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『咲-Saki-』の世界、キャラの魅力!ただの萌え麻雀マンガじゃない!

更新:2020.12.2 作成:2017.12.12

アニメ化、ドラマ化、映画化とメディアミックスも多い人気麻雀マンガ『咲-Saki-』。かわいい女子高生が麻雀をする萌えマンガ……ではありません。緻密なキャラクター設計や麻雀を目指し本気で戦う少女たちの姿。さながら少年漫画を読んでいるような気分になります。そして感情表現には少女漫画のように繊細な描写……その魅力にどっぷりとハマってしまう作品です。 麻雀ブームの火付け役と言っても過言ではない『咲-Saki-』の魅力を徹底紹介します!スマホの無料アプリでも読めますので、気になった方は、そちらもご利用ください。本記事では、一部ネタバレも含まれますのでご注意ください。

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ただの萌え麻雀マンガじゃない! 深遠なる『咲-Saki-』世界の魅力!

著者
小林 立
出版日
2006-12-25

2006年に連載が始まり、アニメ化・実写映画化もされた『咲-Saki-』は、現在の麻雀ブームの火付け役の一つとなった作品です。『咲-Saki-』は麻雀が世界的な人気競技となり競技人口数億人を数える世界の中で、高校生の大会で頂点を目指す主人公の宮永咲(みやながさき)たちを描いた話となっています。

本編は17巻(2017年12月現在)ですが、本編と同じ時間軸を別視点から描きクロスオーバーする『阿知賀編』、本編と『阿知賀編』の過去の物語となる『シノハユ』、『阿知賀編』の人気ライバルキャラ・園城寺怜(おんじょうじとき)を主人公にした『怜-Toki-』、シリーズのキャラクターたちによる4コママンガ『咲日和』、作者の小林立を大和田秀樹氏が描く『立-Ritz-』と5作品のスピンオフが出されており、シリーズ累計では40冊にも及びます。

一見しただけでは「かわいい女の子たちが麻雀をやってるだけの萌えマンガでしょ?」と思う方もいるかもしれません。いえいえ、違うのです。『咲-Saki-』はただのかわいい女の子と麻雀を掛け合わせただけのマンガではないのです。

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綿密に設計されたマンガ『咲-Saki-』の世界観!キャラクターと物語の融合!

著者
小林 立
出版日
2007-05-25

まず、非常に綿密に設計されたキャラクターと物語は極めて上質です。その描き方は本質的には王道少年マンガのような友情・努力・勝利を下地にしつつ、一方でそれぞれのキャラクターの感情表現に関しては少女マンガ的な手法も取り入れて感情移入を深めさせ、読者を強く引き込んでいきます。

それぞれのバックボーンからくる想いと想いがぶつかり合う闘牌は手に汗握りますし、麻雀漫画としては珍しく卓を囲む四人ともが見せ場を作られることが多く、非常に魅力的に描かれるのが素晴らしいです。悪役というのがほぼ存在せず基本的に気持ちの良い人間ばかりがいて心晴れやかに読めながらも、脚本には先の読めない起伏があり意外性のある展開が訪れる点も大きな魅力です。

『咲-Saki-』シリーズは心に残る名セリフや名シーンも枚挙にいとまがありません。そして、それらの物語とキャラクターたちは本編及びスピンオフ作品群によって情報が多面的・立体的に補完され、パズルのピースを繋ぐようにその魅力が描き出されていくのです。

意図的に作られた空白にあるものを想像させられ、シリーズ全体を通してその謎を解き明かしていく構成の妙には唸りながらわくわくします。対比構造の巧さが随所に光る作品ですが、中でも本編の主人公である咲と『阿知賀編』主人公である穏乃の対比や、阿知賀編一話と最終話ラストの対比の美しさには思わず心から拍手を捧げてしまいます。

特殊能力を使った麻雀バトルがアツい!

著者
小林 立
出版日
2007-11-24

麻雀部分に関してはいわゆる特殊能力を使うキャラクターが数多く存在します。半ば、能力バトルマンガであると言っても間違いではありません。その演出の派手さにより、『ヒカルの碁』を囲碁のルールを知らなくても読めるように、麻雀のルールを知らなくても問題なく楽しめてしまいます(麻雀を理解していた方が面白いことは間違いないのですが)。

ただ、それ故に麻雀好きからは軽視されがちであることも否めません。「所詮萌えマンガ、麻雀描写は現実にはありえないものだし適当でしょ?」と。しかし、本当に麻雀が好きで詳しい人であればこそ楽しめるのも『咲-Saki-』なのです。

本作においてはセリフでは全く言及されない捨て牌の細かい部分に実は非常に高度な駆け引きが見られる部分があったり、相当の通でないと知らないような古役が演出として何気なく散りばめられていたりと、麻雀好きが読めばこそ楽しめる部分というのも非常に多く存在します。

「この能力を使ったら・使われたら自分ならどうするか?」「この能力者同士がもし戦ったらどちらが勝つ?」など、他作品では全く見たことのない斬新な能力を使った際に発生する通常とは全く異なる牌理や、勝敗の考察も麻雀好きとして楽しいものです。監修も無く作者一人によって緻密に練られた闘牌からは、作者の麻雀愛しか伝わって来ません。麻雀を好きな人も知らない人にも一度は触れてみて欲しい作品です。

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聖地に、神話に、考察に、読めば読むほど味が出るスルメのようなマンガ!

著者
小林 立
出版日
2008-06-25

作品世界を彩る、美しい背景画も『咲-Saki-』の魅力です。物語冒頭から長野の牧歌的で精緻な風景が描かれますが、実はシリーズに登場する背景の多くが実際に存在するものとなっています。思いがけず地元の風景が描かれていることもなり、嬉しくなって物語を追いかけ始めたという方の話もかなり聞きます。自分の出身地である都道府県のチームや選手を応援するというローカルな楽しみも存在します。

長野県での地方予選から始まって全国大会を行っている最中の『咲-Saki-』は、日本全国に現在進行形で日々「聖地」が増えていくという珍しい作品でもあります。実際に聖地巡礼に訪れてみるとその再現度の高さに驚きますし、実際に登場人物が移動した行程を歩くことで感情移入度が飛躍的に高まります(余談ですが、筆者は度重なる聖地巡礼が高じて、聖地の一つである奈良県吉野山の旅館に引っ越して一時住み込みで働いていました)。

聖地を訪れるのも楽しいですし、聖地を推理するのも本作の楽しみの一つです。一枚の背景画から得られる様々な情報から、それがどこの景色なのか推理する。そして現地に実際に行ったりGoogleストリートビューで見たりして確かめる。そんな、現実をフィールドとした巨大な規模の謎解きのような楽しみ方もできます。

作中の文脈から、あるいは地形、ランドマーク、架線、鉄塔やマンホールの形状といったヒントから、様々なアプローチで聖地を特定できた時の達成感は大きいです。現在でも、ほとんどの背景は最新話が出たその日には特定が完了され、日本のどこであっても探訪する者が現れるというエクストリームスポーツの様相を呈しており、作品のみならず熱いファンを見ていても楽しめるものとなっています。

特定は舞台に留まりません。作中の様々なキャラクターや要素が日本神話や世界各地の神話、あるいは遠野物語のような民話や伝承などに由来しており、その元ネタを探るのも楽しいです。逆に、元ネタから敷衍して今後の展開を予想するということもできます。作中で用いられる言葉にあまり常用されないものも多く、ボキャブラリーもかなり豊かで、基本的に頭の良い作品です。考察が好きな人にとってはたまらない内容となっています。

マンガ『咲-Saki-』の魅力的なキャラクターを紹介!【ネタバレ注意】

著者
小林 立
出版日
2009-03-25

フルネームで名前の付けられたキャラクターだけでも300人を超える『咲-Saki-』シリーズですが、凄まじいことにキャラクターの両親のプロフィールまでも詳細に設定されているそうです。

名字も、よくよく調べてみるとしっかりとその土地に多い名字で命名されている人物もかなり多いです。そこまで綿密に組み上げられた世界であるからこそ、キャラクターから自然と滲み出る部分に愛着や魅力を感じるのでしょう。そんな『咲-Saki-』の魅力溢れる登場人物たちの一部を紹介していきましょう(以下は多少のネタバレを含みますのでご了承下さい)。

宮永咲

宮永咲
出典:『咲-Saki-』10巻

清澄高校一年生。読書が好きで方向音痴な大人しい少女。しかし、麻雀の実力は桁外れ。両親と姉と行っていた家族麻雀では勝つと怒られ、負けるとお年玉を巻き上げられた過去から麻雀を嫌いになり遠ざかっていた。疎遠になってしまった家族とも、麻雀を通してなら会話をすることもできるかもしれないと全国の頂点を目指す。

嶺上牌が必ず有効牌になる能力を持っており、「清澄の嶺上使い」とも呼ばれ、嶺上開花を得意とすると共に、勝ちも負けもしないプラスマイナス0点に調整する能力を身につけている。

須賀京太郎

須賀京太郎
出典:『咲-Saki-』1巻

清澄高校一年生。咲の幼馴染で、咲にとっては数少ない気の置けない相手。お調子者だが人当たりが良く親しみやすい性格。清澄に入学してから麻雀部に入部し最近麻雀を始めたばかりで、まだまだ腕前はからっきし。清澄高校麻雀部の唯一の男子部員であり、咲を麻雀部に誘った張本人。中学時代はハンドボール部で活躍していた。ペットにカピバラを飼っている。

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原村和

原村和
出典:『咲-Saki-』4巻

清澄高校一年生。インターミドルのチャンピオンであり、インターハイでも注目される逸材。更にネット麻雀界では「のどっち」のハンドルネームで下手なプロよりも余程強く、ネット麻雀界最強の呼び声も高い。

デジタル至上主義者で徹底したデジタル打ちをすると共に、他者の能力による非科学的な現象も否定する。普段は穏やかな性格だが、麻雀へは強い想いを抱いておりその部分では頑迷固陋なところも。愛用のぬいぐるみのエトペンなど、かわいいものを好む一面も。

片岡優希

片岡優希
出典:『咲-Saki-』8巻

清澄高校一年生。天真爛漫で元気なおバカキャラ。ただ、仲間や友人を想う気持ちは人一倍強く、前向きなチームのムードメーカーでもある。タコスをこよなく愛し、タコスまたはタコのつく食べ物を食べることでパワーアップする。

麻雀においては東場では怪物と呼ばれる打ち手たちにも匹敵する実力を見せるが、南場になると集中力が切れ途端に弱体化する。語尾に「じぇ」がつく独特の喋り方が特徴。腰には猫蛇セアミィを巻いている。和とは同じ中学の麻雀部に所属していた。

竹井久

竹井久
出典:『咲-Saki-』3巻

清澄高校三年生。清澄高校の学生議会長にして、咲たち麻雀部員の頼れる部長。麻雀の実力は相当なものだが、家庭の事情から強豪校への進学は断念。清澄高校で廃部寸前だった麻雀部を存続させるために尽力してきた。

麻雀の実力はかなり高いが、通常では到底考えられないような悪待ちをしばしば行い成功させる独特のスタイル。普段は飄々として掴みどころのない性格で、謀略に長け高校生離れした老練さを感じさせる場面もありつつ、茶目っ気溢れる部分もある。

染谷まこ

染谷まこ
出典:『咲-Saki-』3巻

清澄高校二年生。祖父の影響で広島弁を話すメガネっ娘。実家はメイド雀荘を経営しており、幼い頃から無数に見てきた対局の記憶が脳内に記録されている。メガネを外してわざと視界をぼやけさせることによって、過去の牌譜から似た状況を検索してその場に応じた最適な打ち方を選び取ることができる。一年生たちが入部してくるまで、久と共に二人だけで清澄高校麻雀部を支えてきた。名前の通り染め手を得意とし、好きな役満は緑一色。

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福路美穂子

福路美穂子
出典:『咲-Saki-』2巻

風越女子三年生。80名以上を擁する名門・風越女子麻雀部の部長を務める。非常に穏やかで優しく涙もろい性格で、部長でありながら部員のための雑用を率先して行うなど面倒見もよく、部員からの支持は非常に篤い。ただし、極度の機械音痴。麻雀においては県内でもトップクラスの実力者。

普段は閉じている片目を開くことで、常人が見通せない領域を見通すことができる。中学時代に対戦して敗北した久には自身のコンプレックスであったオッドアイを褒められ、特別な想い入れを抱いている。

池田華菜

池田華菜
出典:『咲-Saki-』6巻

風越女子二年生。名門風越で二年生にして大将を任される、校内ランキング2位の実力者。昨年の大会では龍門渕高校の天江衣に破れて風越のインターハイ連続出場記録を途絶えさせてしまい、今年はそのリベンジに燃えている。

誰よりも美穂子のことを慕い、彼女との最後の夏を全力で戦おうとする。お調子者で図々しい性格だが、どこまでもまっすぐでどんな逆境でも諦めない強靭な精神の持ち主。緋奈・菜沙(なずな)・城奈(しろな)という三つ子の妹がいる。

天江衣

天江衣
出典:『咲-Saki-』5巻

龍門渕高校二年生。昨年のインターハイで風越女子を破って全国出場したダークホース龍門渕高校の大将を務める。「怪物」「牌に愛された子」と称され、インターハイの最多獲得点数記録の保持者。プロも出場していた大会で優勝するなど圧倒的な実力で、自身が河底牌を引く巡である限り他者の手をテンパイにも届かせない、必ず河底牌で和了できるなど様々な支配的能力を持ち多くの打ち手の心を圧し折ってきた。

満月の夜にその力は最高潮に達する。語彙が豊富で、難読語や四字熟語、故事成語を多用する。身長127cmと非常に小柄。子供扱いをすると怒るが、性格や嗜好は子供そのものの部分も多い。両親を幼くして亡くし、龍門渕家に引き取られている。

龍門渕透華

龍門渕透華
出典:『咲-Saki-』4巻

龍門渕高校二年生。祖父が龍門渕高校の理事長を務める、生粋のお嬢様。目立ちたがり屋で、アイドル的存在であり同じデジタル打ちで副将の和を一方的にライバル視して対抗心を燃やす。軽薄そうな外見や言動に反して、綿密な研究に基いて地道に奮励を怠らない努力家であったり情に厚かったりする一面も。

龍門渕家に引き取られながら孤独だった衣に友達を作るために、龍門渕高校麻雀部のメンバーを招聘した。本人も気付いていない部分で、咲や衣をも圧倒する凄まじい底知れぬポテンシャルを秘めてもいる。

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加治木ゆみ

加治木ゆみ
出典:『咲-Saki-』5巻

鶴賀学園三年生。今年の長野県予選で鶴賀学園を決勝まで導いた立役者であり麻雀部のエース。切れ者でリーダーシップを発揮し、部長とよく勘違いされるが部長ではない。常に冷静沈着であり、持ち前の鋭い観察力で場況を分析し、的確な判断を下していくスタイル。しかし、東横桃子勧誘の際の「1年A組乱入事件」では、普段とは全く違った熱い一面も見せる。大人びており何でも器用にこなせそうに見えるが、水泳が苦手。

東横桃子

東横桃子
出典:『咲-Saki-』4巻

鶴賀学園一年生。幼い頃から著しく存在感に乏しく、隣りにいても気付かれないほど。そのため他者とコミュニケーションをとったり自らを着飾ることを諦めていた。しかし、「1年A組乱入事件」で初めて自分を強く必要としてくれたゆみに心を開き、共に麻雀部での時間を過ごすようになった。

麻雀においてもその存在感の薄さが発揮され、リーチしても相手の当たり牌を出しても気付かれることがない「ステルスモモ」と呼ばれる状態になることができる。

宮永照

宮永照
出典:『咲-Saki-』1巻

白糸台高校三年生。咲の姉だが、「私に妹はいない」と語る。インターハイ二連覇中の白糸台の絶対エースで、個人戦においても昨年のインターハイと今年の春季大会で優勝しているチャンピオン。

対戦相手全員の能力を見破る照魔鏡のような力を持つ。更に十巡以内での速い和了が非常に多く、連荘時にはその点数がどんどん高まっていく性質を持つ。『阿知賀編』で描かれるインターハイ準決勝先鋒戦においては、その絶対的な力をまざまざと見せつけた。甘いものに目がない。

神代小蒔

神代小蒔
出典:『咲-Saki-』8巻

永水女子高校二年生。前年のインターハイにて大活躍した、宮永照や天江衣と並び称される「牌に愛された子」であり「怪物」。九の神を身に宿しており、眠りにつくことでそれらを自らに憑依させ様々な能力を発揮する。本人は生真面目で抜けたところもある頑張り屋。神代家の分家であるチームメイトたちからは「姫様」と呼ばれる。

余談だが、天江衣の「天」、宮永照の「照」、大星淡の「大」、神代小蒔の「神」を繋げると「天照大神」となり、作中で特に強いキャラクターの象徴ではないかとされる。

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高鴨穏乃

高鴨穏乃
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』6巻

阿知賀女子学院一年生。小学校六年生から中学一年生までの時間を同じ学校で和と過ごしていた少女。豪放磊落で、凄まじい体力と強靭なメンタルの持ち主。その一方で、他者との関係においては繊細で礼節を重んじる部分もある。夏休みにテレビを点けた際にたまたまインターミドルチャンピオンになっていた和の姿を見て、もう一度和と遊ぶためにインターハイでの全国出場を目指す。『阿知賀編』においては清澄高校に先んじて決勝戦へと駒を進めた穏乃たち阿知賀女子学院麻雀部の姿が描かれた。

深山幽谷を駆け巡ってきた穏乃は、牌山を支配し相手の能力を無効化する力を持つ。果たして、穏乃の山支配能力は咲の嶺の上で花を咲かせる能力をも封じることができるのか否かは今後の最大の焦点の一つとなっている。

マンガ『咲-Saki-』の凄まじい特殊能力を紹介!【ネタバレ注意】

著者
小林 立
出版日

キャラクターを紹介したところで、本シリーズに登場する麻雀における凄まじい特殊能力の一部もご紹介しましょう。

強制絶一門

強制絶一門
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』6巻

永水女子の石戸霞の能力の一つ。普段は守備型の彼女にとって苦手分野であるという攻撃型の能力で、他家を強制的に絶一門状態にし、かつ自分はその色の牌だけを集める。これによって、容易に清一色や九蓮宝燈といった強力な役を作れるようになる。ただし副作用として神を降ろして使う能力なので、チームメイトに祓ってもらうまで元の状態には戻れなくなってしまう。

六曜

六曜
出典:『咲-Saki-』10巻

宮守女子の姉帯豊音が使う六種類の能力。「先負」は、追っかけリーチをすることで必ず相手より先にツモ和了できる能力。この能力から、「背向のトヨネ」の異名を持つ。「友引」は、単騎待ちにすると必ず和了できるようになる能力。この能力を使う際の「ぼっちじゃないよ~」などのセリフが身長197cmの大柄ながらかわいい少女そのものである豊音の魅力を引き出している。本編では他の四つの能力は未公開。

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ドラゴンロード

ドラゴンロード
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』1巻

阿知賀女子学院先鋒の松実玄の能力。「すべてのドラが彼女に集まる」という、単純にして強力な能力。自身の火力を大幅に向上させるのは勿論のこと、相手の火力を下げる効果もあるので攻防一体。ただし、一度でもドラを切ってしまうと一定の局数の間、逆に全くドラが来なくなってしまうという制約も。今年のインターハイでは赤牌も採用されていることで手が窮屈になってしまうことから逆境になっている。

リザベーション

リザベーション
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』5巻

新道寺高校の白水哩と鶴田姫子が用いる能力。団体戦で力を発揮する能力で、哩がリザベーションx翻をかけた局でx翻以上の和了に成功すると、姫子が次に行う対局の同じ局でxの二倍の翻数で和了できるというもの。2000点の和了であっても姫子が7700点~12000点を和了できるので極めて強力であり、しかもその能力はプロであっても破るのが難しいと言われるほど強固。作中ではリザベーション7翻に成功し、姫子の役満を確定させたシーンも。

ハーベストタイム

ハーベストタイム
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』4巻

白糸台高校二年生の渋谷尭深の能力。オーラスまでの各局で捨てた第一捨牌が、オーラスに配牌として帰ってくる。これにより、オーラスに役満を和了することも多々。テンパイや親の連荘で局数が増えることによって積み込める牌の数は増え、天和や地和も可能になる。作中では子だったが、オーラスで親の場合は役満を和了し続ける可能性があることもほのめかされている。

絶対安全圏&カン裏モロ乗り

絶対安全圏&カン裏モロ乗り
出典:『咲-Saki- 阿知賀編』6巻

白糸台高校の一年生にして大将を任された大星淡の能力。宮永照の後継者とも囁かれるその能力は強力無比で、まず淡が本気になると対戦相手の配牌は必ず5シャンテン以上となる。そして、一方の淡には必ずダブリー以上の配牌が来る。手役がダブリーのみであっても、山の折り返し部分には必ずカン材が仕込まれており、カンをすることでカン裏ドラがモロ乗りし跳満となる。

「役満くらいくれてやる」と豪語するだけの、圧倒的な支配力と攻撃力を兼ね揃えた能力。『阿知賀編』では穏乃に敗れたものの、実は天江衣の月の満ち欠けと同じように、星が見える日にはその力が最大になると判明し、決勝戦での穏乃との再戦、そして咲やネリー・ヴィルサラーゼとの戦いにおいて一体誰が勝つのかは強く注目されている。

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