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『監獄学園』好きにおすすめの漫画5選!

更新:2020.12.2 作成:2017.11.9

アニメ化やドラマ化もされた『監獄学園』といえば、ギリギリのお色気とちょっとしたバイオレンス、そして荒唐無稽な展開ですよね。今回はそういったお色気や監獄、ステルス要素のある漫画5作品をご紹介していきます。

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青春は筋肉だ!フェチ分多めの実践的筋トレ漫画!

皇桜女学院の2年生、紗倉ひびき(さくらひびき)は食べることが好きな女子高生です。ある日の下校中、友人から太ったことを指摘された彼女は、まだ見ぬイケメン彼氏のためにダイエットをすることを決意しました。

しかし一念発起はしたものの、自力で痩せるのは難しいと悟ります。そこでオープンしたばかりのスポーツジムへ見学に行くと、偶然にも同級生の奏流院朱美(そうりゅういんあけみ)と出くわしました。

朱美とイケメンインストラクターに押し切られる形で、ひびきのジム通いが始まります。

著者
出版日
2016-12-19

本作は2016年からWebコミックサイト「裏サンデー」、スマホアプリ「マンガワン」で連載されているサンドロビッチ・ヤバ子原作、MAAM作画の作品です。

主人公のひびきは3食しっかり食べるうえに、間食を1日3回もするという健啖女子。なかなかのナイスバディですが、ここまでくるとポッチャリに片足を突っ込んだムッチリ系です。太り気味を指摘されてダイエットを始めたのに、頑なに間食をやめない剛の者でもあります。ダイエットに励みつつムチムチはそのままなので、嗜好の合う方にはたまらないキャラでしょう。

物語は、初心者のひびきを、経験者の朱美やインストラクターが実演を交えてトレーニングの牽引していく形で進みます。これがなかなか本格的な内容となっており、筋トレ入門書としても実用的な仕上がりです。

基本はコメディーで軽めに読ませつつ、筋トレの勉強にもなり、さらには朱美が毎回必ず露出過多で実演するお色気要素も完備しています。ひびきと違って、朱美の方はやや筋肉質な美少女なのでご安心ください。

また同原作者の作品『ケンガンアシュラ』と世界観が共有されており、両作品間で客演が見られることも。1粒で3度も4度も美味しい筋トレ漫画です。

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鬼才が描く少年の人間的成長ドラマ!

天涯孤独の少年、工藤涯(くどうがい)は、他人の庇護下で生きることを嫌って養護施設を飛び出し、廃屋を住処としていました。富豪の平田に目を付けられた彼は殺人事件の容疑者に仕立て上げられて、民間矯正施設「人間学園」に収容されてしまいます。

絶海の孤島に建つ人間学園は、矯正とは名ばかりの、洗脳教育や虐待が横行する牢獄でした。しかし涯はその地獄ともいえる場所でも決して屈せず、脱走して潔白を証明する機会を伺い続けています。

著者
福本 伸行
出版日
2011-10-28

本作は2000年から「週刊少年マガジン」で連載されていた福本伸行の作品。

福本といえば『アカギ~闇に降り立った天才~』や『賭博黙示録カイジ』などのギャンブルを軸にした知略戦、頭脳戦の作品のイメージがありますが、本作は打って変わってアクション仕立てのサスペンスドラマとなっています。

無実の罪で矯正施設に投獄された涯は、当然冤罪を主張しますが、治外法権状態の人間学園で聞き入れられるはずもありません。そこで彼は監視役の教官に対してうまく立ち回り、機転を利かせて仲間と脱出を試みるなど、持ち前の反骨精神を発揮して戦っていきます。

涯と大人たちの駆け引きには頭脳戦の要素があり、拷問シーンの方法や台詞回しには福本作品ならではのエッセンスがぎっしり詰まっています。

「マガジン」の読者層に訴求することができず、1年弱という短い期間で打ち切りとなってしまいましたが、その面白さは折り紙付き。物語には決着がつけられているので、ひと味違ったサスペンスアクションがお好みの方にはうってつけでしょう。

行き着く先は地獄また地獄!

10年前、隕石が落下したことで東京は壊滅的被害を被ります。その後復興は進みましたが、クレーター周辺部は治安の悪いスラムと化していました。

隕石孤児のリクこと栗田陸(くりたりく)は、そんなスラム街で生活する少年です。彼はスラム街の交番で働いている中年警察官の藤本吾郎を、おじさんと呼んで慕っていました。

ところがある日、藤本が殺害されるという事件が起こります。偶然居合わせたリクは殺人容疑で極楽島特級刑務所へ収監されてしまいました。しかしその極楽島の責任者は、藤本を殺した張本人、鬼道院永周だったのです。リクは藤本の無念を晴らすため、脱獄を決意しました。

著者
瀬口 忍
出版日
2011-06-08

本作は2011年から「週刊少年チャンピオン」で連載されている瀬口忍の作品。

先にご紹介した『無頼伝 涯』とストーリーが似ているようにも思えますが、あちらが人間不信気味のダーティな主人公の成長譚なのに対して、本作は義侠心溢れる少年漫画の王道キャラが主人公の、脱獄がメインのお話です。

リクは正義感のある少年で、1度決めたことは曲げない心根の持ち主ではありますが、基本的にはただの13歳の少年です。義憤に駆られて脱獄を決めても、その手立てに関してはお手上げ状態でした。

そこに登場するのが、彼のブレインかつ頼れる相棒役となる、レノマこと佐々木麗乃真(ささきれのま)です。極楽島の先輩でリクとは同房、なおかつ囚人たちのリーダー格でもありました。

当初はリクにいやがらせをする悪役でしたが、ルール無用のラグビー対決で正々堂々と戦ったリクを見直し、義兄弟となります。

リクとレノマは終始一貫した信念のあるキャラで、少年漫画の主人公として非常に好感が持てます。しかも悪徳が蔓延る極楽島刑務所の中だからこそ、より一層輝いて見えるのです。

連載は2017年現在も続いており、結末が気になるところ。少年たちはこの地獄から無事に逃れることができるのでしょうか。

問答無用の男祭開催!男塾レジェンドの軌跡!

次世代のリーダーを育てる私塾「男塾」。その上級生である3号生筆頭、大豪院邪鬼(だいごういんじゃき)にも、初めて男塾の門戸を叩いた日がありました。

道場破りさながらに押し入り、たったひとりで100人の猛者と競い合う「嵯狽張(サバイバル)」に挑んだ邪鬼。強敵、死天王との激闘の最中に、男塾塾長の江田島平八が何者かによってさらわれるというハプニングが起こりました。

果たして塾長の行方は?ここから邪鬼はどのようにして入塾を果たしたのでしょうか?

著者
宮下あきら
出版日
2015-12-19

本作は2015年からWebコミックサイト「ゴラクエッグ」で連載されている宮下あきら原作、柳田東一郎作画の作品。一世を風靡した『魁!!男塾』のスピンオフのひとつです。

『魁!!男塾』は前世紀的軍国主義のテイストを盛り込んだ荒唐無稽のバトルアクション漫画。次から次へと現れるトンデモな武術の達人が、無茶苦茶な理由で対戦をくり広げる様子は、コメディ調ですらあります。

本作でも、オリジナルにあったその要素はしっかり引き継いでいます。型破りな「男塾名物」に、暴走族のような怪しげな当て字、それに対する「民明書房」印の胡散臭い解説など……どれをとってもオリジナルと遜色ありません。

そして主役を張るのは、かつての主人公・剣桃太郎をも凌ぐ存在感を誇った、ミスター男塾の大豪院邪鬼です。巨漢から発せられる有無を言わさぬ迫力と無茶苦茶な強さは、若かりし頃から健在でした。

江田島平八の拉致(?)から始まった物語は、続く2章で極悪人の集う島「亞流禍怒羅頭(アルカトラズ)」へと収束していきます。オリジナルにも出てくる監獄なので、もはやどういった展開になるかは言うまでもないでしょう。

説明不要、問答無用、ハチャメチャ荒唐無稽な世界を胸焼けするまでお楽しみください。

ディストピアが舞台の近未来バイオレンスアクション!

第3次世界大戦で人口の大半が失われた2030年の日本は、ゲノム党の独裁体制下でかろうじて文明レベルを維持していました。住居や生活はゲノム党によって一元管理、さらに男女は別々に隔離され、一般国民に自由はありません。

国民にとっての数少ない娯楽は、バーチャマシンをとおした仮想空間です。主人公の廻狂四郎(めぐりきょうしろう)は、仮想空間内のAI「志乃」との営みだけを支えに生きていました。

ある時狂四郎は、職務のパトロール中に、荒野で1匹の犬を救助します。その犬はバベンスキーといい、人間の脳を移植された天才犬でした。そのバベンスキーのハッキングにより、志乃の正体は、実は生身の女性ユリカがAIのふりをしていたアバターだと判明したのです。

ゲノム党の男女隔離政策に疑問を感じた狂四郎は、管理社会を飛び出し、ユリカのいる北海道を目指します。

著者
徳弘 正也
出版日

本作は1997年から「スーパージャンプ」で連載されていた徳弘正也の作品。ディストピアと化した社会体制に、主人公の狂四郎が反抗していくSF漫画です。

特徴的なのは青年漫画らしいエログロ表現。同作者の名作『ジャングルの王者ターちゃん』にもあった爽快なアクションと骨太のストーリーに加えて、より過激な描写と悲恋のラブロマンスが見られます。

狂四郎とヒロインのユリカは仮想空間で愛を確かめ合い、結婚して精神的に繋がった夫婦です。ところが現実では1度も会ったことがありません。しかもユリカは、その美貌と豊満な体のせいで、権力者の慰み者になっているのです。バーチャマシン上の性行為も、現実での陵辱もしっかり描かれます。

また狂四郎は、大戦時に数々の戦果を挙げた英雄でもあり、個人としては驚異的な戦闘力を誇っています。ひとたび愛刀をふるえば人体断面図のできあがり、血の雨が降るのです。

ゲノム党の支配する社会ではM型遺伝子理論という思想が持てはやされていて、遺伝子異常者は犯罪者の温床だとされています。実は狂四郎もそのひとりなのですが、このあたりの設定はハードSFを思わせる作りとなっています。

エロもグロもアクションも楽しみたいという、欲張りな方におすすめのバイオレンスSF漫画です。

『狂四郎2030』について気になった方は、見どころを紹介した<『狂四郎2030』結末までの見所をネタバレ!エロだけじゃない名作を考察>の記事もおすすめです。

いかがでしたか?どの作品もアクが強く、1度読めば忘れられないインパクトを与えてくれるはずです。