漫画『怜-Toki-』の見所をネタバレ紹介!「咲」が未読でも面白い3つの理由

更新:2021.3.10

美少女麻雀漫画『咲-Saki-』のスピンオフ作品である『怜-Toki-』。本編の「咲」を知らずとも楽しめる作品となっています。また、麻雀初心者でも楽しめるものとなっているので、ぜひとも読んでみてください。

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目次

麻雀漫画『怜-Toki-』は麻雀初心者でも『咲-Saki-』が未読でも面白い!少女たちの成長譚

著者
["小林 立", "めきめき"]
出版日
2016-12-24

美少女×麻雀の異色な組み合わせで注目を浴びた『咲-Saki-』。外伝作品が多く出版されており、本作は「阿知賀編」に登場した「千里山高校」の園城寺怜(おんじょうじとき)が主人公に据えられ、彼女の小学生からの物語が描かれます。

本作では麻雀のみならず仲間との関係にも焦点があてられており、麻雀漫画としても日常漫画としてもどちらでも楽しめる作品となっています。これこそが本作の魅力でしょう。

さて、今回は本編の『咲-Saki-』となんら遜色のないクオリティで描かれる『怜-Toki-』の各巻の内容と魅力をネタバレ込みでお伝えしていきます。多くの作品が出版されている「咲」シリーズはどれから読んでも楽しめるので、ぜひとも読んでみてください。


『咲-Saki-』については<『咲-Saki-』の世界、キャラの魅力!ただの萌え麻雀マンガじゃない!>で紹介しています。

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『怜-Toki-』のあらすじ

著者
小林 立
出版日
2017-11-25

小学5年生に進級した園城寺怜は憂鬱な気持ちでいっぱいでした。特に親しい友人がおらず、新たな人間関係を構築することを苦手としていたからです。

そんな怜に清水谷竜華(しみずだにりゅうか)という少女が声をかけます。竜華は怜と違い人気者で、常に人の中心にいるような人物でした。竜華は怜を気に入り、よく話しかけてきたり、遊びに誘ったりと怜を振り回します。

しかし、何でも持っているように見える竜華と何も持たない怜には過去の傷があり、2人は互いの傷を塞いであげようと歩み寄るのです。

『怜-Toki-』が面白い3つの理由!

魅力1:過去に傷つく少女の成長に引き込まれる

著者
["小林 立", "めきめき"]
出版日
2016-12-24

本作は主人公の怜と竜華の成長譚となっています。2人は何らかの傷を過去に負っており、真の意味で人と親しくなることに恐れているのです。その恐れは竜華の方が顕著で、「絶対に大切な人にはならない」という条件のもと、怜と友達になりました。

どうやら、過去に大切な人を失ったことから、大切な人を作ることをやめたようなのです。そのような理由から、誰とでも友達になる代わりに、誰とも親しくならないようになります。

また、怜は自分が何もない空っぽの人間だと思っており、そんな自分と友人になってくれる人などいないと思っているのです。

そんな2人の少女が出会い、絆を深めていく様が本作の見どころと言えるでしょう。互いの傷を舐め合うのではなく、癒し合う。これこそが本作で伝えたいことなのです。

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魅力2:友情?百合?少女特有の関係にドキドキ!

著者
小林 立
出版日
2017-11-25

「咲」シリーズについて語る際に、美少女同士の絡みを欠かすことはできません。友情を通り越して百合なのでは、と錯覚するほどに互いを思い合っているのです。

本作でも怜と竜華のドキドキの関係が描かれます。手を繋ぐのは当たり前、ハグや膝枕など、同性の友人ではなかなかしないシチュエーションが多々盛り込まれるのです。

しかし、それは完全に相手に気を許しているからこそできることでしょう。友情や百合といった言葉を超え、もっと深い関係が描かれていると言えます。

怜と竜華、この2人を表すには「一心同体」という言葉がぴったりです。互いが互いの半身であり、彼女らはもう2人でないと生きていけない、それほどまでの想いが伝わってきます。

魅力3:超能力展開が面白い!

著者
["小林 立", "めきめき"]
出版日
2016-12-24

百合展開と同じく、「咲」シリーズといえば超能力とも言える麻雀が魅力。本作の主人公の怜も上記の2人のような超能力を有しており、怜は1巡先が視える「未来視」ができる人物で、「1発ツモ」を得意とします。

しかし、本作で描かれている小学生時代ではまだその能力が発芽しきっておらず、何かが視えた程度におさまっています。また、怜の能力は麻雀のみならず、時折日常における未来を視ることもある能力なのです。

怜がこの未来視の能力とどのように向き合うのかも本作の見どころとなるでしょう。

『怜-Toki-』1巻の見所:怜と竜華が結んだ約束

小学5年生に進級した園城寺怜は新たなクラスで清水谷竜華という少女と出会います。引っ込み思案で不愛想な怜とは違い、竜華は明るくクラスの中心という人物。出会った初日から怜は竜華に振り回され、怜は竜華から逃げるように学校から帰ります。

しかし、竜華は怜についてきており、強引に怜と公園で遊びだしたのです。観念した怜が竜華に付き合うと、竜華は友達になろうと提案してきました。やぶさかではない怜でしたが、竜華はその提案に「絶対に私の大切な人にはならない」という条件をつけ足します。

戸惑う怜でしたがその約束を承諾し、2人のおままごとの「お友達」が始まったのでした。

著者
["小林 立", "めきめき"]
出版日
2016-12-24

怜と竜華の出会いが描かれる1巻ですが、2人の関係は友達ともいえない「おままごとのお友達」という関係から始まります。この関係からスタートした2人がどのような関係を紡いでいくのかが本作の見どころの1つです。

また、竜華は何度も書いたようにクラスの人気者。そんな竜華が怜にばかりかまっていては快く思わない者が現れます。竜華の友達に挑まれた、竜華を賭けた麻雀勝負が行われるのです。ほとんど麻雀をしたことのない怜はその勝負のために竜華と特訓をします。

また、1巻の最後では「おままごとのお友達」に耐え切れなくなった怜が、約束の解消を求めました。怜の真意はどこにあるのか、また解消を求められた竜華はどうするのか、次巻に注目しましょう。

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『怜-Toki-』2巻の見所:本当の友達となる2人

「おままごとの友達」をやめて、本当の友達になってほしいという怜の言葉を受けた竜華は悲しげな笑みを浮かべて怜の前から去っていきます。そして、翌日の学校にも現れませんでした。

本当は怜と同じく竜華の中でも怜の存在がかけがえのないものとなっており、過去に大切な人を失った竜華はその痛みをもう一度味わいたくないからこそ怜と距離をとったのです。

しかし、怜は諦めずに強引に竜華のもとを訪ねます。そして、怜は交換ノートをしようと、一冊のノートを竜華に渡しました。

「もう友達やめたのにこんなことする意味あるんか?」という竜華に対し、怜は「友達やからやるんちゃうよ」「私が竜華ちゃんのこと知りたいからやりたいんや」と告げたのです。

その言葉を受けた竜華は、自分とまっすぐ向き合ってくれる怜に涙を見せ、怜は自分の竜華を見つけると決意したのでした。

著者
小林 立
出版日
2017-11-25

やや急ぎ足気味ではありますが、2巻にて怜と竜華の関係はおままごとの友達から本当の友達へと変わります。クラスの人気者の竜華としてではなく、怜だけの竜華を見つけるといった怜の決意は感動的です。

そして、2人と竜華を賭けて勝負をした野上葉子と進士あゆみとともに麻雀部へと入部。ようやく麻雀漫画らしくなってきました。

しかし、歓迎されて入部したかに思われた4人でしたが、部長は何か秘密を隠しているようで、怪しげな笑みを浮かべます。部長の隠し事とはいったい何なのでしょうか。

いよいよ本格的に麻雀を始めた怜と竜華、今後の展開を楽しみに待ちましょう。

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美少女麻雀「咲」シリーズの1つである『怜-Toki-』。どの作品からでも楽しめる「咲」シリーズをぜひとも読んでみてください。