初めまして。今月からリレー連載をさせて頂きます、バクステ外神田一丁目の志賀優里香です。物心ついた時から本が大好きで、休み時間や移動中など、時間があれば読書をしてきました。本って、現実世界では出来ないような事を、想像で疑似体験することが出来るので魅力的です。
今まで読んだ全ての本の中でも、一番と言っていいほど好きなお話です。私の好きな要素である、殺人・血・推理・謎の少女・少しグロテスクというのが全て詰まっています。ある中学校にまつわるお話で、謎の〈現象〉によって次々と死が訪れてしまう。そんな、有り得ないような怖い設定でも、登場人物達の心理が細かく描かれていて、〈現象〉以外の部分は普通の世界なので、違和感なく入り込んで、一気に読んでしまいました。
- 著者
- 綾辻 行人
- 出版日
- 2009-10-30
桜庭さんの作品で、初めて読んだお話です。タイトルから、甘い感じでフワフワしたお話かなと思っていたら、全然違いました。 やけに大人びている中学生と、嘘つきで子供っぽい中学生が、いい意味でも悪い意味でも、社会を知って成長していくお話です。
- 著者
- 桜庭 一樹
- 出版日
- 2009-02-25
正直、好き嫌いが分かれるお話だと思います。でも、好きな人はハマってしまう物語です。これは、子供の頃から殺人を犯してきた主人公・フジコの人生を追った物語です。フジコも含め登場した全員が、ハッピーには終わりません。読んでいて嫌な気持ちになったりもします。
- 著者
- 真梨 幸子
- 出版日