最近はレシピが知りたければパパッとネットで検索しちゃいますよね。
わたしもそうです。
でも久々に料理本を読んでみたら、その面白さに感動しました。
素晴しい料理本って、ネットのように単に材料や作り方が書いてあるだけではなく、その人の趣味や生き方や哲学が込められているんだと思いました。
料理本を通していろんな考え方に触れてみるのも楽しいですよ。
「アルポルト」片岡護のパスタ・スペシャリテ60
わたしにとってのイタリアンの先生は落合シェフ!ではなく、片岡譲。
なぜかというと、生まれて初めて買ったイタリアンの本が、この本だからです。
簡単だけど、あくまで本格的。物腰柔らかだけど、譲らないところは譲らないぞ!といった気概がふんわり感じられます。
この本に載っている料理は作りまくったなあ。特に19、20歳の時に作りまくって、食べまくって、太りました。
どのレシピも美味しいものばかりですが、ゴルゴンゾーラのペンネは本当に簡単で美味しくて言うことありません。ぜひお試しあれ。
ごちそうさまが、ききたくて。―家族の好きないつものごはん140選
栗原はるみって本当にいつまでも美しくて、いつまでもズルイ!とおもわせてくれる超魅力的な女性だと思います。
とにかくオシャレ。この本のタイトルもオシャレ。そして信じられないほどの若さ。今年70歳。見えない。栗原はるみのようにオシャレになれたらな、あんな風に歳をとれたらな、とテレビで見かけるたびに思います。
そんな栗原はるみの料理はとっても男前。味付けはしっかりガツンと、脂っこい。串揚げも作っちゃう。そこが大好きなのですが、ちょっとオーガニックなイメージがある人だったので、はじめはビックリしました。
でもそれくらいガツンとした料理で勝負に出れるからこそ、あんなに若々しいのかもしれません。
穏やかめだけど、芯がぶっとい。
わたしといえば、最近は胃弱でお粥食べたりしています。しょんぼり。