食事の時は美味しいものを食べたい!だけど、毎日違った献立を考えるのはとても大変……そんな人たちにおすすめしたいのが、土井善晴の提案するレシピ。忙しいあなたにぴったりな一冊がきっと見つかるはずです。
NHK「きょうの料理」でもおなじみの料理研究家、土井善晴は1957年に大阪で生まれます。父親は家庭料理の第一人者である土井勝。
大学卒業後、スイスやフランスなどで西洋料理を学びます。その後、大阪の味吉兆で日本料理を修行。1992年に独立して、「おいしいもの研究所」を設立しました。
料理研究家であった父の意思を継ぎ、「清く正しく美味しい」日本の家庭料理を提案。執筆活動、テレビ出演、そして大学で講師も務めています。上品で、柔らかい関西弁が大人気の料理研究家です。
一汁三菜……ではなくて、「一汁一菜」。通常、一汁一菜というとご飯、汁もの、おかず一品という考え方ですが、土井善晴が提案する毎日の食事作りは、もっとよりシンプルなものです。
土井が提言する一汁一菜は、ご飯と具だくさんの汁物のみ。おかずを作るのが大変なら、お味噌汁に具材をたくさん入れて、栄養バランスを取ろうというものです。
「一汁一菜というシステムであり、思想であり、美学であり、生き方だと思うのです。」とあるように、ご飯と具だくさんのお味噌汁で良いという考え方は、シンプルだけどとても奥が深いでしょう。
基本的なご飯の炊き方、季節に合わせたお味噌汁のレシピなど、日常生活に役立つ知識がぎっしり詰まっています。
- 著者
- 土井 善晴
- 出版日
- 2016-10-07
仕事や家事で毎日バタバタ!忙しいとついつい食事も出来合いものになってしまうことも……そして、栄養バランスの整った献立を考えるのはなかなか大変ですよね。
この本は、何かと忙しい私たちにシンプルだけど大切にしたい「食事の基本」を教えてくれます。おかずを何品も作る必要はありません。ご飯と具だくさんのお味噌汁、この2つさえ準備すれば良いと提案しています。
食事の準備にかける時間が短くなれば、心にも余裕が生まれます。特に子育て中のお母さんにはこの「一汁一菜」の考え方がぴったり!簡単とは言っても、具だくさんのお味噌汁なので栄養バランスもバッチリです。
毎日の食事作りに疲れてしまったら、ぜひこの本を手に取ってみてください。
土井善晴が教えてくれる家庭料理100品。今、流行りの「時短レシピ」ではありませんが、決してややこしい料理は載っていません。
基本のからあげや肉じゃが、肉、魚、野菜、卵、豆腐、豆、乾物のおかず、ご飯もの、麺、パスタ、スープ、そしておやつまで幅広いレシピが載っています。
この本に載っている料理が全て作れるようになったら、料理の腕前はかなりのものになっているはず!
- 著者
- 土井 善晴
- 出版日
- 2012-03-01
ここに書かれているレシピ通りに作れば、必ず美味しい料理が出来上がることでしょう。ちょっとしたひと手間が大切!ということがよくわかる、土井善晴のレシピ本です。
必要な材料、作り方の説明文がとても分かりやすいので「また作ってみよう」と思えるはず。飾らない、基本的な家庭料理ばかりですが、毎日食べたいのはきっとこういうおかずなのでしょう。
魚のおろし方や出汁の取り方も載っているので、一人暮らしを始めようとしている人への贈り物にもぴったりです。
献立を2品セット、22通り紹介しているレシピ本です。和食から洋食まで、家庭の食卓にぴったりなお料理ばかり。
解説文は、普段の土井善晴の話し方をそのまま再現。テレビでもおなじみの、上品で優しい関西弁がとても魅力的です。
また、彼が実際に活用している鍋や調味料なども紹介しているので、ぜひ参考になさってください。
- 著者
- 土井 善晴
- 出版日
- 2004-12-10
献立が2品だけではちょっと寂しいんじゃない?……決してそんなことはありません。品数が少なくても、十分満足できる美味しさです。
わかりやすいレシピと共に、調理手順の写真もしっかり載っています。本を読みながら作る……というよりも土井善晴のお料理教室に参加している、という気持ちになるレシピ本。
「お天気を見て、店に並んでいる素材を見て、家族の顔を見て作るのが、家庭料理なんですよね。やりがいのある楽しい仕事です。」とあるように、家族のために最適な献立を作れるようになったら素敵ですね!
ふわふわの千切りキャベツ、優しい黄色の炒り卵、口に入れればほろっと崩れる鶏だんご……。普段何気なく作っている家庭料理を、一度きちんと作ってみませんか?
基本的なお米の炊き方から、出汁の取り方、おにぎり、素朴なおやつ……「きれい」な料理を作るためのヒントが満載の一冊です。
また、「きれい」な料理を作るために欠かせない、道具の正しいお手入れの仕方も載っています。ぜひこの本を読んで、正しい知識を身につけてください。
- 著者
- 土井 善晴
- 出版日
- 2009-12-04
見た目が「きれい」な料理は、味も「きれい」。
よく切れる包丁で切った千切りキャベツは、切り口が滑らかで口当たりがよくなるので美味しいのだそうです。だから、調理器具のお手入れはとても大切。
また、土井善晴は「きれい」なお料理というのは、「食べ頃」をとらえたお料理であると言っています。まずはレシピ通り丁寧に。そして完成した料理の色や香り、味、これらをしっかり記憶して「食べ頃」を意識してみてください。
きっと2回目からはレシピだけに頼らず、自分の感覚で美味しいベストな状態を見つけることができるはずです。
まずは表紙の三色丼を「きれい」に作ってみてください。今まで自己流で作っていたものとは違う、美味しい三色丼に出会えるはずです。
私たち日本人の主食であるお米。毎日何気なく口にしているけれど、あなたはお米のことをどれくらい知っていますか?
日本の主食であるお米について、その素晴らしさをきちんと伝えたいと土井善晴が自ら企画した本です。
お米の正しい炊き方、おむすびの作り方、季節の炊き込みご飯、お祝いの日のご飯、そして残りご飯のアレンジなど……美味しいご飯が盛りだくさんです。
- 著者
- 土井 善晴
- 出版日
- 2009-02-24
1日3食のうち、あなたは何回ご飯を食べていますか?最近はパンや麺類などを食べる人が増え、お米を食べる機会が減ってきているそうです。
そんな時だからこそ一度、お米についてじっくり考えてみませんか?この本はご飯のレシピだけではなく、お米がどうやってできるのか、日本人とお米の関係、ご飯を美味しくいただく為のいろいろな道具など、お米に関する知識がたくさん詰まっています。
これを読んだらきっと「今すぐ炊きたてのご飯が食べたい!」となるはず。お米の魅力を再発見できる一冊です。
いかがでしたか?「頑張りすぎなくて良い、基本を押さえて丁寧に作る」土井善晴の本を読むと、毎日憂鬱だった食事作りも意識が変わって楽しくなりそうですね。忙しいからとついつい外食や出来合いのものを買ってしまう人も、ぜひ一度彼の推奨する「一汁一菜」を実践してみてください。きっと生活に良い変化が現れるはずです!