漫画『テニスの王子様』の登場人物を徹底紹介!【ネタバレ注意】

更新:2021.11.8

週刊少年ジャンプにて掲載された人気スポーツ漫画『テニスの王子様』、通称「テニプリ」。アニメ、ゲーム、音楽、ミュージカル等にも幅広い活躍をみせます。きっとあなたも、『テニスの王子様』世界観の虜になることでしょう。

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漫画『テニスの王子様』の2017年人気キャラランキングベスト10!【ネタバレ注意】

著者
["許斐 剛"]
出版日

テニスの名門、青春学園中等部に入学をした越前リョーマ。彼が部内の仲間や他校の敵と切磋琢磨し、日本一、果ては世界一のテニスプレイヤーを目指す物語です。 『テニスの王子様』にては日本編、『新テニスの王子様』では世界編が描かれます。

なんといってもこの作品の魅力は個性あふれるキャラクターたち。『新テニスの王子様』までに、登場人物は優に100を超えておりますが、その各々が魅力溢れるキャラクターです。必ずや、自分のフィーリングに沿ったキャラクターが登場することでしょう。

この記事では2017年『新テニスの王子様』バレンタインイベントでのチョコ獲得数ランキングベスト10にランクインしたキャラクターたちを降順でご紹介していきます。まずは2016年にベスト10入りしたメンバーもご紹介しますので、そちらもぜひご覧ください。

元祖データテニス【柳蓮二】

著者
許斐 剛
出版日
2015-04-17

海大附属中学校テニス部所属、幸村と真田と並ぶ「立海ビックスリー」の一角。そのテクニックの高さから「達人(マスター)」と呼ばており、さらには立海の参謀でもあります。

上記の乾とは浅からぬ因縁があり、かつてダブルスを組んだ仲。その際に乾にデータテニスを教えた、いわば乾の師匠です。

関東大会決勝では、乾を上回るデータで乾を圧倒しますが、データを捨ててがむしゃらとなった乾に惜敗。全国大会では、ダブルスではあったものの再び乾と再戦。その際は関東大会の借りをきっちり返しました。

『新テニスの王子様』にては、乾と同じく裏方として日本代表を支えます。かつてのコンビがここで復活。この二人のデータがそろえば相手は丸裸のはず。

2016年には10位に輝いたものの、2017年には21位以下という結果に。2018年は巻き返しなるのでしょうか?

次世代の星【日吉若】

著者
許斐 剛
出版日
2005-04-04

氷帝学園中等部2年生唯一のレギュラー。 座右の銘と口癖が「下剋上」で、挑発的な言動が目立ちますが、勝利に対する執着は本物。 氷帝の次期部長といわれ、そう評されるほどの実力を保持しています。

関東大会で2勝2負1分のため、控え選手対決にてリョーマと対戦。

古武術の応用した「演武テニス」でリョーマを苦しめます。下馬評は氷帝の圧倒的有利でしたが、リョーマのハイペースな試合運びに呑まれて敗北。さらに、全国大会でも乾・海堂ペアに体力切れで敗北というように、スタミナにやや難あり。

それでも、「下剋上」の心を忘れない日吉は、『新テニスの王子様』にて元部長・跡部と激突。 長期戦に縺れ込み、持久力を克服したことで跡部に認められ、次期部長としての激励を受けました。

次こそは、氷帝を全国の頂に導いてくれることを願いましょう。

2016年には7位に輝いたものの、2017年には21位以下という結果に。2018年は巻き返しなるのでしょうか?

千の技を持つ天才【忍足謙也】

著者
許斐 剛
出版日
2015-06-18

氷帝学園中等部所属で「天才」と評されるほどの試合巧者。 多彩な技と、考えを読ませないポーカーフェース「無心」によって相手を封じます。

青学の桃城を「曲者」と呼んでおり、何かと意識。 関東大会ではその曲者ぶりに翻弄されて敗北しました。

それ以降、桃城に勝たなければという想いが芽生え、全てを賭して全国大会で再戦。 桃城の磨かれた曲者ぶりに押されるも、「無心」にて桃城と接戦となります。 最後はクールな忍足らしからぬ、闘志剥き出しのテニスで桃城越えを果たしました。だて眼鏡と関西弁が特徴の忍足、クールな外見と裏腹に熱いハートも兼ね備えています。 

2016年には6位に輝いたものの、2017年には21位以下という結果に。2018年は巻き返しなるのでしょうか?

阿修羅の神道【徳川カズヤ】

著者
許斐 剛
出版日
2014-03-04

『新テニスの王子様』から登場。高校生組の中では主人公格です。高校生というだけあり、中学生組とは比較にならない実力を秘めています。

「阿修羅の神道」と呼ばれる領域に脚を踏み入れており、空間を削ってあらゆる打球を防ぐ「ブラックホール」を生成するこどが可能。

前年の代表合宿にて、日本1の高校生、平等院鳳凰に惨敗し、リベンジを決意します。 今年の合宿で再戦し、もう少しというところまで追いつめましたが、リョーマを庇った際の怪我によって敗北してしまいました。

平等院の非情なテニスを許せず、「義で世界を獲る」ことを証明するために日本代表として他国に挑みます。 その雄姿は我々読者と、主人公・リョーマの心を揺り動かすもの。

義の証明、ぜひとも世界制覇でみせてもらいましょう。

2016年には4位に輝いたものの、2017年には21位以下という結果に。2018年は巻き返しなるのでしょうか?

20位:テニスの王子様【越前リョーマ】

著者
["許斐 剛"]
出版日

越前リョーマは青学のみならず、東のルーキーと呼ばれ、全国制覇までに様々な強敵と戦い続けます。
 

その戦いに挑む姿はまさに「侍」。大好きなテニスに真摯な取り組みをみせます。その気持ちはリョーマに「天衣無縫の極み」へと至らせ、見事全国制覇を成し遂げました。

『新テニスの王子様』にては、日本代表合宿から強制退去を受け、兄と慕うリョーガに連れられて渡米。 アメリカ代表としてU-17W杯に挑みます。

しかし、どこにいてもリョーマは変わらず、全員かかってこいと世界の猛者たちとやる気満々。日本の侍が世界の頂に立つ日は近いかもしれません。

2016年には21位以下だったものの、2017年には20位にランクイン!今後の順位も楽しみです。

リョーマについては<越前リョーマのすべてをまとめた!登場秘話から新テニの戦績まで>の記事で紹介しています。気になる方はぜひご覧ください。

18位:聖書【白石蔵之介】

著者
["許斐 剛"]
出版日

大阪にある四天宝寺中学校テニス部部長を務め、勝利のためには非常な判断を惜しみません。

基本に忠実で、型にはまったプレースタイルながらも、すべてを高次元でプレーできるため隙がありません。その基本に忠実かつ無駄のないテニスは「聖書(バイブル)」と呼ばれるほどの領域。

全国大会準決勝では、青学の天才・不二周助と激突。試合の最中にも進化する不二に敗北するかと思われましたが、「第5のカウンター」までのすべてを攻略し、辛勝を収めます。

『新テニスの王子様』にては、自信のプレースタイルに限界を感じ、殻を破ることを決意。型にはまらないテニスを目指すことを新たに誓いました。さらなる高みに至った「聖書」、楽しみに待っています。

白石は2016年には9位だったものの、2017年には18位に落ちてしまいました。2018年にはどうなるのでしょうか?

17位:青学の柱【手塚国光】

著者
許斐 剛
出版日
2011-03-04

青春学園中等部テニス部部長、全国にその名を知らない者はいないと言われるほどの実力を持ちます。 作中で、非公式ながらも唯一リョーマに黒星をつけ、その際に「お前は青学の柱になれ」とリョーマの進む方向を決めました。
 

「油断せずに行こう」が口癖で、その言葉の通り全力を尽くして試合に挑みます。

得意技は球が跳ねない「零式ドロップショット」や回転を操ることで相手の打球をすべて自分に引き寄せる「手塚ゾーン」など強力な技が多いです。この「手塚ゾーン」だけは誰も完璧に模倣できません。

全国優勝を目指すまでの道のりで、彼は左肘の怪我と、それを庇うために酷使した左肩の怪我とも戦わねばなりませんでした。そのため、関東大会では戦線離脱。 完全に怪我を癒して全国大会に臨みます。

部のために、自分のすべてをなげうってでも戦うその姿には青学を勝たせたいとう強い想いが垣間見えました。

『新テニスの王子様』では、当初日本代表として合宿に参加していたが、その合宿で青学テニス部元部長の大和と再会し、 仲間や部のためではなく、自分のためにテニスをやることを決意。 プロになるため、合宿を辞退し、ドイツへ渡りました。

そこでプロテニス選手でもあり、U-17世界大会ドイツ主将・ボルクに目を付けられて、ドイツ代表として参加。 跡部などの日本代表選手の前に立ちはだかります。

中学組で、まちがいなく最もプロに近い実力をもつ手塚、冷静沈着ながらもテニスには熱いハートを持つ彼がプロになる日は近いでしょう。

手塚は2016年には8位だったものの、2017年には17位に落ちてしまいました。2018年にはどうなるのでしょうか?

10位:んふっ【観月はじめ】

著者
許斐 剛
出版日
2010-10-05

聖ルドルフ学院中学校の3年生で選手権マネージャーを務め、部員たちのブレーンとして活躍するのが観月はじめです。敬語口調がデフォですが「んふっ」という独特の笑い声が特徴で、ゲームでは山形弁が出てしまいます。
 

観月はじめはデータテニスを徹底し、相手の苦手なコースを研究するという戦い方や上から口調などの嫌われ役っぽい面もありますが、意外と人間くさい面があって好きになってしまうキャラクターです。

欧米文化が好きで、好きな食べ物がフランス料理のコースに出てきそうな料理や愛読書が『ティファニーで朝食を』などと上品すぎるキャラなのですが、その作り上げられた一面が壊されるのがデータテニスが破られた時。自分の全てをかけた戦い方が破られ、ついうろたえてしまいます。

徹底的に注力しているからこそのプライドであり、だからこそその支柱が折られてしまうと繊細な性格が見え隠れして萌えてしまうのです。

立場上嫌われ役として登場する観月はじめですが、ぜひ隠された一面をしっかりと見て欲しい人物です。

9位:ボレーのスペシャリスト【丸井ブン太】

著者
許斐 剛
出版日
2011-10-02

立海大附属中学校でボレーヤーとして注目されているのが丸井ブン太です。赤髪という見た目に試合中でもガムを噛み、口癖は「天才的ぃ」、「だろぃ」などと一度見たら忘れられない設定です。

しかしそんなキャラクターながらも意外とプレイスタイルや技は比較的現実に近いものが多く、人間離れした登場人物たちの中で堅実に頑張っているようにも見ることができ、好感が持てます。

そんな丸井ブン太の魅力はギャップ。明るい性格と無邪気さ、甘党であることなど一見かわいい系のキャラかとも思われるのですが、実は彼はふたりの弟を持つお兄ちゃん。優しく面倒見のいい面があり、そのギャップにやられてしまいます。

勝気なボレーヤーでありながらも柔らかい性格も持ち合わせる天才です。

8位:青学のブレイン【乾貞治】

著者
許斐 剛
出版日
2002-07-04

リョーマが入学するまでに、手塚、不二に続いて青学ナンバー3の座についていましたが、 部内戦でリョーマ、海堂に敗北し、レギュラーの座から転落してしまいます。 それでも、不断の努力で関東大会前の部内戦にて、桃城を倒してレギュラーに復帰。

得意な技は「データテニス」と呼ばれる、相手を分析して無駄のない試合運びをするものと、 「ウォータフォール」と呼ばれる、滝を彷彿とさせる威力のサーブ。

基本的に冷静沈着、落ち着いた試合運びをしますが、後述の柳蓮二などのデータが通用しない相手には データを捨て、根性と気迫で立ち向かう面もみせました。

レギュラー兼、参謀とマネージャー的な立ち位置でもあり、部員のアドバイスや特訓メニューを組んだりします。 その際に作ってくる「乾汁」は絶大な破壊力を秘めており、飲んだ者は不二を除いた全員が気絶するほど。

『新テニスの王子様』では、W杯中学生日本代表には選ばれなかったものの、サポーターとして選手一同を支えます。

ちなみに、必殺技ではありませんが、「理屈じゃあない」と眼鏡が割れるシーンがぼちぼち出現。 真面目な風貌で頭がいいながらも、いじられキャラです。 温かな目で見守りましょう。

7位:西のスーパールーキー【遠山金太郎】

著者
許斐 剛
出版日
2015-05-15

四天宝寺中学校で1年生ながらもレギュラーになり、部長だった白石蔵ノ介に四天宝寺で一番強いとまで言わしめたのが遠山金太郎です。彼は勉強大嫌いテニスに全てを捧げる野生児で、とにかく性格もプレイスタイルもパワフル。通称「金ちゃん」です。

もともとは主人公になる予定だったキャラクターで、越前リョーマは彼のライバルという設定でした。『テニスの王子様』では大々的に登場したもののあまり活躍できなかった印象ですが、『新テニスの王子様』では活躍してくれるのでぜひチェックしてみてください。

遠山金太郎の魅力は何といってもまっすぐな性格。「やられたらやり返す」ということを全力でしちゃうという怖い一面もありますが、とにかく見ていて孫か何かのように愛でたくなる純粋さがあります。

越前リョーマが一風変わった主人公ならば遠山金太郎は王道の主人公。粗いところはありますが、まっすぐにテニスに打ち込み、無邪気に笑う姿はスポーツ漫画ならではの爽やかさを感じさせられます。

小学生のような純粋さと関西弁がマッチした最高に可愛いキャラクターです。

6位:天才【不二周助】

著者
許斐 剛
出版日
2002-09-04

青学で手塚に次いで絶対的なエースのひとりが不二周助。つばめ返しや羆落としなどの様々な技をさらに進化させ、神経を済ましまくって目を閉じてもラリーができるまでに成長していきます。

不二周助の魅力はTHE!王子様な雰囲気。全国レベルのテニスの腕前のでありながらもおごることなく物腰やわらか。ほとんど一人称は「僕」で、優し過ぎる性格ゆえに相手に合わせたレベルで戦ってしまうという癖がありました。

また見た目も色白で栗色の髪という女性かと見まごうほどの儚さ。試合でいくら汗をかこうと全く暑苦しくありません。

しかしいつも笑顔の彼は実は怒らせるととても恐ろしく、溺愛する弟が他校で体に負担のかかるプレイスタイルをさせられて利用されていると知ると激怒。それをさせていた相手にわざと最初に点をとらせて勝利を確信させたあとに勝利するという執念深い面も持ち合わせています。

普段の優しい一面からは想像もつかないほどひやりとさせられる面もある王子が不二周助なのです。

5位:生え抜き組のダブルスプレイヤー【金田一郎】

著者
許斐 剛
出版日
2014-12-18

聖ルドルフ学院中学校2年として登場したのが金田一郎。大局観が優れており、ダブルスを得意とする選手です。彼は初期から登場したキャラなのですが性格の良さ、堅実な雰囲気から意外と忘れられがちな影の薄いキャラでもあります。

しかし金田はそんなところが魅力的な人物。ファンタジーな要素や漫画的表現が多い『テニスの王子様』ですが、彼は現実にいそうな男子感があるのです。趣味が切手集め、日課は勉強という堅実的な子ですが、好きな食べ物はこってり系、特におにぎりが好きという飾り気のないものというところが微笑ましいキャラです。

そんなほっこりさせる人物でありながらも、試合でピンチに陥った時にはパートナーに喝を入れるために怒号をあげるなど、頼もしい一面も持っており、そんなギャップにやられた女子も多いはず。

実際にいそうな面が魅力の堅実的で頼もしい男子です。

4位:毒舌王子【伊武深司】

著者
許斐 剛
出版日
2010-07-01

不動峰中学2年生、伊武深司。 得意技はトップスピンとスライスを交互に打つことにより相手の筋肉を一瞬麻痺させる「スポット」。

地区大会決勝戦にてリョーマの前に立ちはだかりました。 リョーマお得意の「ツイストサイーブ」に類似した「キックサーブ」なるものと、上記の「スポット」でリョーマを苦しめます。

合間合間にお得意の毒舌を吐くことも忘れません。その毒舌は試合中に怪我をしたリョーマに「同情ひくなんてずるいなぁ」と言ってしまうほど。

序盤に敵として現れた彼は、『新テニスの王子様』にては合宿で脱落。 残念ながら今後試合に出る可能性は限りなく低いです。 ですから、彼にはその毒舌を以て、存在感を放ってもらいましょう。

3位:俺様の美技に酔いな【跡部景吾】

著者
許斐 剛
出版日
2006-09-04

総部員数200人である氷帝学園部長の跡部景吾。そのプレイスタイルはまさに「オールラウンダー」、全てを高い技術でこなします。

中でも、相手の手首にスマッシュを当て、ラケットを弾き飛ばして再びスマッシュを決める「破滅への輪舞曲(ロンド)」が有名。 他にも、跳ねないサーブの「タンホイザーサーブ」や相手の死角を突く「氷の世界」などもあります。

上記の「俺様の美技に酔いな」は、これらの技を繰り出すときに相手に告げる台詞です。

全国大会準々決勝にて、リョーマとS1で戦います。序盤圧倒していた跡部ですが、中盤からリョーマが盛り返し、タイブレークまで縺れ込みました。 互いのプライドと部のために白熱した戦いが繰り広げられます。

そして、跡部は立ったまま気絶。気絶してもなお君臨しようとする雄姿は勇ましいものでした。

青学の前になんども立ちはだかった彼は、『新テニスの王子様』では準主役として描かれています。

日本の中学生を率いているのは彼です。人気も強さも留まることを知らない彼は世界で私たちに何をみせてくれるのでしょうか。 世界でも跡部の美技に酔えることを期待しています。

2位:神の子【幸村精市】

著者
許斐 剛
出版日

関東大会15連覇、全国大会2連覇という輝かしい記録を保持する立海大付属中学校の部長。

日本テニス中学界で、最強との呼び名も高く、全国大会決勝までは1試合はおろか、1ゲームたりとも落としたことがありませんでした。 そのことから「神の子」と呼ばれ、多くの尊敬と畏怖をその身に受けます。

別段、特徴的な技を持っていませんが、全てを高レベルでこなすことができ、相手に隙をみせません。 そうすることで、相手を精神的に追い詰め、任意に五感を奪うことができます。

もとは、病に身体を蝕まれ、テニスを捨てる選択を勧められたこともありました。 それを不屈の精神で乗り越え、中学テニス界に復帰。

全国3連覇への執念は凄まじいものです。その意地を貫き通すために、時には冷酷な判断を下す時もしばしば。

『新テニスの王子様』に入ってからは、跡部と共に中学生たちを引っ張ります。類稀なる精神力で、他国の強敵たちをなぎ倒していく姿は、病気に苦しんでいたことを感じさせません。その闘志はきっと日本テニスを導くことでしょう。

1位:ダビデ【天根ヒカル】

著者
許斐 剛
出版日

六角中学2年で、越前リョーマが所属する氷帝のメンバーたちを、ほとんど準レギュラー相手とはいえ100人斬りしたのが天根ヒカル。初期から登場したキャラで、日本人離れした見た目からダビデの愛称でおなじみです。彼はオジイと呼ばれる監督手製の基準ギリギリの長いラケットで、攻めに重きを置いたプレイスタイルを見せます。

性格の面で言うと天根は不思議ちゃんなことで有名なキャラ。口下手な割にはシュールなタイミング&内容のギャグをボソッと突っ込んできて、かなりのハートの強さなのだろうと思いきや、無視されるとしっかり凹むという可愛さがあります。

2017年のバレンタインイベントでは不動の1位と思われていた「国王」を退けて首位を獲得し、多くのファンを驚かせました。ちなみに苦手なことは「女の子からものをもらうこと」。おそらく甘いものが好きとはいえ、このイベントで送られてきた1万個を超えるチョコレートに驚いていることでしょう。

『テニスの王子様』には100を超えるキャラクターがいます。全員濃いキャラをしており、読めば不思議と名前も覚えてしまう。素敵なキャラが満載かつ、熱い戦いがあなたを待っていますよ。

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