忍者ニンジャNINJA!忍びのカッコよさを堪能できる作品5冊

忍者ニンジャNINJA!忍びのカッコよさを堪能できる作品5冊

更新:2021.3.15

どうも、わちゅ〜さんです。我らがThinking Dogsは、2016年2月24日に3rdシングルをリリース。タイトル曲「そんな君、こんな僕」は、2016年1月14日(木)からスタートしたテレビ東京系アニメーション『NARUTOーナルトー疾風伝』のエンディングテーマなのでございます!! うひゃー!! ってことで今回は、NARUTOエンディングに選んで頂いた記念としまして「忍び」をテーマに5つの作品をご紹介致しまーす。

わちゅ~@Thinking Dogsプロフィール画像
バンド「Thinking Dogs」 B
わちゅ~@Thinking Dogs
茨城県水戸市出身。 Vo.TSUBASA、Ba.わちゅ〜、Gt.Jun、Dr.大輝によるロックバンド、Thinking Dogsで活動中。2014年6月からバンドを始動させ、 同年夏に行われた大型野外ロックフェスティバル「イナズマロック フェス 2014」連動型のオーディション「イナズマゲート 2014」へ出場し、準グランプリを獲得。メンバーチェンジを経てThinking Dogsと改名し、2015年6月にシングル「世界は終わらない」でメジャーデビューを果たす。2016年2月にはテレビ東京系アニメーション『NARUTO -ナルト- 疾風伝』エンディングテーマ曲でもある3rdシングル「そんな君、こんな僕」をリリース。2018年9月26日には映画「あの頃、君を追いかけた」主題歌でもある7thシングル「言えなかったこと」をリリースした。 公式ホームページ http://www.thinkingdogs.jp/ 公式ツイッター https://twitter.com/wachu_TD 公式インスタグラム https://instagram.com/wachustagram
  • twitter
  • facebook
  • line
  • hatena
NARUTOのエンディングとか嬉しすぎるんですけどぉー!! なんたってNARUTOといえば、私が小学生の時から連載していた超名作。いわば青春を共にした漫画でございますよ!!! まさかそのアニメ版エンディングテーマに選んで頂けるなんて……。光栄すぎて地面カチ割るほどに土下座をブチかましたいでござるよ!!!!

忍びの作品は時代小説に多いのですが、時代小説と聞くとなんだか小難しそうなイメージを持っている方も多いはず。語り口の堅さや難解な漢字の多さなどが原因なのかもしれません。だがしかーし!!! 時代小説って、意外と振り幅が広くて面白いんです。

恋愛要素の強い作品やエンタメ感満載のもの、はたまたファンタジー級に奇天烈な内容だったりと様々。また、よく歴史小説と混同されがちですが、厳密に言えば別物。歴史小説は、歴史上実在した人物を扱い、ある程度史実に沿った内容です。それに対して時代小説は、実在しない人物が主人公だったり、たとえ実在していても史実にとらわれなかったりと、割りと自由。慣れさえすればスラスラ読めちゃうはず!

今まで時代小説に手を出してこなかった方も、これを機に読んでみてはいかがでしょうか!?

忍びの国

著者
和田 竜
出版日
2011-02-26
まずは是非ともコレ読んで!! わちゅ〜さん一押しの今作は、私自身が時代小説にハマるきっかけともなった一冊。忍び小説の中でも、未だに一番好きな作品です。著者は、デビュー作『のぼうの城』でおなじみの和田竜さん。和田さんの作品は時代小説の中でも特に読みやすく、敬遠されている方にこそ読んで欲しいのでございます!!

今作は、織田信雄(信長の次男)が引き起こす第一次天正伊賀の乱の前後が描かれています。主人公は、伊賀国一の腕を誇る忍び、無門。圧倒的な実力を持つが、性格は無類の怠け者。そんな無門には、お国という女房がいます。美人ですが気位が高く、稼ぎがよくなるまで夫婦にならないといつも文句を言っています。

無門もお国には頭が上がらず、いつも彼女の機嫌を伺っている始末。そんなある日、金銭の褒美を目当てに、無門はとある伊賀者を殺めます。この事件が、史上に残るほどの大戦へと発展。この戦こそ、伊賀忍者団vs.織田信雄軍という第一次天正伊賀の乱なのです。このように今作は、史実に沿いながらも絶妙なバランスで脚色が盛り込まれていきます。

とにかくストーリーが素晴らしい!! 笑えるシーンもあれば泣けるシーンもあるというエンタメ感満載な内容。時代小説が苦手な方でも全然読めちゃうはず!! ちなみに私は、今作を読んでボロ泣きました。私は普段、小説ではあまり泣かないのですが、今作には完全に持ってかれました。未読の方のために詳細は控えますが、そのくらい完成度の高いストーリーなんです。

もちろん、忍びのドキドキ感や戦の迫力だって味わえますのよ!! 無門の圧倒的な強さ。これがまたカッコいいんす!! 惚れ惚れするんす!! 他にも日置大膳という屈強な男や、文吾(後の石川五右衛門)という若造がいたりと、濃ゆいキャラがバンバン登場します。名前が難しくてもすぐに覚えられるはず!

今作は、時代小説の堅苦しいイメージを覆す一押しの作品。まさに「新しい時代小説」ってやつです。と、ここまでズラズラ述べましたが、とりあえず読んでみてください!! こんな面白い作品に、無駄な説明なんて必要なーい!(自虐)

くノ一忍法帖

著者
山田 風太郎
出版日
2003-02-25
忍び小説といえばコレ!! 山田風太郎の忍法帖シリーズ!! ひゃほーい!! 忍者小説の話をすれば、必ずといっていいほど名前が挙がるこの忍法帖。今作はシリーズ第4弾! 何度も実写化されている名作で、くノ一を題材にした時代小説のパイオニア的存在。そして、現実離れした忍術が次々と飛び交うという、もはやファンタジーの領域に達している作品でございます。

「くノ一」という言葉は「女」という漢字を分解すると出来上がります。すなわち「女」をあらわす忍者の隠語が「くノ一」なのです。諸説ありますが、これが一番に世に知れ渡っておりますかえ? 元々「くノ一」という言葉は女性の総称であり、女忍者だけを意味するものではなかったそうで。

ではなぜ現在のような「女忍者=くノ一」の図式が出来上がったかというと、この忍法帖シリーズがきっかけだったと言われています。この作品の刊行前は女忍者とそのまま呼んでいましたが、今作のタイトル「くノ一忍法帖」が広まると同時に浸透してきたらしいです。へぇー。

ということで物語を簡潔に説明します。大坂夏の陣が終わる頃、豊臣家の血筋を断ちたい徳川家康は、豊臣秀頼の子を身ごもった女がいるとの情報をキャッチ! すぐさま伊賀の忍び5人を集めて抹殺を謀りますが、その女は信濃忍法を操る5人のくノ一と判明。ここから忍者同士の壮絶な戦いが始まります。

まず特筆すべき点は、彼らのズバ抜けた忍術。現実離れした術の数々は、もはや魔法の域に達しています。ファンタジー小説といっても過言ではありませぬ。そして、完全に下ネタです。性に関する忍術のオンパレード。18禁になっても不思議じゃないくらい。とりあえず読んで頂ければわかります。ちなみに今作は「色仕掛けを用いて任務を遂行するくノ一」が初めて登場した創作物とも言われています。

んなアホなっ!って思いながらも、ページをめくる手が止まらなくなる一冊。是非お試しあれ!!

梟の城

著者
司馬 遼太郎
出版日
1965-05-04
もはや説明不要ですわね! 司馬遼太郎の直木賞受賞作。山田風太郎の忍法帖シリーズと共に、忍び小説ブームの先駆けとも言われる名作。ものすごーーーく良い話です。ラストの締め方がとても良いんです。気持ちの良い読後感が味わえる一冊。

主人公は、お互いに腕を認め合う相弟子、伊賀忍者の葛籠重蔵と風間五平。重蔵は、父母妹を虐殺された怨恨から、豊臣秀吉を殺すことを生涯の目的として生きています。それに対し五平は、伊賀を捨てて武士となり、立身出世の道を選ぶという生き様のまったく異なる二人。立場上、敵同士である両者は、複雑な想いを抱きながらも対決し合います。そこへ、これまた対照的な印象を与える女忍者、木さると小萩が絡んできます。

ずばり! 今作は恋愛要素の強い作品となっております。恋心によって、己の道を見失いそうになりながらも歩み続ける彼ら。忍び小説の中でも、ここまで人間味あふれる物語は数少ないと思います。揺れ動く心模様を存分に味わうことのできる作品です。直木賞受賞も納得の、万人におすすめできる傑作!

そして、最後の最後で意外な人物の名が登場します。私も読んでいて一瞬時が止まりました。思わず「お前そうだったのか!!!」って口走りたくなります。読んでからのお楽しみ! ふふ。

蝶の戦記

著者
池波 正太郎
出版日
時代小説といえば池波正太郎!といっても過言ではなーいっ!! 今作は、甲賀の忍者を取り上げている長編小説。上下巻の2冊で構成されています。物語の前半は、主に上杉謙信と武田信玄による川中島の戦い、後半は織田信長と浅井長政による姉川の戦いが描かれています。主人公は、甲賀くノ一の於蝶。上杉謙信への忠心に燃えつつ、織田信長暗殺に命を懸けるというストーリー。史実に沿った展開に、於蝶たちの物語が絶妙に絡んできます。
今作の忍びは、どちらかというと現実的。諜報や護衛といった忍びの姿が多く描かれています。ただ、その中でも一人だけ人間離れした忍者が登場。「ねずみのおばば」こと伊佐木は、化け物級の強さを誇る女忍者。なんだかんだ、こういう強い忍者が登場すると安心するのよね。うん。

今作は、於蝶が登場するシリーズ三部作の第一弾となっております。気に入った方は、ぜひ二作目以降も面白いのでチェックしてみてください!! 老齢となった於蝶が登場しますわよ。

NARUTO 53巻

著者
岸本 斉史
出版日
2010-11-04
きたぁあぁああーー!! ナルトォーッ!!! 本当は今回、5冊とも忍び小説を紹介しようかなぁと思ったのですが、やっぱりナルト入れちゃうっふふぅーっ!!!! といっても、NARUTOについてはもう説明不要でしょうし、ただ説明するにゃ勿体ないので、今回は私が一番大好きな53巻をご紹介!!

※ここからネタバレなので、未読の方はご注意!!

ってことで53巻は、涙なくしては読めませぬ!! もうボロ泣きっす!! おっす!! 顔クッシャクシャにしながら、何度ティッシュを引き抜いたことか……。うわーダメだ!! これ書きながら思い出して泣きそうだよ私!! クシナがナルトに「〜すること!」っていうシーンとか、ミナトとクシナが身体を張ってナルトを守るシーンとか、もうたまらんのです。涙止まらんのです。鼻水の暴発も止まらんのです。

ミナトとクシナ、二人のナルトへの愛情が痛いほどに伝わってくるんですよねぇ。家族っていいですよねぇ。うん。

私はストレス解消のため、たまにわざと号泣するのですが、この53巻には大変お世話になっております。泣くためにはもってこいです。ちなみに私、53巻だけ念のため2冊持ってます。涙で濡れても安心です。皆さんもどうぞ。

この記事が含まれる特集

  • 本と音楽

    バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。