腐女子のつづ井さん
『腐女子のつづ井さん』の腐女子なハッピーライフが赤裸々すぎるでしょ!?ってくらい強烈に描かれているギャグマンガです。腐女子の人はもちろん、まったく腐女子でない人も男女問わず楽しめるマンガだと思います。
何かにハマって頭がおかしくなっている状態の人の姿を見るのはとても楽しいものです。
大人になって、気づきました。
何か夢中になれることがある人生って素晴らしい。
ポーの一族
少年のまま、永遠の時を生きなければならない宿命を背負ったカンパネラの話です。まさかの続編が40年ぶりに発表されたことでも最近話題です。その続編を読む前に、改めて『ポーの一族』を読み返してみたのですが、名作っていうのは読む度に発見があり、感動があるんだな、としみじみ思いました。
今回読み返した時は、「ほかの人と結婚してしまった昔の恋人を想い続け、それでも幸福そうに笑う女性」の話に一番胸を打たれました。
誰もが感じたことがあるのに、言葉にすることがとても難しい、そんな感情を、どうして萩尾望都はこんなにも完璧に描くことが出来るのか、とても不思議です。天才なんですね。
ヲタクに恋は難しい
オタクであることを周囲に隠しながら生きているOLの恋愛やら友情やらオタクっぷりやら満載の日常を描いたお話です。昔のマンガばかり読んでしまうので、最近話題のマンガも読んでみよーと思って読んだ中の1冊です。
純粋にマンガとしても面白いと思うのですが、それ以上に、「ほー! いまどきのサラリーマンといえば大半がシステムエンジニアだもんねー。そんな人たちの人間関係とか恋愛とか、こんな感じなのかもなー」と思い、興味深かったです。もちろん、このまんまの人たちが実際にいるとは思いませんが、このマンガから、いまどきの「リアリティ」を強く感じました。
リアリティがあるから共感を呼び、人気があるんだろうなーと思いました。
自分もOLだったらこんな感じ、だったのかもしれない。