『三角的恋愛の饗宴』が面白い!切ない魅力を全巻ネタバレ紹介!

更新:2018.1.20

血のつながらない兄妹のそれぞれに恋心を抱く、姉弟。日高トラ子が複雑な恋愛模様を描いた漫画『三角的恋愛の饗宴』は、読む人の気持ちをざわつかせつつ、先の展開がつい気になってしまう物語です。

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『三角的恋愛の饗宴』の魅力を全巻ネタバレ紹介!壊れていく関係が切ない

学年一の美少女である響に想いを寄せている昌平。しかし彼女は、義理の兄である亮のことが好きでした。ただ亮は、昌平の姉であるかや乃と付き合っています。

血のつながらない兄妹に恋心を抱く姉弟。三角関係が重なり合った複雑な恋愛模様を描いた作品です。

あの人よりも自分を見てほしい、自分のものにしたい……人間のエゴともいえる強い想いがひしひしと伝わり、切なくなってしまうでしょう。

そして彼らの関係は、響と昌平が付き合いはじめたことをきっかけに、予想外の方向へ進んでいくのです。

この記事では、そんな本作の魅力を2巻分のエピソードとあわせてご紹介します。ネタバレを含むので、未読の方はご注意ください。

三角的恋愛の饗宴 (1)

2017年07月25日
日高 トラ子
ディー・エヌ・エー

『三角的恋愛の饗宴』に見る思春期の恋愛が痛い【あらすじ】

『三角的恋愛の饗宴』に見る思春期の恋愛が痛い【あらすじ】
出典:『三角的恋愛の饗宴』1巻

 

学年一の美少女である響のことを密かに想っている昌平。ある日、響が「兄の亮とキスしたことがある」と打ち明けたことをきっかけに、彼女が義理の兄に強い執着心ともいえる恋心を抱いていることを知ります。

しかしそんな彼女の兄は、昌平の姉であるかや乃と付き合っていました。

複雑な関係でしたが、自分が響と付き合えばすべて解決するのではと考えた昌平は、思い切って彼女に告白します。すると、すんなりOK。ただ響は、「亮君に悔しがってもらいたいから」という理由で昌平と付き合うことにしたのでした。

そうして彼は、亮とかや乃をなんとか別れさせたい響に協力することになるのです。大好きな彼女と付き合うことができたのに、人を好きになるのは辛いことなのだと傷つきます。

一方のかや乃も、亮が響を溺愛していることを好ましく思っていません。彼の気持ちが自分から離れていくことを恐れるのです。

 

『三角的恋愛の饗宴』の魅力1:ワガママで嫌らしい。でも嫌いになれない人間らしさを描く

『三角的恋愛の饗宴』の魅力1:ワガママで嫌らしい。でも嫌いになれない人間らしさを描く
出典:『三角的恋愛の饗宴』1巻

 

校内の男子から注目を集めるほどの美少女である響。自由奔放な性格をしていて、作中でも1番のわがままとして描かれています。義理の兄である亮を自分のものにしたくて、昌平の気持ちを知りながら利用します。

「クソ野郎は私から亮君を盗ったあんたの姉(かや乃)の方だから」(「三角的恋愛の饗宴1巻より引用)

大好きなおもちゃを取られた子どものような理論を展開するわがままっぷり。自分モノだと思っていたのに他の女のモノだった、その嫉妬が自分を女にいたと響は語ります。

そして彼女の義兄である亮も、昌平と付き合いはじめた響を見て嫉妬し、怒るのです。かや乃という彼女に甘えつつも響にも惹かれ、「兄」という立場を利用して響を独占しようとします。

自分の恋愛感情を認めず、響にもかや乃にも手を置いておこうとする亮は、もしかしたら響よりも傲慢かもしれません。

 

『三角的恋愛の饗宴』の魅力2:変化する関係性に展開が待ちきれない!

『三角的恋愛の饗宴』の魅力2:変化する関係性に展開が待ちきれない!
出典:『三角的恋愛の饗宴』1巻

 

物語は、響と昌平が付き合いはじめたことをきっかけに動き出します。それまでは可愛い義理の妹として響を見ていた亮ですが、昌平とイチャつく姿を見せつけられて、強い嫉妬を露にするのです。

一方、当て馬として響と付き合うことになった昌平。亮に見せつけるために自分と恋人になった響を前に、「恋はつらいものだ」と悲しくなります。

しかし一緒にいる時間が増えるにつれて、しだいに響は昌平に心を許していくのです。

亮の彼女であるかや乃は、以前より響のことをよく思っていませんでした。自分の弟と彼女が付き合いはじめたことで様子が変わっていく亮を見て、危機感を覚え、ある行動をとるのです。

 

亮をめぐる女の戦い【1巻ネタバレ注意】

三角的恋愛の饗宴 (1)

2017年07月25日
日高 トラ子
ディー・エヌ・エー

 

響は地元でも評判の美少女で、義兄の亮と一緒にいると彼女かと間違われるほど仲が良く、かや乃はそんな2人が一つ屋根の下に住んでいることに不安を募らせます。

自分じゃなくて響を選んでしまうのではないか、と思ったかや乃は、ある作戦に出るのです。それは、亮と体の関係になり、つなぎとめておくこと。

亮とかや乃は付き合って5年経ちますが、これまで肉体関係をもったことがありませんでした。数年前に1度、かや乃が拒否した過去があったのです。

ある日学生たちが秘密でホテル代わりにしている区民館に忍び込んだ2人。かや乃は亮を誘います。

「私はこの人を 誰にも渡さない」(『三角的恋愛の饗宴』1巻より引用)

事が終わって亮を胸に抱いたままこう決意する彼女の顔は、とても高校生とは思えない女の顔をしていました。

この日以降、2人は夜中に頻繁に家を抜け出して会うようになります。

これに気づいた響は、亮の気持ちを自分に向けようとさらに必死になるのです。

 

亮の嫉妬【2巻ネタバレ注意】

三角的恋愛の饗宴 (2)

2017年11月24日
日高 トラ子
ディー・エヌ・エー

 

亮とかや乃は高校3年生。来年には大学受験を控えています。亮の父親は大手企業のエリートで、息子には有名な六大学に進学して自分と同じ会社に入ってほしいと伝えていました。

親の期待を受ける亮ですが、成績が下がり、合格判定が最低ランクになってしまうのです。かや乃とのデートの時間を削り、一心不乱に勉強に打ちこみます。

そんなある日、リビングで無防備に寝ている妹を見つけました。携帯を盗み見ると、昌平との楽しそうなやり取りが。そのなかで響は、昌平を飼っている金魚の世話係に任命していました。

金魚がいなければ、響が昌平を家につれてくることもなくなると考えた亮は、ある大胆な行動に出るのです……。

 

『三角的恋愛の饗宴』を読んでみよう!

三角的恋愛の饗宴 (1)

2017年07月25日
日高 トラ子
ディー・エヌ・エー

 

義理の妹の響と、彼女であるかや乃の間で、亮の気持ちはグラグラと揺れます。2つのカップルの行方はどうなるのでしょうか。

登場人物たちが抱える複雑な心情に胸が痛くなり、先の読めない大胆な展開にドキドキしてしまう作品です。

 

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