暑くなってまいりました。BURNOUT SYNDROMESのGt・Voの熊谷です。バレーボールを筆頭にリオ五輪の気配が世間を賑わし始め、気温の上昇と共に日本全体が盛り上がりを見せ始めた今日この頃。暑い夏をさらに熱く盛り上げるための「戦う小説」を3冊、持ってまいりました。名作の熱量で夏バテをブッ飛ばしましょう!
頻度としては稀にではありますが、この山岳国家日本において確実に発生している羆(ひぐま)事件。三毛別羆事件や福岡ワンゲル部・羆襲撃事件などの名称はご存知の方も多いのではないでしょうか。この小説は その「羆」と若き森林保護官との死闘を描く山岳小説。
- 著者
- 吉村 龍一
- 出版日
- 2015-03-13
武州多摩(現在の東京都八王子周辺)の田舎道場に端を発し、強烈な個性と信念をもって流星のように幕末を駆け抜けた剣客集団・新撰組の攻防と興亡を描く歴史長編小説。この小説のニクイところは、主人公が局長・近藤勇ではなく、副長・土方歳三というところ。そして新撰組とは土方歳三が自分の人生を懸けて作り上げた「芸術品」、という解釈が根底にある点でしょう。
- 著者
- 司馬 遼太郎
- 出版日
2011年春、九人の北朝鮮の武装コマンドが、開幕ゲーム中の福岡ドームを占拠。さらに二時間後に約五百名の特殊部隊が来襲し、市中心部を制圧。首都・東京への侵攻・潜伏を恐れた内閣は九州と本土の交通ルートを封鎖。本国への攻撃を牽制するため「反乱軍」を名乗る北朝鮮兵士達。彼らは無論本国の密命を受けたエージェント。その最終目的は遮断された九州を占領し、「独立国」とすること。その作戦名は「半島を出よ」!!
- 著者
- 村上 龍
- 出版日
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。