漫画『監獄学園』登場人物を名シーンで紹介!【~最新27巻ネタバレ注意】

更新:2021.11.8

累計発行部数1000万部突破、アニメ化もされた『監獄学園』、通称プリズンスクール。シリアスな雰囲気と、頭のネジが外れた登場人物たちがいい具合にマッチした作品です。今回は主要キャラの魅力をご紹介!最新27巻までのネタバレを含むのでご注意を。

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漫画『監獄学園』がエロ面白い!【ネタバレ注意!】

一見シリアスな雰囲気を醸し出している作品ですが、その実、ただのエロ×ギャグ漫画です。どのような内容なのかをこの場で少しだけ説明しておきましょう。

著者
平本 アキラ
出版日
2011-06-06

共学化したばかりの元女子高、私立八光学園に入学した男子5人。彼らは1:200という男女比率に肩身の狭い思いをしていました。しかし彼らは男子高校生、これだけの女体を前におとなしくできるはずもありません。

本シリーズは既刊25巻の時点では大まかに3編で構成されていて、まずは「男囚人編」です。5人は自分の本能に従い、女風呂の覗きを敢行しました。そしてそれがバレてしまい、裏生徒会に懲罰棟へと投獄されるところから物語が始まります。懲罰棟での生活と、脱獄、退学の危機を描いた作品です。

続いて、男子に行った様々な行動が明るみになり、裏生徒会の面々が表生徒会に懲罰棟へと投獄されるのが「女囚人編」です。こちらでは主に裏生徒会会長の万里が計画する脱獄が描かれます。

その後、表生徒会と裏生徒会の存亡を賭けた戦いを描くのが「体育祭編」。騎馬戦において表と裏の決着をつけます。

どの編でも各キャラの魅力がたっぷりと描かれており、見ごたえ抜群です。

不運でお馬鹿な『監獄学園』主人公【キヨシ】

不運でお馬鹿な『監獄学園』主人公【キヨシ】

出典:『監獄学園』8巻

一見まともに見えますが、ヤケクソになるとどんな変態行為でもやってのけるキヨシが本作の主人公。 彼がこの私立八光学園学校に入学した理由は元女子校だから、という欲望に忠実な男です。そんな彼が作中で起こした数々の変態行為をいくつか紹介していきます。

「僕は右手を股間に……左手を腰に添えながらでないと上手くできないんです……」(『監獄学園』第8巻より引用)

裏生徒会で書記を務める花から、ペットボトルにおしっこをしろと命じられた時に放ったひと言です。何かと因縁のあるこの2人、その因縁ゆえに花はキヨシのおしっこをする姿を見なければなりません。その状況を逆手にとって、キヨシはこのように花にペットボトルを持つように迫ったのでした。

これはどんな状況なんだと、読んだことのない方は思っているでしょう。しかし安心してください、やっている本人も理解をしていないのです。脱獄のために必死になっているキヨシは後先のことなど考えていません。この場を凌ぐことだけを考えています。そして、キヨシに対抗するべくとった花の行動でさらに状況はカオスになるのです……。

「一瞬たりとも目を離さないんですね」(『監獄学園』第16巻より引用)

こちらは表生徒会、副会長のリサを目の前にしてトイレで告げた一言。キヨシは脱獄のために下半身の全てを脱ぎ去っておしっこをするのです。さらには便器から1歩ずつ下がっていき、リサに見せつけるように用を足します。キヨシの狙いはリサの視線を反らすことでした。その隙をついて彼は便器に脱獄道具を仕込んでいきます。

しかし、耐性のできたきたリサには何度も同じ手は使えません。キヨシはさらに過激な方法を使って脱獄の準備を進めるのでした……。

このころには彼にはすっかりおしっこキャラが定着し、大体の問題を強引におしっこで解消しようとします。こんなしょんべん垂れですが、これでも『監獄学園』の主人公。全ては仲間のためにやっていることなのです。そんな彼を温かな目で応援してあげてください。

ゴザルが口癖、三国志を愛している【ガクト】

ゴザルが口癖、三国志を愛している【ガクト】

出典:『監獄学園』5巻

男子のなかの参謀的存在で、脱獄までの作戦を立てるのがガクト。三国志を愛する彼は関羽のような人間になりたいと願っています。そのため、自分の得より仲間を選ぶといったアツい一面が見受けられることもあるのです。

ここまではマトモに見えるガクトですが、キヨシ同様やるときはとことんやります。例えば第2巻では、キヨシを脱獄させる計画を遂行するためにウ○コを漏らします。さらには長い髪をすべて刈ったりと、本作でもトップを争うほどの過激な行動っぷりなのです。キヨシがおしっこキャラなら、さしずめガクトはウ○コキャラといったところでしょうか……。

「小生こんなオモチャに興味はないでゴザルよ」(『監獄学園』第5巻より引用)

こちらは、ガクトが仲間を思う気持ちを表した言葉です。愛する三国志のフイギュアを自分で壊してまで仲間を守りました。関羽に憧れている彼は、決して仲間を売ることはしないのです。それどころか自らの身を呈して、脱獄の計画を進めていきます。

過激な行動が目立つガクトですが、きっとこの仲間思いの面こそが本来の彼の姿。それゆえどんな馬鹿な行いでも、彼がすることは責められません。ぜひガクトの男気を感じ取ってください。

最強のドM【アンドレ】

最強のドM【アンドレ】

出典:『監獄学園』1巻

その巨体に似合わない、優しげな顔と気弱な態度。一見無害に見えるアンドレもまた、ド変態です。その本性はドがつくマゾ気質。痛みに快感と喜びを感じます。特にドSである裏生徒会、副会長の芽衣子からの攻撃と罵声に至上の喜びを感じているのです。

そんなドMのアンドレですが、目先の快楽に流されるばかりではありません。独自のマゾ経済理論なるものを持っていて、「マゾ経済でいうところの先行投資」を行うこともあります。

当初、アンドレが囚人で芽衣子が看守という関係性でしたが、ある時からその立場が逆転。看守になったアンドレはドMのはずなのに芽衣子へ攻撃を行うのです。しかしこれは、溜まった恨みを晴らすためではなく、後に至上の快楽を得るための投資。彼女にうっぷんを溜め、後にそれを自らが一挙に受けるため、という恐ろしい計画でした。

時折仲間を気にかける一面も見せますが、その仲間意識を快楽が上回る時もしばしば。それゆえに、芽衣子や表生徒会のリサに手懐けられてしまうこともあります。リサに手懐けられた時には、キヨシたちの前に立ちはだかったこともありました。
 

ヤンキーな見た目に反して一番まともな男【シンゴ】

ヤンキーな見た目に反して一番まともな男【シンゴ】

出典:『監獄学園』6巻

金髪とリーゼントがトレードマークのシンゴ。しかしヤンキー然とした見た目でありながら、男子5人の中では1番まともです。ただやはり、仲間を裏切って甘い誘惑に流されてしまうこともあるのです……。

「これ以上かっこ悪くなりたくないしな」(『監獄学園』第6巻より引用)

シンゴはよくも悪くも普通の人間です。裏生徒会は男子の間で亀裂が起こったときに、シンゴを密偵として利用しようとします。そして彼もご褒美につられて懐柔されてしまいました。

ご褒美として毎日2時間の外出許可を与えられたシンゴは、杏子という女子生徒とゲーセンで出会います。彼女と会う数を重ねるごとに、彼女への想いが膨らんでいきます。そして、何度目かの杏子との会合で公園へと赴くと、そこで虐められている1人の少年に出会いました。

2人の少年が1人に砂利を投げている、というものでしたが、話を聞いてみるとその理由はくだらないもの。彼らに対し、友達なら許してやれというシンゴでしたが、その瞬間自らにその言葉が突き刺さります。そして、キヨシらが待つ監獄へと走り出しました。道中、車に轢かれても彼の歩みは止まらないのです……。

濃いキャラが多い本作の良心ですが、常識人ゆえに、派手な見せ場がないのが玉にキズ。そんな彼の見せ場をじっと待ち続けましょう。

一度も素顔を見せない男【ジョー】

一度も素顔を見せない男【ジョー】

出典:『監獄学園』1巻

ジョーは常にフードを被っていて、その素顔を作中で見せたことは1度もありません。病弱体質で身体もガリガリ、咳をするたびに吐血します。好きなものはペットのアリ。

勘違いではありましたが、彼のアリが裏生徒会会長、万里のカラスに襲われているのを見て、ぶち切れたこともあります。何を考えているのか誰にもわからず、作中でもっとも刺激してはいけないキャラでしょう。

そんな彼にも4人と同様に友達を想う気持ちがある、と書きたいところですが、それほどありません。脱獄の計画にも積極的には参加しませんし、指示されたことをやるだけ。基本ボッチなので、男子の誰とも深い付き合いをしていないのです。

そんな彼がアリ以外で唯一心を動かされたのが、表生徒会書記の、みつ子のBL漫画でした。彼女の執筆作業を手伝うほどの取り憑かれようです。

そんな彼を、男子のなかでたった1人気にかけているのが、アンドレです。監獄から解放された後、ジョーは監獄での生活のほうが俺にはあっていたと、愚行を起こして再び囚人になろうとします。アンドレはそんなジョーを止めようと奔走するのです。

完璧超人【裏生徒会会長・万里】

完璧超人【裏生徒会会長・万里】

出典:『監獄学園』13巻

裏生徒会の会長、万里は、私立八光学園の理事長を父に持ち、同学園に妹の千代と通っています。父のせいで男を激しく嫌っており、キヨシたちにも慈悲はみせません。

文武両道、眉目秀麗と非の打ちどころがありませんが、唯一ファッションセンスのみ壊滅的。私服で一緒に遊びにいこうとした生徒会の仲間が、帰ることを考えてしまうほどでした。

たった1つしか欠点がない彼女は、キヨシたちを散々苦しめ、退学させるまであと1歩というところまで追い詰めますが、男子たちの団結力に敗れ去りました。

そこからは立場が一転、表生徒会から監獄行きを下されてしまいます。収監された彼女がみせた名シーンは、何といっても13巻で巻き起こったキヨシとのウロボロス事件。風呂掃除をしていた2人は毒蛇に噛まれてしまい、お互いに毒を吸い出すため、俗にいうシック○ナインの体勢をとるのです。完璧超人の万里も、キヨシの前では時に馬鹿になってしまうのですね。

このときの画像をネタに表生徒会、会長のケイトに脅されますが、彼女はその苦境を跳ね返し、天才的な頭脳を持って脱獄計画を完遂します。

ドSサイボーグ【裏生徒会副会長・芽衣子】

ドSサイボーグ【裏生徒会副会長・芽衣子】

出典:『監獄学園』2巻

裏生徒会の副会長である芽衣子は、万里の右腕的存在で、彼女に絶対的な信頼を寄せています。当初は、露出度が高い過激な制服の着崩しをしていて、男子たちの視線を釘づけにしていました。

趣味は筋トレで、女ながらも作中では最強のパワーの持ち主です。そのパワーは、3人を担いで全力疾走できるほど。アンドレの初代ご主人様であり、しょっちゅう暴走する彼を簡単に手懐けることができます。

実は昔は気弱な少女で、表生徒会会長のケイトによくいじめられていました。その時のトラウマが蘇り、監獄に入れられてからは幼児退行を起こしてしまいます。その状態がながらく続いてしまいますが、23巻で完全復活、むしろパワーアップして戻ってくるのでご心配なく。

それまでも数々の蹂躙で見せ場の多かった彼女ですが、最大の見せ場がその復活を果たした騎馬戦です。その活躍っぷりはぜひ皆さん自身の目でご確認ください。

間違いなくヒロインの一角【裏生徒会書記・花】

間違いなくヒロインの一角【裏生徒会書記・花】

出典:『監獄学園』8巻

この作品にヒロインという概念があるのか定かではありませんが、花は間違いなくヒロインの資質を持っています。

そのほわほわした顔からは考えられないほどの武闘派で、空手インターハイベスト4の実力者。キックの威力は、キヨシの手を骨折させるほどです。

そんな武闘派の彼女も、その年齢にたがわぬ乙女で、キヨシのせいで泣いてしまうことも多々あります。その因縁ゆえに彼によくちょっかいをかけますが、自分の気持ちはよくわかっていない様子。彼女のなかでは、その気持ちが復讐心だと思っているのです。

「あ……頭が……バカになるうぅ……」(『監獄学園』第8巻より引用)

復讐心に駆られた花はキヨシのファーストキスを奪います。何度も何度も彼の唇を奪いますが、花がするのはお子様キスのみ。そしてその知識の隙をキヨシに突かれて、舌をねじ込まれてしまいます。花の頭はそれでショートしてしまい、意識を失うのでした。

この他にも、キヨシがよくするおしっこに関しても花が関わるのですがそれはお楽しみに。作中でもっとも乙女な彼女が、自分自身の気持ちに気づいた時、物語にさらなる波乱が巻き起こるでしょう。

正統派ヒロイン?【千代】

正統派ヒロイン?【千代】

出典:『監獄学園』1巻
 

理事長の娘であり、裏生徒会長・万理の妹が千代です。この学園ではいわばサラブレッドの彼女は、キヨシをめぐって花と三角関係になります。花が武闘派で強いのに性知識が少ないというギャップを持つ少し変わったヒロインだとするならば、千代は少し変わったところがあると言えど、王道に可愛いヒロインです。

「雷電…為右衛門…」

まず何と言っても千代を語る上で外せないのが相撲。彼女はキヨシが初めて学園で会話をした女子なのですが、記念すべき初登場シーンでの言葉がこれ。照れている顔は可愛いですが、きっかけが力士の消しゴムだというのがどうにも決まりません。

また、千代は花と比べてある程度の性知識がある様子。「ビッチ」などの言葉に異様に反応し、頭の中はそのことでいっぱいに。「しごく」、「乱交パーティー」などの言葉を『白雪姫』を語りながら妄想し、名作童話がすごいことになっちゃいます。しかもまたまた自分でそれを語りながら照れてる顔が可愛いです。

その他にもお風呂に男子がいるのも気づかないほど目が悪くて天然だったり、食いしん坊キャラでとにかくよく食べ、とんかつが大好きという様々な天真爛漫な可愛さを兼ね備えている千代。彼女と花、キヨシの三角関係がどう展開するのかも見所です。

努力の女【表生徒会会長・ケイト】

努力の女【表生徒会会長・ケイト】

出典:『監獄学園』11巻

ケイトは傍若無人な態度が目立ちますが、それに反して臆病な面も持ち合わせています。万里に異常なほどの執着心を抱いており、彼女の自室はなんと万里から盗んだ様々な物で溢れていて、なかでも1番のお気に入りは下着です。大切に箱に入れて保管しています。

その執着は狂的なものであり、万里の体をも欲しています。万里の策略で誘惑された時は、それに抗えずに痴態を見せてしまいました。キヨシと万里が行ったウロボロスを、自分も実行していきます。

ケイトも他の登場人物と違わぬ変態ですが、万里に憧れて努力を怠らなかったため、とても優秀な人物。頭脳も技量も万里に劣らず、生徒会長に相応しい器を持った人物です。

無類のお尻愛好家【理事長】

無類のお尻愛好家【理事長】

出典:『監獄学園』7巻

万里と千代の父で、私立八光学園を治める人物。語尾を強調する独特な話し方をします。そのダンディな見た目に反して、大のつく変態で、特にお尻に対して異常な執着をみせます。

自らのお尻にも自信があって、その嗜好ゆえに万里とは不仲です。たびたび登場しますが、理事長として職務をまっとうできているかは不明。パソコンの画面には常にお尻の画像が映っています。

変態ではありますが、生徒たちをひいきするようなことはしません。自分の娘にも、男子たちにも、厳粛な態度で接します。

そんな理事長がキヨシたちに投げた問いかけは

「尻と胸……どちらが好きか……ね?」(『監獄学園』第7巻より引用)

その問いかけに見事に答えたキヨシに対し、尻好きに悪い人間はいないと退学の延期を認めました。彼の行動原理のすべては尻。尻のためにはどんな危険も顧みない男です。

長きに渡った体育祭終戦『監獄学園』25巻【ネタバレ注意】

表生徒会の初期、みつ子と、ガクトが起こした奇跡で無事に体育祭は閉幕します。表と裏の生徒会の戦いは、引き分けということで落ち着きました。

著者
平本 アキラ
出版日
2017-05-02

そしてこの体育祭をきっかけに、ガクトとアンドレの株が急上昇し、学園の女子たちからちやほやされ始めます。残りのシンゴとジョーに関しては、多少辛辣にあたられるくらいですが、主人公であるはずのキヨシの扱いがエグイのです。ボッ○ヨシと全生徒から罵られ、史上最低の扱いを受けます。
 

しかし本人はさして気にしていない様子。千代だけがわかっていてくれればいいと、成長した姿を見せています。しかし現状をみて千代との直接的な接触を避けるキヨシは、花を通じて彼女と手紙でやりとりをするのですが……。

13巻からの伏線?濡れTコンテストに危機が!『監獄学園』26巻【ネタバレ注意】

著者
平本 アキラ
出版日
2017-08-04

26巻も見応えのある内容でした。まずはガクトの修羅場から。彼はみつ子に会いにいく道中でビッチ先輩とダンボールの中で楽園のようなクイズに興じます。
 

ビッチ先輩の毛がうっすらと生え、濡れた肉と肉の間に指をつっこんだところで終わった前巻25巻。彼女はこれまたエロく聞いてきます。

「これ…なぁ〜…ん〜〜…だ?」

優しく触ってね、爪切った?、ともうこれはアレ以外の何ものでもないじゃないか、と思われるところでやっとガクトが答えます。

「これは…脇でゴザル」

脇かーーーーーい!!

しかしビッチ先輩の猛攻は止まりません。次はペロペロゲームだよ、と言ってガクトの体をペロペロしてくるのです。しかも彼女は上下逆になり、ガクトの目の前に股を開いてあらわな姿を見せてくるのです。

そしていざこれから!というときにみつ子と鉢合わせしてしまいます。しかし段ボールの中にいるガクトは気づかず、「延長」と言って千円札を出してしまうのです。不審に思ったみつ子はダンボールを開けると、そこには舌をビッチ先輩のあそこに突き出しているガクトの姿が。

「へぇーペロペロゲームかー
千円払うほど楽しいんだね」

みつ子の目が死んでいます。どうなるガクト!?

さて、そんな自業自得なガクトの三角関係展開は置いといて、いよいよ前巻で体育祭が終わり、覚えている読者の方はジリジリしながら待っていたであろう最高のイベント「濡れTコンテスト」の時がやってきました!

長かった……。思えば男子たちが監獄脱出を企てたのもすべてはこのイベントのためでした。その伏線?が張られたのは13巻。焦らされましたね。

しかし、その待望のイベントが中止の危機にさらされます。それは万理のこの一言のせい。

「私…退学することにしたの」

もともと濡れTコンテストは裏生徒会の企画。そのトップである彼女がやめてしまうということは……!

果たしてどうなる濡れTコンテスト!?ついでに万理の退学!

キヨシの愛は千代に届くのか?『監獄学園』最新27巻【ネタバレ注意】

花と千代がシコの練習をしていたときのこと。花は、「出所祝いでキヨシが気持ち悪いことを言っていたら、呼んでね!」「あいつ、マジでキモいからさ」とディスりまくります。その言葉を聞いて、あからさまにムッとする千代。

もしかして、怒ってる?と問う花に対して、「誰だって好きな人の悪口言われたら、気分悪いですよ」と返します。

えっ……千代ちゃんもキヨシが好きだったの!?という心の声がダダ漏れ。キヨシが千代に片思いしていることは知っていたため、2人は両想いということになります。

ただ、散々キヨシを罵倒している花も、無意識のうちにキヨシのことが好きでした。素直に好きと言えない花が可愛いけれど、なんとも切ないシーン。さて、花の報われない恋の行方はいかに……。

著者
平本 アキラ
出版日
2017-11-06

一方のキヨシは、出所祝いのBBQで千代に告白する!と意気込んでいます。周りを巻き込みながら、パーティーの準備をする彼ですが、なんと会長が退学するという衝撃事実を知ってしまい……。

そんなことが起こっているとも知らず、ひとり集合場所で遅れているキヨシの到着を待つ千代。はたしてパーティーは無事に開催され、キヨシが千代に愛の告白を決めることができるのでしょうか?


『監獄学園』好きにおすすめの作品を紹介した<『監獄学園』好きにおすすめの漫画5選!>の記事もおすすめです。

各キャラクターの魅力はとてもこれだけでは表しきれません。彼ら、彼女らのぶっ飛び具合は原作を読んでもらうしかないのです。1度手に取ってしまえば『監獄学園』の魔力に魅入らせられること間違いなし。その独特な世界観をぜひとも味わってください。

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