カメラ初心者でも安心して読める入門書おすすめ5選!これでもうつまづかない

更新:2021.12.6

「インスタ映え」という新しいワードも出てきて盛り上がりをみせる写真を中心としたSNS。パッと目を引く素敵な写真を撮りたいと思ってらっしゃる方も多いのではないでしょうか。写真の基本やコツを身につけてハッとする写真を投稿してみませんか?

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how to動画がわかりやすい

デジタル一眼レフカメラには、たくさんの機能があります。絞りやシャッタースピードやホワイトバランス等初心者はどこをどう操作すればいいのか戸惑うのではないでしょうか。とにかく、そういった機能は置いておいてまずは構図や光の見方に重きを置いて上手な写真を撮るためのコツを鉄道写真家、中井精也が解説します。

著者
中井 精也
出版日
2014-11-28

初心者向けでありながら、カメラを少しかじっている人にもおすすめの1冊です。なんとなく撮っていた写真がこの本の技術でプロっぽくなり写真の面白さ、奥深さを学ぶことができます。

DVDが添付されており中井精也がその豊富な知識をやさしくゆったりと解説してくれます。DVDだけではなくスマートフォンにもダウンロードでき、疑問を持ったところを繰り返し繰り返し簡単に視聴できるところもポイントです。

わかりやすい解説、読みやすさはデジタル一眼レフカメラユーザーの最初の参考書と言ってもいいのではないでしょうか。

ドリル式で無理なく学べる

写真が上手くなりたい!と思いつつも説明書がよくわからずすぐ挫折……という方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方に無理なく継続できる本書がおすすめです。

著者
安彦幸枝
出版日
2014-03-24

1日1機能を攻略すると10日間で「こんな写真が撮りたかった!」という写真のイメージが習得できます。

この本は2つの章に分かれており、まず1章はドリル形式で「1日1機能×10日間=10機能」を習得できるようになっており、継続が苦手な3日坊主の方に向いているのではないでしょうか。とにかく継続してみる、ということに重しをおいた書籍です。シンプルなレイアウトでの分かりやすさもさることながら、可愛いイラストで習得意欲が沸きます。

2章は「素敵な写真の撮り方の種明かし」です。ふんわり、ほっこり、カラフル、ノスタルジックなどシチュエーション別に背景のぼかし方、ホワイトバランス等技術面をレクチャーしてくれ、撮影場所の雰囲気に合った写真が撮れそうです。

全体的に雰囲気良く魅せることを中心とした1冊になっています。

豊富なイラストがわかりやすい

表紙からわかるようにイラストをふんだんに使って楽しくカメラ、写真の技術を学べる1冊です。初心者にはもちろん中上級者にもハッとするような学びを習得できます。

著者
鈴木 知子
出版日
2015-10-23

この書籍のタイトルにある「すずちゃん」とは著者鈴木知子の愛称。鈴木は雑誌への作品提供やフォトコンテストの講評業務や写真教室などをおこなっているプロのフォトグラファーです。

そんなプロのフォトグラファーがこの書籍でカメラ・写真の技術を基礎からわかりやすく解説してくれています。この書籍は大まかに3項目に分かれていて「カメラのはなし」「レンズのはなし」「撮影のはなし」です。その大まかな項目からそれぞれ小項目に分かれており、「カメラのはなし」では「色彩モード」「AFモード」等その技術、技術でまとめられています。なかなかレンズそのもののの機能の解説を詳しく解説している書籍はないので重宝する1冊です。

もし疑問に思う機能・技術がある場合は目次からパッとページをひくことができます。

カメラ・写真について知識をとことん身につけたい方におすすめです。

ナチュラルふんわりの作例に癒される

ミラーレス一眼カメラや入門向けのデジタル一眼レフカメラのユーザーにフォーカスをあて写真の基本をまとめた写真者向けの書籍です。インスタ映えしそうなナチュラルでふんわりやさしい作例を見本に写真に必要な基礎知識を解説します。

著者
河野 鉄平
出版日
2011-11-28

写真の基礎中の基礎を解説しており写真入門者には買って損はない1冊だと思います。

カメラを初めて手に取った際、たくさんのボタンやダイアル等に戸惑ったりするのではないでしょうか。まず初めにカメラそのものの機能について図解を用いて解説してくれています。カメラの仕様について知ったうえで技術の基礎を身につけるステップに進むことができるので安心感があります。

撮影の技術だけではなく写真の加工についての解説も。スマートフォンのアプリ等で写真を撮る際も最後の加工は必須ですよね。加工技術も身につけておくと素敵な写真を作り上げるまた1歩となります。

著者のふんわりとした優しい写真をみると「こんなに撮れるようになりたい。」と習得意欲が増すのではないでしょうか。

実践的なアドバイスがたくさん

「自分なりに写真が上手く撮れるようになったけどあまり自信がない……。」という方におすすめの1冊です。「どこをどう直せばよくなるのか」「ここをこうしたほうがよい」というようなアドバイスをたくさん掲載した写真の処方箋のような書籍です。誌上レッスンでプロの技術を手に入れませんか?

著者
石田 徳幸
出版日
2014-04-25

おおまかに2章に項目が分かれており、まず1章では写真をレッスン形式で学びます。デジタル一眼レフカメラ初心者が実際に写真を撮り、その後その写真を見たプロがアドバイスし、そのアドバイスに沿って写真を撮り直します。プロの一言により写真が大きく見違え、プロの理論からなる写真技術を実感できるのです。そのアドバイスの数々は実際に使えるテクニックやコツばかりですので、カメラに対する学ぶ意欲がぐんと上がります。

2章はカメラの超基本的な部分を総合的なおさらいです。初心者にはちんぷんかんぷんの絞りやシャッタースピードやホワイトバランス等知っておくべきことを丁寧に解説してくれ、「なるほど」と思うようなことを再確認できます。

実際に1対1で先生と生徒のように学んでいる「近さ」が1番のポイントです。「なかなか上達しない、思うようにいかない。」といったうずうずとした思いをお持ちの方はこの書籍で先生に聞いてみてください。

良い写真を撮るためにはカメラの性能だけではなく撮る側の意識や視点が大切という、気持ちの部分にもフォーカスをあてた写真を芯から理解できる1冊です。

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