ボクシング漫画「シュガー」が面白い!板前志望からプロボクサーに!

更新:2020.12.15

「シュガー」はボクシングとは無縁な生活を送っていた主人公、石川凛がひょんな事からボクシングに出会い才能を開花させ、プロボクサーを目指し奮闘する物語です。個性的なキャラクターの多い本作を、あらすじと共に解説していきます!

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漫画「シュガー」を読んでみよう!

著者
新井 英樹
出版日
2002-04-09

火の玉欣二との再会、レイラとの出会い

元々おちゃらけた性格で、たまにデリカシーのない発言をして人を傷つけてしまうことの多い石川凛は、ハツラツとした性格で地元では人気者でした。

高校中退後上京する予定だった凛は、失踪してしまった尊敬する先輩玉置欣二(たまききんじ)、通称火の玉欣二の行方が判明したと知り彼の元を訪れます。そこには欣二と、レイラと名乗る義足の女性がいました。

欣二に金をせがまれ、断れない性格の凛は大金を渡してしまいました。レイラが身体で凛にお礼をしようとするのですが、そこで衝撃の事実が発覚します。なんと、レイラはニューハーフだったのです!凛はお礼を丁重に断りました。

レイラは佐伯剛史という名の元ボクシング選手で、凛の天性の瞬発力の良さを見抜き、ボクシングをやれと彼に伝えます。そして凛本人もボクシングの面白さに魅了されていくのです。

ボクシングの基礎を一通り教えたところで、欣二が凛に決闘を申し出ます。元々血の気が多い欣二との決闘に対してビビる凛でしたが、レイラをセコンド(介添人)につけ欣二を喧嘩ではなく、ボクシングのスキルで打ちのめすのでした。


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上京、板前修業と中尾ボクシングジムへの入会

一人前の板前になるという約束で上京した凛でしたが、就職先の料亭への勤務初日に無断欠勤するという問題行動を起こし不採用を言い渡されてしまいます。

しかしそこは諦めの悪い凛。何としてももう一度採用してもらうようにアピールに奮起します。その最中に料亭の近所に中尾ボクシングジムを見つけ、凛は入部を決意するのです。

中尾ボクシングジムのトレーナーの中尾重光は、元超天才ボクサーでしたが、今となってはその面影もなく、ボクシングに対しての情熱も失ってしまい、興味があるものは風俗や女体など卑猥なものばかり。

しかし現役ボクサーだった頃の中尾の試合を見た凛は、中尾を尊敬し自分にボクシングを教えてくれと懇願します。入部初日に現役プロボクサーに試合を申し込むなどの問題行動もありましたが、凛の成長はめざましく一目置かれる存在となり、中尾もその才能を渋々認めます。

料亭でも凛の頑張りのおかげで採用が認められ、板前とボクシングという二足のわらじでプロボクサーへの道を突き進んでいくのです。

著者
新井 英樹
出版日
2002-04-09

初めての敗北……プロボクサーへの険しい道

ジムでのスパーリング(実戦形式の練習)や練習試合でも負け知らずな凛でしたが、プロデビュー戦で格下の相手に1発KOされてしまいます。

そこでボクサー特有の敗北のトラウマを植え付けられてしまい、いつものおちゃらけた凛はいなくなり、ついにはボクシングを辞めるとまで言うようになります。そんな凛を何とかなだめ、プロ2戦目の試合をとりつけました。

試合開始直前までビビりっぱなしの凛。一度試合会場から逃走するほど追い込まれ試合も棄権と思われましたが、何とかリングに立ち試合を開始します。しかし、いつもの凛らしくない試合回しで相手のボクサーから逃げてばかり。一発相手に打ち込むことが恐ろしく怖くなってしまっていたのです。

ところが一発相手に打ち込んだ瞬間、凛に腕から頭に電撃が走ったような衝撃が走ります。そこからは凛の猛反撃の始まりです。秒速でKOをかまし、プロボクサー石川凛としてその名を世界に轟かせることになります。

『RIN』に続く石川凛の活躍にこれからも目が離せないッ!

RIN

新井 英樹
CoMax

「シュガー」ではプロボクサーになったところまでの凛の活躍しか描かれていません。その後の凛の活躍が気になる方は続編の『RIN』をぜひご一読ください!