どうも、わちゅ〜さんです。 皆さん、ディズニーランドはお好きですか? 私は大好きでございます。 なんだかんだ年に一度は訪れている気がします。 不思議と行きたくなっちゃうんですよね。ディズニーランド。 大人になった今でもすっごく楽しめちゃうんだから素敵。まさに夢の国でございます。 ディズニーランドといえば、その徹底された夢の国っぷりが有名ですね。 たとえば、パーク内に入るとディズニーランド以外の建物は一切見えません。 景観を崩さないよう配慮されているんです。 その他、キャストの方々の対応をはじめ、パーク内の構造や名称など、至るところに"現実"を感じさせないための工夫が施されています。 さらには、随所に散りばめられた仕掛けや隠れミッキーなど遊び心も満載。 こりゃもう最っ高のエンターテインメントじゃありませんかっ! ……と、そんな私が出会ってしまった作品がコチラ。
- 著者
- 松岡 圭祐
- 出版日
- 2008-08-28
まずタイトルからして目を引く今作。
『ミッキーマウスの憂鬱』ですって。なんだか対照的な言葉が二つ並んでおりますね。
本屋でたまたま発見した私は、「憂鬱にならないでミッキー!」なーんて心の中で叫びながら迷わず購入。
すると読んでビックリ! ディズニーランドの裏側がこれでもかってほどに書いてあるではありませんか……!
「え? え? いいの? こんなことまで書いちゃって大丈夫なの……!?」と不安になるぐらい事細かに描写されています。うひょー!
ディズニーランドといえば、舞台裏が謎に包まれていることでも有名。 バックステージがどうなっているのか、アトラクションはどのような構造をしているのかなど、一般には公表されていない事実が数多く存在します。
ネットで調べてみても、正式な情報はなかなか得られません。
あれだけ多くのキャストさんがいながら情報が洩れていないということは、よほど教育がしっかりしているということなのでしょう。脱帽です。
…なのに。それなのに!!
本書には、そういった情報がバッチリ書かれているんです!
バックステージの様子や、謎に包まれた“クラブ33”の存在、キャラクターたちの着%★#(※自主規制)の秘密などなど、これ以上は恐くて書けないぐらいの内容がバンバン出てきます。
……いや、書かれてはいますが、果たしてこれが事実なのか定かではありません。
もしかしたら創作されている場合だってありますし……。
うーむ、著者・松岡圭祐さんはキャスト経験があるのかしら。気になります。むむむ。
物語の概要としましては、ディズニーランドで働くことになった21歳の青年・後藤が主人公となり、数々の困難を乗り越えていくというもの。
社会経験の少ない若者が、キャストとして働くことによって多くのことを学び、たくましく成長していく過程が描かれています。
ディズニーランドの裏情報に加え、面白いストーリーも相まって読みごたえのある一冊に! 一読の価値はありますぞ!
……あ、最後に一言だけ付け加えておきますと、夢を壊したくない人は読まない方が賢明です。とっても現実的です。ふふふ。
- 著者
- 香取 貴信
- 出版日
- 2002-05-10
- 著者
- 大住 力
- 出版日
- 2013-12-24
本と音楽
バンドマンやソロ・アーティスト、民族楽器奏者や音楽雑誌編集者など音楽に関連するひとびとが、本好きのコンシェルジュとして、おすすめの本を紹介します。小説に漫画、写真集にビジネス書、自然科学書やスピリチュアル本も。幅広い本と出会えます。インタビューも。