どうも! WEAVERの河邉徹です! これでもう連載4回目になります。いつも読んでくださってありがとうございます。先日全国9カ所のホールをまわるツアーが、東京NHKホールにてファイナルを迎えました。ツアーが終わって早速ですが6月からは全国14カ所のライブハウスをまわるツアーも決まっていて、今はその準備に忙しくしています。 人は忙しくなってくると癒しが欲しくなってくるものですよね! 癒し。さて誰にとっても癒しになるものといえば……そうです、可愛い動物たちです!
似鳥鶏さんによる動物園を舞台にしたミステリー小説。主人公は同僚から桃と呼ばれている飼育員の桃本。園内にはモモという名前の動物もいる為、「人間の方のモモ」と呼ばれることもあるからユニークだ。物語の中では様々な動物たちが登場し、物語を通してその豆知識に触れたり動物園の裏側を覗けたような気持ちになるのが動物好きにはたまらない。
- 著者
- 似鳥 鶏
- 出版日
- 2012-03-09
イギリス人であるクレア・キップスさんによる全世界で訳されベストセラーとなった実話。第二次世界対戦中、夫に先立たれたキップス夫人は家の玄関前で一羽の瀕死の雀と出会う。キップス夫人は親切にもスズメを家に連れ帰り、世話をし、このクラレンスという名前の雀と12年間共に生活をしたのだった。その12年間の予想もできなかった発見と驚き、そして愛がこの本には詰まっている。
- 著者
- クレア キップス
- 出版日
- 2015-01-05
内田百閒さんによって書かれた『ノラや』は1950年代に書き始められた随筆である。夏目漱石を師に持ち、独特のユーモアや文体を持つ作家だ。飼い猫であるノラを溺愛し、その生活を描いた、読めば猫が愛しくて仕方なくなる本である。
- 著者
- 内田 百けん
- 出版日
- 1997-01-18
動物というくくりに入れるには一風変わった本を紹介する。フィリップ・K・ディックによって描かれたSF小説。第三次世界大戦後の世界が舞台になっており、地球は放射性降下物、死の灰により多くの生物が絶滅していた。この世界では生きている動物を所有することが地位の象徴となっており、主人公のディックも喉から手が出るほど動物を欲しがった。“これでおれも動物の飼い主になれたんだーそう自分にいいきかせた。それも電気じゃない、生きた動物”。こうした主人公の言葉から、いかにこの世界では動物を飼うということが誇らしいことであるかがわかる。
- 著者
- フィリップ・K・ディック
- 出版日
- 1977-03-01
果たしてこれを動物のまとめに入れて良いのだろうか。これは動物とはまったく関係のない小説だが、「三匹」と書いてあるということで許してもらおう。以前にも紹介した作家、有川浩さんによる三匹のおっさんシリーズの第1冊目である。
- 著者
- 有川 浩
- 出版日
- 2012-03-09
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。