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ハリネズミの飼育方法を紹介!基本から注意点、おすすめ本まで

更新:2020.11.24 作成:2017.9.22

見ているだけでも可愛いハリネズミ。一緒に暮らしたらどんな生活が待っているのでしょうか?お世話の仕方から触れ合い方まで、さまざまな疑問にお答えします!

ハリネズミの飼育に必要なもの

  • ケージ
  • 床材
  • 寝床にするハウス
  • 回し車等のおもちゃ
  • 給水ボトル
  • エサ
  • 温度計、冷暖房器具
飼育グッズの選び方のポイントや、ハリネズミの特徴を紹介していきます。

ハリネズミの飼育:ケージの選び方

ケージの大きさは、体長の2倍×4倍はある広めのものに住ませてあげましょう。小さいケージは大きなストレスに繋がります。

金網のゲージは通気性には優れますが、金網の部分が塗装されているものだとその塗料をかじって食べてしまうことになります。亜鉛などハリネズミの体に良くない成分が含まれていることもあるので、使用する場合はステンレス製のサビないものが良いです。

水槽や衣装ケースで飼育する場合は、通気性が劣るのでふたの部分を金網にしたり、改造して空気穴などを空けてあげてください。

通気性の悪いケージはカビや雑菌の繁殖にも繋がるので、こまめなお掃除と換気が重要です。

ハリネズミの飼育:床材の選び方

ケージの床に敷く床材。どんなものにするか悩みますよね。一般的に使われているのは「チモシー(牧草)」や「ウッドチップ」です。

この2つは通気性には優れますが、吸湿性に少し劣ります。

おすすめは「コーンリター」という100%トウモロコシから作られた床材。もし食べてしまったとしても安心で、吸湿性にも優れていてホコリも出にくいです。

床材選びで気を付けたいのは、ハリネズミは針葉樹のアレルギーをもっているということ。針葉樹のチップの使用は避けてくださいね。

どんなエサをあげれば良い?

ハリネズミ専用のペレットなどが販売されているので、それを使うのが1番良いでしょう。栄養のバランスが考えられているので、太りすぎ、痩せすぎなどから生じる病気にかかりにくくなります。

ただし、ハリネズミはグルメな生き物。毎日同じエサをあげていると、飽きてしまうことがあります。また偏食でもあるので、飽きるとエサをあげても食べてくれなくなることがあるのです。

あらかじめ何種類か用意して、ローテーションしたり混ぜてあげたりして、日ごとに味を変えるのが理想です。

エサの量は、主食のハリネズミフードだけを与える場合、1日に大さじ2~3杯が目安ですが、個体差がありますので、様子をみてあげてください。

ハリネズミの特徴

1:夜行性

ハリネズミは夜行性の生き物で、21~24時頃に活発に動きます。

昼間の眠っている時間帯はそっとしておいてあげて、触れ合うのであれば夜にしましょう。

2:冬眠、夏眠をする

ハリネズミの飼育をする際に大切なのが、温度管理をしっかりしてあげることです。

冬眠は気温が20℃程度になると活動が活発でなくなり、18℃以下になると本格的に冬眠に入ります。夏眠は29.5℃以上になると夏眠状態に入ります。

しかし冬眠、夏眠どちらも、飼育下で起こすと命にかかわりることがありますので、必ず温度計を設置し、こまめにチェックしてあげましょう。

夏場は直射日光の当たらない風通しの良い場所にケージを起き、ペット用の保冷マットなどを敷いてあげると良いです。

冬場はペット用の保温電球やヒーターなどを使い、寝床にフリース地のものなどを敷いてあげる工夫をしましょう。

3:泡付け

ハリネズミの特徴的な行動で、唾液塗り、アンティングともいいます。

知らないものの臭いを初めて嗅いだ時、それを舐めたりかじったりして、口の中で泡状の唾液と混ぜ、長い舌を使って背中やわき腹の針に塗りつけていきます。

体をクネクネとねじらせて泡を塗る仕草は、変なことをしているのではないか⁉と不安になるかもしれませんが、異常な行動でも、病気でもありません。ハリネズミの習性ですのでご安心ください。

自身の体に周囲のものの匂いを付けることで、外敵から身を隠す、もしくは自身が匂いに適応するためにおこなっているものだと言われています。

気を付けたい!ハリネズミがかかりやすい病気

1:ダニ症

もっともよくみられるのが、ダニと接触することで起こる皮膚炎です。針の付け根や顔などに、かさぶたかフケのような炎症がみられます。

かかってしまった場合は、飼育グッズを消毒、交換し、駆虫剤をつけて治療します。

2:腫瘍

高齢のハリネズミに多いのが、腫瘍です。約80%が悪性の腫瘍で、手術や抗がん剤などで治療をすることもありますが、体の小さな生き物ゆえ、治療をせずそのまま天寿をまっとうすることを推奨する医師もいらっしゃいます。

3:歯周病

ハリネズミも高齢になると歯周病にかかりやすくなります。

歯の変色、歯ぐきが腫れる、歯がぐらつく、歯が抜けるといった症状がみられ、固いフードを拒んだり、食欲が落ちたりすることがあります。また、唾液が増え、痛みや違和感から口元をしきりに気にする仕草をすることも。

かかってしまったら、抗生剤の投与や歯石の除去などの治療をします。

ハリネズミ初心者さん必読の一冊

これを読めばハリネズミ博士になれる⁉……かもしれないほど、ハリネズミに関する情報がたくさん載っています。

飼育の基本はもちろんのこと、ハリネズミがどういう生き物なのか、どうやって接したらいいのか、どうしたら仲良くなれるのかなどが詳しく書かれていて、まさしく「かゆいところに手が届く」一冊です。

ハリネズミと一緒に暮らすならば、まずこの本を開いてみましょう!

著者
["大野 瑞絵", "石川 晋"]
出版日
2009-08-01
初めてハリネズミと生活を共にするなら、間違いなく必要な情報が載っています。

ハリネズミの習性や、繊細な性格の子とどう付き合っていけばよいかなど、実際に飼育してみないと分からないような情報もきちんと掲載されています。

カラーの写真もたっぷりあり、読み応えがある一冊です。

あふれる可愛さと愛しさ……!

表紙に写っているのは、有名ハリネズミのまるたろうくん。本書では、ハリネズミの暮らしを分かりやすく解説しています。フルカラーで読みやすい一冊になっています。

可愛い写真が沢山掲載されているので写真集のような感覚で楽しむこともできますし、飼育の基本も学ぶことができる、一石二鳥の本です。

著者
出版日
2014-07-10

表紙からすでに可愛さが詰め込まれていますが、ページをめくってもたくさんの可愛いハリネズミがいます。生態や種類、お迎えの前に用意する飼育用品、ごはん、お世話やお手入れの方法などもきちんと掲載されています。

可愛い写真を見て癒されるのも良し、この本を買って実際にハリネズミを迎えるのも良しです。

ハリネズミのいる暮らし

ある日妻がハリネズミを連れて帰ってきた……!

そんな冒頭からはじまる、楽しくて愛しいハリネズミのいる日常を描いたコミックエッセイです。

著者
とぽすけ
出版日
2015-01-07

ハリネズミと運命の出会いを果たしてしまった作者とぽすけが、ハリネズミをお迎えしてからのドタバタな日々を綴っています。

マイペースな「はりちょ」に翻弄されながら、時に癒され、特に困らせられる日常は、ハリネズミを実際に飼育している方が読むと思わず「あるある!」と共感してしまうでしょう。

もちろんまだ飼っていない方も、読んでいくうちにハリネズミワールドへ足を踏み入れてしまうのではないでしょうか。笑えるポイントも盛りだくさんです。

ハリネズミの魅力がぎゅっと詰まったコミックエッセイです。

いかがだったでしょうか?ハリネズミの魅力を少しでも発信できていたら嬉しいです。