ルールを作った人はすごい。僕が片足突っ込ませていただいている音楽や芸能・芸術それ自体やそこに関わる産業も含め広くは社会全体でもそう思う。だって何かを築いたんだから。
そんでもってそのルールの中で結果を出したツワモノさん達もすごいと思う。だって誰かの作った規制の中で結果を出したんだから。本来やりづらいったらありゃしないでしょ。
そんでもってそのルールをぶち壊す人も違った意味ですごい。どの社会にもタブーがあるのに突き進んじゃったわけでしょ?
でも本当にすごいと思うのはルールの中でルールを飛び越えた人だと思うんですよね。
うまく伝えられたらいいのですが、臆することない行動力と発想で突き進むのだけどルールをぶち壊す人たちよりぶち壊すようなことをルールの中でやってみせる人というか。あくまで反動じゃないと言いますか。それがまた何かを築くと言いますか。何かを残すと言いますか。
そういった感覚で著名人の方って豪傑・豪快・豪腕だよなって思います。派手ではっきりしていて思慮深いのにすごく無邪気で幼稚でもある。そんな風に思考を行き来できて、さらに臆することなく自由に行動できたりする。これは度胸があるとか肝がすわっているとかの意味で。
そんな人いるかよ!という感じですがやっぱいるんだよなぁという4冊をご紹介いたします♬
いかりや長介
ドリフターズの長さんですね。バンドマンからテレビ業界へさらに俳優へと人生を渡ったその節々での大事件やメンバー間の真相・心境を思いのままに綴っています。ビートルズの前座話は爆笑。ずっと厳しく自分と闘っていたのでしょうし、結局は本当に周りに愛情深い人だったということだと思います。きっと今の僕じゃ理解できない範囲もまだたくさんあるはずだと思えるくらいに。
北野武
思うことをはっきり言う。それを恐れない強さって言うのは他人からから見たらほんの一部なのかもしれません。彼が言う芸術・芸能・音楽・教育のお話は、もしかするとただずっとピュアで素直であることだけなのかもしれませんね。でも普通はそれができない。普通でいれることを普通はできないもの。