童心を思い出す「モーニング娘。」の物語
女性アイドルグループ、モーニング娘。さんを題材にした実録の物語で、私が初めて漫画にハマった作品です。発売された当初、すでに大人気グループで、特に小学生からの人気が絶大。学校でも話が絶えませんでした。
いつしか好きが憧れになり、そして夢に変わり、私はアイドルという職業についています。人生の一部でもあるくらい大きな存在のモーニング娘。さんの物語ということで、本が苦手だった私もすいすいとページをめくり、あっという間に読み終わってしまいました。今でも読み返してみると、子供の頃の記憶が一気によみがえってきます。
あらゆる職業の人に響く? 感動と希望のお話
最近映画化されて注目度も高いこの1冊は、ブラック企業で心身ともに疲れ切った主人公・隆が、フラッと無意識に線路に飛び込もうとしてしまうところをヤマモトと名乗る男に助けられる場面から物語がスタートします。
どん底まで気持ちが落ちていた隆はヤマモトのおかげで元気や明るさを取り戻しますが、仕事へのやる気も出てきた時、ふと、どうして赤の他人であるヤマモトがここまで自分に尽くしてくれるのか気になり、調べていくと衝撃の事実を知ることになります。
ブラック企業でどん底まで堕ちた隆が、力強く最後には生きる力を取り戻していくまでの姿は、悩んだり、苦しむ全ての人たちへ、希望と感動を与えてくれるはず。