本当の姿を描いた作品だからこそ、共感しやすい作品でもあるのです。

家族への想いを取り戻す『家族ほど笑えるものはない』

同い年で家事も仕事もしっかりとこなす旦那と5歳で活発な息子、2歳で甘えん坊の娘に囲まれた作者が1日の終りに書き続けてきた絵日記を書籍化した一冊です。そんな背景もあり、『家族ほど笑えるものはない』というタイトルには、忘れないようにイラストにする努力も感じられ、面白いながら考えさせられるイラストも掲載されています。
著者
カフカヤマモト
出版日
2017-03-09
子どもたちの育成記録にインスタグラムに写真をアップしていたことで、12万人のフォロワーを得たカフカヤマモトが写真をもとに、笑えるシーンをイラスト化した一冊です。休みの日の2人の子どもが昼寝をした瞬間が奇跡、夜中に目が覚めた時に家族3人の寝相が同じなど、共感できる部分も満載です。楽しみながら、家族の大切さを再認識したい方にはおすすめの作品です。

育児は予測不可能!『ママはテンパリスト』

人気漫画家である東村アキコの初育児を題材に漫画化した作品です。タイトルの通り、想像もつかない子どもの行動に育児の大変さを伺うことができます。

子どもであるごっちゃんの0歳〜6歳までを描いた漫画でもあり、その年齢によって、起こるトラブルも予測不可能。子どもの可愛らしさが描かれながら、子育てをする準備の大切さも知ることができる作品です。作家という仕事をしていなくとも、仕事を抱えながら子育てに挑もうとする女性の背中を教えてくれます。
著者
東村 アキコ
出版日
2008-10-17
本作の魅力は笑える面白さがありながらも、育児の大変さをリアルに描いている点にあります。作者である東村アキコの初めての育児を描き、その大変さゆえに気づける幸せも描かれています。

人気作家として連載を続けながら妊娠し、妊婦として挑んだ結婚式では父と喧嘩。さらに、想像を絶する陣痛と戦いながらの出産など、テンパり続きな作者の境遇がありありと書かれているからこそ、これから家族を作る準備をする方におすすめです。さらに、子育てをする前に、旦那さんに読ませておきたい作品でもあります。

育児は家族の成長『たまご絵日記』

育児は精神修行と思いながらも毎日逃げたいと思っている頼りないかあちゃんと、娘のタマ子への愛情は並々ならないものでありながらも育児には非協力的なとおちゃん。そして、魔の2歳児として良い意味でも、悪い意味でも元気いっぱいのタマ子の家族3人が織りなす、成長物語です。
著者
ナナイロペリカン
出版日
2012-03-24
グラフィックデザイナーとして活躍し、妊娠をきっかけに始めた「たまご絵日記」というブログが、すくパラブログコンテスト子育て部門最優秀賞を受賞したことでエッセイ化されたのが本作です。 もともとブログで多くの子育てをする大人たちに共感されていた作品だけあり、無意識に分かると共感してしまう作品。嫌いな食べ物と好きな食べ物を一緒に食べさせようとするかあちゃんと、2歳児なのに一枚上手のタマ子との攻防からは目が離せません。