こぶしファクトリーの広瀬彩海です。8月4日に私は17歳の誕生日を迎えました。誕生日を機にいろいろなことを振り返り、自分の原点などをぼんやりと考えていました。私が歌を歌いたいと思ったきっかけや、読書をするようになったきっかけなど。そんななか、小さい頃に絵本の読み聞かせをたくさんしてもらったことを思い出しました。
私の姉のような存在である従姉が交通事故に遭ったとき、従姉の幼稚園の先生が病室に持ってきてくれた本です。従姉に向かって「この本の姉妹はあなたと彩海ちゃんにそっくりなの」と紹介してくれた本だそうです。姉妹の温かさが可愛らしく描かれており、挿絵も愛くるしい。あさえと、あやちゃんの真似をして線路を書いて、でんしゃごっこをよくしていたことを覚えてます。チョークで線路を書いているのですが、チョークなど私の家にはなく、ガーデニングに使う石を床に擦り付けて白く発色させて遊んでいました。
- 著者
- 筒井 頼子
- 出版日
- 1982-04-20
大人気のだるまちゃんシリーズの中でも一番私が気に入っていた作品。てんぐちゃんの真似をしたがるだるまちゃんがなんとも言えず愛らしく、小さい子の何でも真似をしたがる精神を面白おかしく、可愛く描いていて、何度でも読みたくなる一冊です。
- 著者
- 加古 里子
- 出版日
- 1967-11-20
幼稚園の先生が卒園式に涙ながらに読み聞かせてくれた一冊。「みんな、おおきくなったね」と先生は言いました。身長も伸び、年齢も少なからず重ねた私たち。「おおきくなる」という言葉の意味もよくわからなかったけれど、その言葉がどんな意味をなしているのかを、先生の涙を通してなんとなく感じ取り、またひとつ「おおきくなる」ことができました。大きくなるっていうことは身長が伸びたり、体重が増えたり、学年が上がるだけじゃない。親切を知る、落ち着く、出来ることが増える、嫌なことが増える……。
- 著者
- 中川 ひろたか
- 出版日
- 1999-01-25
本とアイドル
アイドルが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、詩集に写真集に絵本。幅広い本と出会えます。インタビューも。