今、わたしは吉本ばななを読んでいます。 実は、吉本ばななのことがずっと苦手でした。 というのも、15歳で初めて吉本ばななを読んだ時、なんだか「嫌な感じ」がしてしまったからです。 あれから何年も経って、大人になって、あの思春期に感じた「嫌な感じ」がなんだったのか、その正体を探るために、もう一度、吉本ばななを読んでみようと思いました。
複雑な家庭の事情により海の近くの旅館で暮らすことになった「まりあ」。その旅館には幼い頃から長くは生きられないと医者に言われて育ってきた薄幸のエキセントリック美少女「つぐみ」が住んでいた。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
ある日、14歳の女子中学生「夕子」は絵画教室で先生をしている「キュウくん」と一緒に「妖精」を見てしまい、その不思議な出来事をきっかけに、2人が少しへんてこな恋に落ちていく話です。
- 著者
- よしもと ばなな
- 出版日
植物状態の妻を持つ男性との不倫。不思議な水商売をしている親友の突然の自殺。度重なる苦しみのため、いつしか主人公は「眠り病」にかかってしまう悲しい話です。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
- 2002-09-30
祖母の死をきっかけに天涯孤独になってしまった主人公は、ひょんなきっかけで大学の知り合いである「雄一」の実家に居候することに。主人公と、雄一と、雄一の母親であり父親でもある美しいオカマ「えり子さん」との奇妙な同居生活を描いたひと夏の話です。
- 著者
- 吉本 ばなな
- 出版日
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。